東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

「ジョンの死 心に穴」 オノ・ヨーコさんも規制支持 

射殺されたジョン・レノン氏の血染めの眼鏡=オノ・ヨーコさんのツイッターから

写真

 【ニューヨーク=長田弘己】一九八〇年にニューヨークの自宅アパート前で射殺されたビートルズのジョン・レノン氏の妻、オノ・ヨーコさん(80)が、事件当時にレノン氏がかけていた血染めの眼鏡の写真と、「一緒に平和なアメリカを取り戻そう」と銃規制を訴えたメッセージを短文投稿サイト「ツイッター」上に掲載した。

 オノさんは「愛する人の死は、心にぽっかりと穴が開くような経験。私も、息子のショーンも、彼の不在が今でもさびしい」とつぶやいた。血に染まった眼鏡の写真には「一九八〇年十二月八日にジョン・レノンが射殺されてから、米国で百五万七千人が銃で殺された」との説明文が添えられている。

 ニューヨーク・タイムズ紙の取材に、射殺されたレノン氏の事件を振り返って「精神的にぼろぼろだった。でも(銃規制について)発言すべきだった」と後悔の念を告白。一方、銃規制を訴えれば自分や家族に危険が及ぶと周囲から忠告されたことも明かした。

 

この記事を印刷する

PR情報





おすすめサイト

ads by adingo