さて、先日来申し上げておりますが、あまたの合コンを経験してきた私です。幹事をする機会も多いのですが、そんな私が心がけていることを、是非つぶやかせてください。
先日、「幹事MAXの法則」(幹事が、合コン内で一番モテようとして、同姓メンバーに、自分を引き立ててくれるような人選を意図的に行うこと)には反対である旨、お話しましたね。なぜなら、そんなことをして、たまたまその合コン内でのみ独り勝ちをしたところで、あまり意味がないからです。お相手の方々には、その合コンだけではなく、他にもたくさんの出会いの機会があります。ですから、合コンは、出会いのきっかけにはなるとは思いますが、もし、後々真剣な交際に発展するようなお相手を見つけたいのであれば、私は、「相対的にモテる自分」より、「絶対的にモテる自分」を目指すことが大切だと思うんです。
次に、前情報は正確に伝えるべきである、ということです。男性の言うところの「いいやつ」と、女性の言うところの「いいコかわいいコ」はあまりあてにならない、とよく言いますね。たしかに、幹事の主観や、その人との人間関係が影響しており、「うん、いいやつだよ」とか「そうね、かわいくっていいコよ」などのざっくりした言い方は、客観的な目線でみられていないケースも多く、あまりあてにならないような気がします。
本当におススメのお仲間であれば、ちゃんと客観的に正確に、おススメ情報を伝えることができるはずです。
たとえば、私の友人で、合コンの前情報を、かなり「盛る」コがいました。
同席する女子友達のことを、必ずアイドルや美人女優の〇〇に似ている、と例えて、男性側に伝えるのです。
男性たちの期待値は、否が応でもグーンと跳ね上がりますよね。私からすると、その前情報は、はたしてその女子友達のためになっているのかしらって、はなはだ疑問なのですが…。相手に対してハードルを上げ過ぎることは、その対象者を褒めているようでいて、逆に足を引っ張ることになりかねないからです。合コンの最中だって、同じようなことが言えます。女性同士、褒めちぎりあっているの、見たことありませんか?
お互い褒めあうのは、度を超すとかえっていわゆる「褒め殺し」になりかねません。また、「同姓をちゃんと褒めることのできる私って、本当にかわいくっていいコでしょ!」のアピールが、裏に潜んでいるかもしれませんよ!?なーんて(笑)
「絶対的に」いい人かいいコかなんて、スグに見抜かれるはずですし、あとは好みかどうかの問題であると思うんです。いい人・いいコより、意地悪な人・小悪魔なコを好む人もたくさんいますから、ね!
合コンって、本当にお勉強になりますね!?(笑)皆さまに、いろいろないい出会いがありますように…ひきつづきAttention please♪♪♪
■松下貴子(まつした・たかこ) 現役国際線CA。11月25日生まれ。静岡県出身。A型。趣味は水泳・ワイン・読書・旅行。日本テレビ系「恋のから騒ぎ」9期生として活躍後、テレビや雑誌など出演掲載多数。バブル時代から数えておよそ1000回に及ぶ合コンやソムリエの資格を生かし草食系と言われる元気のない日本男性に幸せと喝。公式ブログ http://ameblo.jp/takako-s-cinnamon/