バスケの動きで健康に　プロの五十嵐選手が本出版

独自に考案　競技ＰＲも狙う

　プロバスケットボール選手の五十嵐圭さん（３１）が、バスケットボールの動きを取り入れた体操「バスケサイズ」を紹介する本を出版した。　（中村禎一郎）

　五十嵐さんは日本を代表する選手。２００６年からプロ選手になり、現在は男子バスケットの三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ（名古屋市東区）に所属する。日本代表として、世界選手権やアジア選手権に出場した経験も持つ。

　「バスケットに興味を持ってもらいたい」とＰＲ活動にも尽力する。バスケサイズはボクシングの動きを取り入れた体操「ボクササイズ」からヒントを得て昨夏に発案し、完成させた。

　ドリブルの姿勢を取りながらスクワットをする「シンプルレッグドリブル」やダンクシュートをイメージして体を動かす「ダンクシュートローテーション」など内容は多彩。本の中では、写真入りで具体的にやり方が解説されており、健康づくりに役立ちそうだ。

　男子バスケットの試合シーズンは１０月から４月。５月はオフシーズンだが、６月からは練習が始まる。

　五十嵐さんは「本も買ってほしいが、試合も見に来てほしい」と話している。

　本「五十嵐圭のバスケサイズ」は、Ａ６判、１１１ページ。初版で８千部を刷った。１３００円（税別）。

　（問）講談社＝電０３（５３９５）３９５３