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【千葉】

「矢切の渡し」「野菊の墓」だけじゃない 松戸市内の見どころ紹介

「野菊の蔵」(後方)のオープンを祝っておはやしも披露された=松戸市で

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 松戸市下矢切と東京都葛飾区柴又を結ぶ江戸川の渡し舟「矢切の渡し」の船着き場近くに23日、市内の観光案内などをする矢切インフォメーションセンター「野菊の蔵」がオープンした。NPO法人「やきり倶楽部」(深山茂理事長)が設置し運営する。開店は土曜と休日の午前10時〜午後4時。

 施設は木造平屋約20平方メートル。矢切地区をはじめとした観光スポットを紹介したり、市観光協会推奨品や農産物など特産品を販売したりする。地区活性化のための催しも開きたいとしている。

 同地区は歌謡曲「矢切の渡し」や小説「野菊の墓」で知名度は高い。だが、映画「男はつらいよ」の舞台となった対岸の柴又を訪れる観光客が、渡し舟でやってきても松戸側に観光施設などはなく、すぐに引き返しているのが現状。このため、こうした施設の設置を求める声があった。

 この日の式典で、深山理事長は「野菊の蔵を(観光客だけではなく)地域の人たちが気軽に立ち寄れるコミュニティーの場にもしたい」と語った。(川田栄)

 

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