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【サッカー】

京都橘には恵みの雪

2013年1月15日 紙面から

 2トップがけがを抱える京都橘にとっては恵みの雪となった。得点王争いトップの5得点を挙げているFW小屋松知哉(2年)は「(負傷した)左足の状態は70%くらい。けがのことを含めてプラスにもっていきたい」と語った。一方で、「雪が降るとは聞いていたけど、まさかここまでとは…」と苦笑いした。

 午前10時半分に試合会場に到着し、ロッカールームで約3時間、試合続行、両校優勝、延期かの知らせを待った。「緊張してすごく長く感じた。ピッチを見て正直厳しいと思った。蹴るサッカーには不安があったので…」と話し、「でも、勝負をして決着をつけたかったので、両校優勝ではなくてホンマによかった」とホッとした表情を見せた。

 また、4得点を決めているFW仙頭啓矢(3年)も延期を歓迎した。自らも左膝裏を負傷しており、「けがをもっているヤツも多い。雪のピッチではボールも動かなくなるだけ。決勝で自分たちの力を発揮できないと思った」と語った。

 京都橘は地元に戻らず、関東で調整する予定。仙頭は「決勝の舞台は用意された。これで逆に注目される部分もある」と語り、前代未聞のアクシデントも得意のプラス思考で“おいしい”心理状態に変換していた。 (占部哲也)

 

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