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【第94回全国高校野球選手権大会・群馬】

高崎商22年ぶりV

優勝を決め、マウンド付近に集まって喜びを爆発させる高崎商ナイン=上毛新聞敷島球場で

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 第94回全国高校野球選手権群馬大会は二十七日、前橋市の上毛新聞敷島球場で決勝戦が行われた。高崎商が桐生市商を2−0で下し、22年ぶり11度目となる夏の甲子園出場を決めた。全国大会は八月五日に組み合わせ抽選会、同八日に開幕する。 (川口晋介、伊藤弘喜)

 決勝まで共に自責点1の高崎商左腕、関純投手と桐生市商右腕、柿田兼章投手の大会屈指の両主戦の投げ合いに注目が集まった決勝戦。初回の攻防が両校の明暗を分けた。

 高崎商は一回裏、先頭の内田勝也選手がいきなり中越え三塁打を放つと、2番・富沢好平選手も中前適時打で続き、1点を先制。4番・両角拓哉選手が右前打でつないで迎えた2死一、三塁で中島脩喬(ひさのぶ)選手が中前適時打を放ち、2点目を加えた。

 中盤以降も好機をつくり計7安打を放ったが、得点は一回の2点止まり。関投手は味方の好守にも助けられ、相手打線を3安打無失点に封じた。

 桐生市商は、一回表2死一、三塁の先制機をつくるも後続が三振に倒れた。柿田投手は連続無失点イニングの個人記録を36イニングに更新して臨んだ決勝だったが、立ち上がりに捕まった。その後は立ち直り140キロ台の速球を連発。9三振を奪うなど意地を見せた。

 打撃陣は二回以降、関投手の前に三塁さえ踏めず、10年ぶり2度目の優勝を逃した。

 

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