17世紀
世紀: | 16世紀 - 17世紀 - 18世紀 |
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10年紀: | 1600年代 1610年代 1620年代 1630年代 1640年代 1650年代 1660年代 1670年代 1680年代 1690年代 |
17世紀(じゅうしちせいき、じゅうななせいき)とは、西暦1601年から西暦1700年までの100年間を指す。
目次 |
[編集] 17世紀の歴史
この時代のヨーロッパでは小氷河期による世界レベルでの寒冷化が原因で17世紀の危機と呼ばれる混乱が生じ各国で飢饉、戦争、内乱が相次いだ。この結果、イギリスでは清教徒革命と名誉革命が起きて議会政治が、フランスではルイ13世によって、絶対王政が確立された。この混乱を免れたオランダは自由貿易により大いに栄えた。ロシア帝国は本格的にシベリアで世界最大の版図を築いた。東欧は西欧とロシアの従属的な地位に転落していった。
ヨーロッパから現在における北アメリカ大陸への永久移民が入植した。また、西インド諸島でのプランテーション経営に多くの労働力を必要としたことから、アフリカ諸地域から黒人奴隷が盛んに連れて来られるようになった(奴隷貿易、三角貿易)。さらに、イギリス・オランダなどが東インド会社を設立するなど、ヨーロッパ諸国はアジア、新大陸である現南北米地域との間で交易を活発にした。
アジアでは西アジアのオスマン帝国、インドのムガル帝国と大帝国が繁栄、中国では明から清へ王朝が交代し17世紀後半には康熙帝の登場により最盛期を迎えた。日本では16世紀末の関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康による江戸幕府が開かれ、第2代将軍秀忠の頃になると鎖国政策がとられるようになった。この政策は約240年に渡り続くことになる。
[編集] 17世紀の科学革命
微分積分学と光学、万有引力などの諸法則・定理を発見したアイザック・ニュートン、望遠鏡を使用して月の表面に凹凸があることや木星に衛星があること、天の川が無数の星の集合であることなど天体に関する様々な発見により天文学に大きく貢献したガリレオ・ガリレイ、惑星の軌道が楕円であることなど天体の運行法則に関するケプラーの法則の提唱やルドルフ星表を作り地動説のほうが精密に惑星の運行を計算できることを明示したヨハネス・ケプラーなど科学的な発見が相次ぎ、科学哲学上にも大きな影響を与えたことから科学革命と呼ばれている。
誰にでも検証可能な方法によって自説の正しさを証明するという、科学的方法が用いられるようになったのもこの時期からである。
[編集] 魔女狩りのピークと衰退
ヨーロッパで15世紀から広がり始めた魔女狩りが、16世紀の終わりから17世紀の中頃にかけてピークを迎えた。一方で、17世紀末には急速に衰退しており、魔女裁判で極刑を科すケースもほとんど見られなくなっている。魔女狩りにより、ヨーロッパ全体で15世紀から18世紀までの間に最大4万人が処刑されたものと考えられている。その他の地域では、北アメリカの植民地でも数は少ないが魔女狩りの例がある(セイラム魔女裁判など)。
[編集] できごと
- 1601年
- 1602年 - オランダが東インド会社を設立(オランダ東インド会社)。
- 1603年
- 1605年
- 1607年 - 英国が北アメリカ大陸のジェームズタウンに入植成功。
- 1609年 - 島津氏による琉球王国侵攻(島津侵入事件)。
- 1611年
- 後陽成天皇が譲位し、第108代後水尾天皇が即位。
- スウェーデン王グスタフ・アドルフ(獅子王)が17歳で即位。
- 1613年 - ロシア帝国皇帝にロマノフ家が推戴される(ロマノフ朝)。
- 1614年 - 大坂冬の陣。
- 1615年 - 大坂夏の陣、徳川家康が豊臣氏を滅ぼす。
- 1616年 - ヌルハチ、後金(清の前身)を建国。
- 1618年 - ドイツで三十年戦争が始まる。( - 1648年。同年のヴェストファーレン条約で終結)
- 1620年
- ピルグリム・ファーザーズがメイフラワー号でイギリスから北米のニューイングランド地方へ永久移民
- 明の泰昌帝が第15代皇帝に即位するが、1か月で死去したため、天啓帝が第16代皇帝に即位。
- 1622年 - 長崎でキリシタン55名が処刑される。(元和の大殉教)
