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【茨城】

風疹流行 患者、昨年同期の12倍

 県は二十一日、関東地方を中心に流行中の風疹が県内でも広がっていると発表した。今年の患者数は十九日現在で三十六人。昨年同時期の十二倍に上っており、県は「感染を防ぐために予防接種を受けてほしい」と呼び掛けている。

 県保健予防課によると、今年の患者の約半数は三十〜四十歳代の男性。患者の九割以上は予防接種歴が「ない」、または「不明」だった。

 風疹は、せき・くしゃみで感染するウイルス性疾患で、妊娠初期の女性がかかると、胎児が難聴や心疾患など「先天性風疹症候群」になる可能性がある。妊婦はワクチンを接種できないため、家族など周囲の人が予防接種を受けることが重要だという。(成田陽子)

 

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