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【社会】

センター試験始まる

 大学入試センター試験が十九日、二日間の日程で始まった。志願者数は昨年より約一万八千人多い五十七万三千三百四十四人。センター試験を利用する大学・短大は過去最多の八百四十校。北海道、東北地方では雪の影響で交通機関に乱れが出ており、秋田県内の二カ所の会場が開始を一時間繰り下げた。 

 初日は、地理歴史・公民、国語、外国語の試験があり、例年通りICプレーヤーを使った英語のリスニング試験も行われる。二十日は理科、数学。

 昨年の試験では、地理歴史・公民の試験方式の変更に伴う問題冊子の配布漏れが相次ぎ、三千四百人余の受験生に影響した。独立行政法人・大学入試センター(東京都目黒区)は、問題冊子を袋詰めにして一括配布する改善策を取った。

 東日本大震災の被災地では、交通機関が復旧していない地域の受験生向けに、岩手・宮城両県の三カ所に臨時会場が設置された。

 試験後の予定は、平均点の中間発表が二十三日、得点調整の有無が二十五日、平均点の最終発表が二月七日。追試験は一月二十六、二十七日にある。

 

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