中興通訊
中興通訊 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 中興通訊 |
簡体字: | 中兴通讯 |
拼音: | Zhōngxìng tōngxùn |
発音: | ゾンシントンシン |
英文: | ZTE Corporation |
種類 | 公開会社 | ||||
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市場情報 |
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略称 | ZTE | ||||
本社所在地 | 中華人民共和国深圳 |
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設立 | 1985年 | ||||
業種 | 電気機器 | ||||
事業内容 | 移動体通信機器 | ||||
代表者 | 董事長 侯為貴 總裁 史立栄 |
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売上高 | 約443億元(2008年) | ||||
従業員数 | 30,000名(2006年現在) | ||||
外部リンク | 公式サイト中国語 公式サイト英語 公式サイト日本語 |
中興通訊(ゾンシントンシン:日本語読み:ちゅうこうつうしん、/ 英文社名 : ZTE Corporation(旧社名:Zhong Xing Telecommunication Equipment Company Limited))は、中華人民共和国・深圳に本社を置く、通信設備および通信端末の開発および生産を事業とする会社である。
目次 |
[編集] 概要
携帯電話網設備(基地局等)、携帯電話端末、無線製品、ネットワークプロダクト(GSM、PHS、3G、W-CDMA、CDMA2000、ADSL)などの開発および生産を主に手がける。1985年に設立され、深圳証券取引所および香港証券取引所に上場している。中国ではファーウエイと並ぶ通信機器大手である。
深圳、広東省、上海 (GSM)、南京、江蘇および北京など、世界合計14ヶ所のR&Dの設備がある。
2008年には売上が約443億元(約65億ドル)、利益が約16億6000万元(約2億4300万ドル)に達している[1]。
日本においては2005年に日本事務所を開設し、2008年4月に正式に日本法人・ZTEジャパン株式会社(ゼット・ティー・イー ジャパン)を設立した。その後日本通信のbモバイル(bモバイル3G・bモバイルDoccica)向けを皮切りに、ウィルコムの「WILLCOM CORE 3G」など主に仮想移動体通信事業者(MVNO)向けに端末を供給。2010年夏モデルからは、同社の日本における初の音声端末となるSoftBank 840Z[2]を皮切りにソフトバンクモバイルにも端末供給を開始するなど、日本でのビジネスを拡大している。また2009年2月にはウィルコムとの間でXGP技術に関する共同開発の覚書を交わしている[3]。
[編集] 沿革
- 1985年 : 設立。
- 1997年 : 深圳証券取引所への上場。
- 1998年 : テキサス州・ダラスに米国法人を設立。
- 2004年 : アテネオリンピックのプレス・センターおよび16の開催地でADSLの広帯域アクセスのプロジェクトを引き受けた。
- 2005年2月24日 : チャイナ・ユニコム(中国聯通)の低価格CDMA携帯電話端末を受注。
- 2007年6月18日 : 中国移動通信集団公司のTD-SCDMA約23億元を受注。
- 2007年7月16日 : チャイナ・ユニコムでのCDMA携帯電話端末の中国国内販売は累計800万台を超えたと発表[4]。
- 2008年:ブラジル・テレコムに3G設備を納入開始[5]
- 2009年、エチオピアに携帯電話網を設置中。
[編集] 製品
[編集] 携帯端末
[編集] ソフトバンクモバイル向け
- SoftBank 840Z (2010年10月29日発売)
- SoftBank Z001 (2010年9月下旬以降発売予定)
- SoftBank Z002 (2010年9月下旬以降発売予定)
- Libero SoftBank 003Z (2010年12月24日発売)
- SoftBank 004Z (2011年2月25日発売)
- みまもりケータイ SoftBank 005Z (2011年3月26日発売)
- SoftBank 006Z (2011年6月18日発売)
- ULTRA WiFi SoftBank 007Z (2011年7月8日発売)
- シンプルスマートフォン SoftBank 008Z(2011年8月17日発売予定)…ショップ店等で、SIMロックをはずすことが可能となる、ソフトバンクモバイルとしては初のモデルとなる。SIMロックをはずすと、UMTSのバンド1/8、GSMクワッドバンドに対応したエリア、UIMカードが利用可能となる。
- STAR7 SoftBank 009Z…008Z同様、ショップでSIMロックをはずすことが可能。7色展開で、ワンセグ・防水に対応。
[編集] ウィルコム向け
特記事項のないものは、FOMAハイスピード対応版となる。
- HX003ZT
- HX006ZT
- HX007ZT…SIMロックの違いにより、FOMAハイスピード対応版と3Gハイスピード網対応版とがある。
- HX008ZT…ソフトバンクモバイルのULTRA SPEED網に対応した機種。事実上、SoftBank 004Zをウィルコムブランドにしたものである。
- 007Z…SoftBank 007Zをウィルコムブランドにリモデルしたもの。
- HX009ZT…ソフトバンクモバイルのULTRA SPEED網に対応した機種。事実上、SoftBank 007Z for Bizをウィルコムブランドにしたものである。
[編集] 日本通信向け
[編集] ドリームトレインインターネット
ドリームトレインインターネットのMVNOサービスDTI ハイブリッドモバイルプラン用端末。
[編集] 日本ヒューレットパッカード向け
日本HP Mobile Broadband用モバイルWiFiルーター
- HP モバイル WiFi ルータ
[編集] TikiTikiインターネット向け
Tikiモバイル 3G 用通信端末
- MF636-BKND - USBタイプデータ通信端末
- Light Tab - android OS搭載Tablet端末
[編集] ヴェクタント向け
VECTANTセキュアモバイルアクセス用通信端末
[編集] その他W-CDMA端末
[編集] PHS端末
- ZTE V190
- ZTE WS105 : 固定電話型
- ZTE V280
- ZTE V16
- ZTE V300
- ZTE V290
- ZTE K70 : GSM/PHS
- ZTE K80 : GSM/PHS
- ZTE V36
- ZTE V688
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 中興通訊 (中国語)
- ZTE Corporation (英語)
- ZTE Japan (日本語)
[編集] 脚注
- ^ ZTE Ramps 2008 Revenues - 同社プレスリリース・2009年3月20日
- ^ ZTE初の国内向け音声端末はベーシックな“かんたん携帯”――「840Z」 - ITmedia +Dmobile・2010年5月18日
- ^ 中興通訊(ZTE)とウィルコム「XGP」技術に関する共同検討の覚書締結について - ウィルコムプレスリリース・2009年2月18日
- ^ 中興通訊:CDMA携帯の国内販売は累計800万台 2007/07/19(木) 10:20:41 [中国情報局]
- ^ 中興通訊:ブラジル・テレコムに3G設備を納入