KCP

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KCP(ケイ・シー・ピー)とはKDDI Common Platform(ケイディディアイ・コモン・プラットフォーム)の略で、KDDI米国クアルコムにより共同開発された携帯電話専用の共通プラットフォーム(基本プラットフォーム)である。正式名称はKCP1.x(ケイ・シー・ピー いちてんエックス)。KDDIおよび沖縄セルラー電話の各au携帯電話で利用されている。

目次

[編集] 概要

従来は各社が独自に開発していた部分を共通化して、ソフトウェアの開発にかかる莫大な費用と時間を減らし、操作感などの統一を図る目的で開発された。 アプリケーション間の連携を良くしているのも特徴である。アプリケーションプラットフォームにはBREWREX OSを採用している[1]。最初の搭載機種は2005年6月30日発売のW31Tだった。

2012年5月現在の時点では更に共通化を進めた「KCP+」(別名「KCP2.x」。そのKCP+から発展した「KCP3.x」を含む)がSANYOブランドおよびK007K009K011を除く京セラ(KYOCERAブランド)の機種、韓・パンテック&キュリテル(以下韓パンテック)の機種を除き搭載されている。このため、2010年度以降に新規開発された従来のKCPに対応した機種は前述の通り、SANYOブランドおよびKCP+/KCP3.x対応機種[2]を除く京セラ全機種、および簡単ケータイS PT001[3]を除く韓パンテック全機種に見られるのみとなり、事実上、KCP対応機種は高齢者向けおよび児童向け、法人向け、通話とメールだけを必要とする初心者・ライトユーザー向けにそれぞれ整理されつつある。

[編集] 採用端末

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2012年5月現在。

[編集] 2005年モデル

夏モデル
  • W31T
  • W32SA
冬モデル

[編集] 2006年モデル

春モデル
夏モデル
秋冬モデル
au design project
法人向けモデル

[編集] 2007年モデル

春モデル
夏モデル
秋冬モデル
au design project
法人向けモデル

[編集] 2008年モデル

春モデル
夏モデル
秋冬モデル
法人向けモデル

[編集] 2009年モデル

春モデル
夏秋モデル
冬モデル
NEW STANDARD
iida
法人向けモデル

[編集] 2010年モデル

春モデル
夏秋モデル
iida
法人向けモデル

[編集] 2011年モデル

春モデル
夏モデル
法人向けモデル

[編集] 2012年モデル

夏秋モデル

[編集] 関連項目

[編集] 注・出典

  1. ^ BREW最新事情:BREWを使ったプラットフォーム「KCP」とは何か - ITmedia2010年1月7日閲覧)
  2. ^ 2012年5月現在、K007(KY007)とK009(KY009)、K011(KY011)がこれに該当する。
  3. ^ PT001はディスプレイレス・ユーザーインターフェイスレスの通話専用機のため、当然であるが基本プラットフォームは搭載されていない。

[編集] 外部リンク

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