【チェリャビンスク共同】ロシア南部チェリャビンスク州に落下した隕石について、米航空宇宙局(NASA)は15日、大気圏突入前の重さは約7千トン、直径は約15メートルとの推計を発表した。1908年にシベリアに落下して森林をなぎ倒した隕石か彗星とみられる落下物以来の大きさで、直径は地球近くを日本時間16日未明に通過した小惑星「2012DA14」の3分の1だった。
チェリャビンスク州のまとめによると、割れた窓ガラスの破片などによる負傷者は16日までに約1200人となった。
小惑星の地球最接近と重なったこともあり、被災地などでは新たな隕石落下への不安の声も出ている。(共同)
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