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【茨城】

開花早まり前倒し 「水戸の桜まつり」きょうから

ほぼ満開になった樹齢190年のシダレザクラ=水戸市六反田の六地蔵寺で

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 桜の開花が平年より約二週間早まり、関連行事は日程を早めざるを得なくなっている。「水戸の桜まつり」は二十九回目で初めて前倒し、二十三日〜四月七日に水戸市の千波公園や偕楽園など五会場で開催する。本来は四月一〜十五日を予定していた。今年で最後となる県三の丸庁舎の「第十五回お堀の桜のライトアップ」(お堀の桜を愛する会主催)は三月二十九日から花が散るまで。演奏会などの関連イベントは二十九〜三十一日と一週間早めて開かれる。

 水戸の桜まつりで、同市見川の桜山、市内を流れる桜川のぼんぼりの点灯は三月二十七日から。千波湖畔の夜桜のライトアップは二十九日から。

 主催する水戸観光協会の白石嘉亮(よしあき)事務局長は「開花が早すぎてライトアップの準備が追いつかない。偕楽園では梅と桜を同時に楽しめるのでは」と作業に追われた。

 同市六反田の六地蔵寺では、住職によると、樹齢百九十年のシダレザクラがほぼ満開で、四、五日中に散り始めるという。境内に約三十本ある他のシダレザクラも三月中が見ごろとみられる。

 水戸地方気象台によると、観測史上二番目に早い二十一日に開花した桜は、一週間ほどで満開を迎える。(柴田久美子)

 

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