2011年04月01日
elegance
エリザベス女王
妹のマーガレット王女とおそろいのドレス...なのですが、よく見るとネックラインに少し違いがあるようです。後の女王陛下が着ているのは襟あきがやや広く、王女の方はそれに比べ若干狭くなっています。ネックレスにも、姉は3連、妹は2連の差がついています。
写真はモノクロですが、ドレスの色は分かっています。ピンクのシルク地で、飾りの部分は青だったということです。品のよいルックが若い姉妹(16歳と12歳!)を実際の年より大人びて見せています。撮影はセシル・ビートン。エレガンスの何たるかを知り抜いた写真家ならではの、気品に満ちたポートレートです。(松本泰樹)
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バッキンガム宮殿でおそろいのシルクドレスをまとってポーズをとる英国のエリザベス王女(当時)と妹のマーガレット王女(左)=1943年2月(AP=共同)
共同通信社は、世界のトップレディー、ファーストレディーたちの美貌、笑顔の写真をパネル展示する「エレガンス 世界を魅了した女性たち」写真展を2010年12月2日(木)から2011年4月12日(火)まで
開催、好評を博しました。