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【映画試写会】

© 2010 Pierre Grise Productions

東京新聞特別映画試写会

『汽車はふたたび故郷へ』2月18日(土)より、岩波ホールほか全国順次ロードショー!

(配給:ビターズ・エンド)

80組160名様ご招待


[日時]2月8日(水) 18時40分開映(18時00分開場)

[場所]シネマート六本木(東京都港区六本木3丁目8番15号)


<イントロダクション>

『ここに幸あり』『月曜日に乾杯!』の名匠オタール・イオセリアーニが贈る、詩情ゆたかな珠玉の人間讃歌

■旧ソ連体制下のグルジア。思いのままに映画作りが出来ない現実に耐えかねて
映画監督のニコは自由を求めてフランス・パリへ――。

かつてソ連の一共和国だった頃のグルジア。牧歌的な少年時代を経て映画監督になった主人公ニコは、検閲や思想統制によって思うように映画作りが出来ないことに耐えかねて、自由を求めてフランスへと向かう。ところがフランスでも、映画に商業性を求めるプロデューサーとの闘いがあったりと、映画作りは困難の連続……。はたしてニコは自分自身が本当に望んでいるものを作ることが出来るのか? 『ここに幸あり』『月曜日に乾杯!』で日本にも熱狂的ファンを多く抱える世界的名匠オタール・イオセリアーニ最新作となる本作は、監督の故郷グルジアを舞台に、アイデンティティーを確立し"自分自身でいること"の困難と大切さが詩情豊かに描かれます。

■故郷グルジアでの少年時代、検閲、そして亡命――。
"人生の達人"イオセリアーニが、初めてその実人生をノンシャランと描いた人間讃歌

デビュー作の『四月』(62)、ワイン工場を舞台にした『落葉』(66)など手がけた映画はいずれも当局で上映禁止の処分を受けたイオセリアーニ。本作は、79年以降活動の拠点をフランスに移した彼が、自身の半生を主人公に投影させつつ、ヴィクトル・ユゴー、ルネ・クレール、アンドレイ・タルコフスキーら、故郷を離れざるをえなかった数多くのアーティスト達にオマージュを捧げた、イオセリアーニの集大成。"どんなに厳しくつらい現実も、ほほえみをもって語る"ノンシャランとした作風で現代人を魅了する「人生の達人」イオセリアーニが、初めてその実人生を重ねて描いた人間讃歌の傑作が誕生しました。

応募要項

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