なでしこリーグ　レッズレディース　白星発進２６００人歓喜

　女子サッカー「なでしこリーグ」が二十三日に開幕し、浦和レッズレディースは、さいたま市の浦和駒場スタジアムで、スペランツァＦＣ大阪高槻に３−０で快勝した。地元での白星発進に、詰め掛けた約二千六百人の観客が喜び合った。

　昨年はリーグ四位だったレッズだが、今年は元日本代表選手で、昨年開催されたＵ−２０女子ワールドカップの日本代表（ヤングなでしこ）のコーチを務めた手塚貴子監督が指揮を執り、四年ぶりの優勝を狙う。

　スタンドはレッズファンで埋め尽くされ、好プレーのたびに雄たけびが上がった。さいたま市緑区の木村日香（にちか）さん（１０）は父克彦さん（４５）と応援に駆けつけ、「チームみんなのファン。すごく強かった」と目を輝かせた。

　長年のレッズファンという川口市の会社員長山和範さん（４６）は「いいスタートを切ったと思う。この勢いでどんどん成長していってほしい」と語った。（増田紗苗）