子どもとの関わり方や子育ての心構えなどを考える第３０回「くまもと子育てトーク」が１０日、「学んで語ろう！」をメーンテーマに、荒尾市の荒尾総合文化センターであり、育児中の父親や母親ら約１８０人が参加した。県、熊日、熊本放送でつくる実行委員会主催。

　「脳トレ」で知られる脳科学者で東北大加齢医学研究所教授の川島隆太さん（５３）が「子どもの脳を健全に発達させる親子の触れ合い方」と題して基調講演。親子が目と目を合わせて一緒に過ごすことの大切さを説いた。

　分科会「本音でしゃべろう」では、子育てネット・ＮＰありあけ代表の吉田千晴さん（４０）＝荒尾市、助産師の島津恵子さん（５７）＝長洲町、ＮＰＯ法人こそだてサポーターあぽり理事長の堀泉さん（５１）＝大津町＝をアドバイザーに、３会場で子育ての悩みなどを話し合った。荒尾市の「荒尾太鼓」演奏もあり、会場を盛り上げた。県のＰＲキャラクター「くまモン」と熊日の「ぷれすけ」、荒尾市の「マジャッキー」も登場し、参加者と交流した。