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【映画試写会】

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東京シネマプレビュー

『海洋天堂』 夏、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー

(配給:クレストインターナショナル)

☆150組300名様ご招待


[日時]6月24日(金) 19時05分開映(18時30分開場)

[場所]ニッショーホール(東京都港区虎ノ門2丁目9番16号)


平凡にして偉大なるすべての父と母へ―。

すこしでも君が幸せに暮らせるように―。
自閉症のひとり息子と 共に歩むいとおしき日々。
限られた時間の中で 父が最後に遺した、約束の楽園。

主演:ジェット・リー  音楽:久石譲  撮影:クリストファー・ドイル  製作:ビル・コン
監督:シュエ・シャオルー(「北京ヴァイオリン」脚本)

<ストーリー>

水族館で働くシンチョンは、泳ぐことがなによりも好きな自閉症の息子ターフーを男手ひとつで育ててきた。ある日、シンチョンは自分が癌に冒され余命わずかだと知らされる。残された時間で、自分亡き後も息子が普通に暮らしていける術を見つけなくてはならない。ようやく世話をしてくれる施設は確保した。そして父は息子に最後の贈り物を用意していた。

そのままでいい。あの子のままで生きていって欲しい。
『北京ヴァイオリン』の脚本家が、父と子の絆をテーマに描く感動作。

自閉症の息子を持つ父親は、自分が余命わずかだと知らされたとき、何を考え、何を残していけるのか―? 『海洋天堂』は、なによりも子供の幸せを願う親の深い愛情を描いた感動作。
父ひとり子ひとりで慎ましく生きてきたふたりが、突然直面する厳しい現実。父は自分をうまく表現することができない息子の将来を案じ、ひとりで生きていく術を息子に教えこんでいきます。卵のゆでかた、買い物の仕方、バスの乗り降り、一歩一歩できることから…。そのやりとりはどこかユーモラスであり、慈しみに満ちているからでしょう。本作は優しいぬくもりに溢れています。
また、ふたりと彼らをとり巻く隣人や恩人の存在は、不安を共有し支えあって生きていくという人間生来のやさしさと強さを私たちの中に甦らせてくれるのです。
父子が共に過ごす限りある穏やかな時間は、ふたりの絆を永遠のものにしていきます。そして最後に、父が息子に残していくものとは? それこそが海洋天堂というある愛の形なのです。爽やかな感動を呼ぶラストの余韻は、いつまでもあなたを包み込んでくれるでしょう。

ノーヒーロー・ノーアクション・ノーギャラでの出演を熱望。
ジェット・リーが挑む新境地。

監督は、日本でも大ヒットした『北京ヴァイオリン』(02)の脚本家シュエ・シャオルー。自身の14年間にわたる自閉症施設でのボランティア活動から脚本を執筆。その脚本を読んで大泣きするほど感動したという国際的アクションスターのジェット・リーが、自身初となるアクションなし、しかもノーギャラでの出演を決意。息子を想う父親役を切々と演じ、演技派としての新境地を切り開きました。
そのジェット・リーの熱い気持ちに続いて、撮影にクリストファー・ドイル、音楽に久石譲など一流のスタッフが集結。また人気アーティスト、ジェイ・チョウがエンディング曲を提供するなど、美しい映像と音楽が映画をいっそう盛り上げます。

応募要項

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