「(台湾での)予選を勝ち抜き、東京ドームで日本と戦いたい」。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の台湾代表に名を連ねる陽は、こう力を込めた。13日から台湾で始まる合宿に参加するため、この日の練習試合後にチームをいったん離れた。
練習試合は空振り三振と三ゴロに終わり、「打撃をキャンプのテーマにしていたが、結果を出せずに物足りなさがある」と無念そう。それでも調整を早めた手応えは感じており、「去年と比べて全然違う」。
左かかとに自打球を当てる場面があったが、「代表チームが使うスパイクを想定し、いつもと違う硬めのスパイクを履いた」ことで難を逃れた。ツキに恵まれ、「ある意味、ラッキー」と...
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