【群馬】みなかみ上空 説明なし オスプレイ訓練、県に通知米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されている新型輸送機MV22オスプレイが本土で予定している低空飛行訓練について、県には先月二十八日と今月四日に北関東防衛局から通知があったことが分かった。みなかみ町上空を通過する「ブルールート」での実施時期や方法についての説明はなく、県地域政策課は「県民に不安を与えないよう、十分な安全性確保が必要」と情報公開を求める考えを強調している。 県によると、米軍が六〜八日に予定する低空飛行訓練について、北関東防衛局から、岩国基地(山口県)を拠点に九州上空の「イエロールート」で実施するとの連絡がメールと電話で二回にわたり入ったという。 訓練ルートは五日、四国と紀伊半島を通る「オレンジルート」に変更となった。 オスプレイをめぐっては昨年七月、全国知事会が国内での低空飛行訓練などに反対する緊急決議を採択。また、九月県議会の一般質問でも国内配備について、大沢正明知事が国に説明責任を求めていく考えを示していた。(池田一成) PR情報
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