- 1623年 - 徳川家光が江戸幕府第3代将軍となる。
- 1628年
- 1629年 - 後水尾天皇が譲位し、第109代明正天皇が即位。
- 1634年 - 長崎に出島造成。
- 1636年 - ホンタイジが国号を後金から大清に改める。
- 1637年
- 島原の乱( - 1638年)。
- オランダでチューリップ・バブル事件。
- 1642年 - 清教徒革命( - 1649年)。
- 1643年
- 1644年 - 李自成が北京を陥落させ明王朝滅亡。清が李自成を滅す。
- 1645年 - ネイズビーの戦い。
- 1648年
- タージ・マハル竣工(1632年から建設)。
- 三十年戦争終結、ヴェストファーレン体制。
- 1649年 - チャールズ1世処刑。
- 1651年
- 1654年 - 後光明天皇が没し、第111代後西天皇が即位。
- 1655年 - 北方戦争( - 1661年。北東欧を中心とした覇権戦争)
- 1660年 - イギリスで王政復古。
- 1661年 - 清の康熙帝が第2代皇帝に即位。
- 1663年 - 後西天皇が譲位し、第112代霊元天皇が即位。
- 1665年 - アイザック・ニュートンが万有引力を発見。古典力学の創始。
- 1669年 - シャクシャインの戦い。
- 1673年 - 清で三藩の乱が起こる( - 1681年)。
- 1674年 - 寛永通宝4貫=金一両と定め、古銭の通用を停止する。江戸市中の非人を改める。
- 1677年 - 美濃郡上藩の農民、江戸に越訴。郡上藩、増徴派と減租派の家中騒動始まる(延宝郡上一揆)。
- 1680年 - 徳川綱吉が江戸幕府第5代将軍となる。
- 1683年 - 第二次ウィーン包囲。
- 1685年 - ナントの勅令廃止。
- 1686年 - 服忌令を改訂( - 1693年)。
- 1687年
- 1688年 - 名誉革命、大同盟戦争( - 1697年)
- 1689年
- 1690年 - この頃、浮世草子盛行する。
- 1699年 - 長崎奉行を四名に増員する。カルロヴィッツ条約。
- 1700年 - 金銀銭三貨の比価(金一両=銀六十匁=銭四貫文)を定める。
- 1700年 - 大北方戦争( - 1721年、スウェーデンとロシア帝国間の戦争)
[編集] 人物
[編集] ヨーロッパ世界
- ミゲル・デ・セルバンテス(1547年 - 1616年) - スペインの作家・小説『ドン・キホーテ』の著者として知られる
- エドワード・コーク(1552年 - 1634年) - イングランドの法律家・政治家・「権利の請願」の起草者の一人
- フランシス・ベーコン(1561年 - 1626年) - イングランドの政治家(国璽尚書・大法官)・哲学者(経験論)として『学問の進歩』がある
- ウィリアム・シェイクスピア(1564年 - 1616年) - イングランドの劇作家・詩人・エリザベス時代に続いてジェームズ時代でも活躍
- ジェームズ1世(1566年 - 1625年) - スコットランド王・スチュアート朝の初代イングランド王(在位1603年 - 1625年)
- クラウディオ・モンテヴェルディ(1567年 - 1643年) - イタリアの初期バロックの作曲家・オペラの発展に寄与し「オルフェオ」を作曲
- トンマーゾ・カンパネッラ (1568年 - 1639年) - イタリアのドミニコ会士・教皇庁から異端とされ牢獄生活を送る・主著は『太陽の都』
- ガイ・フォークス(1570年 - 1606年) - イングランドでの国王暗殺の火薬陰謀事件の計画犯
- ヨハネス・ケプラー(1571年 - 1630年) - ドイツの天文学者・天体の運行法則に関する「ケプラーの法則」を発見
- カラヴァッジオ(1571年 - 1610年) - イタリアの初期バロックの画家・代表作に「聖マタイの召命」
- マリー・ド・メディシス(1575年 - 1642年) - フランス王アンリ4世の2番目の王妃・ルイ13世の母后として摂政となる
- ヤーコプ・ベーメ(1575年 - 1624年) - ドイツのルター派の神秘主義者・主著は『アウローラ』
- ピーテル・パウル・ルーベンス(1577年 - 1640年) - フランドルのバロックの画家・代表作に「マリー・ド・メディシスの生涯」
- フェルディナント2世(1578年 - 1637年) - ハプスブルク家の神聖ローマ皇帝(在位1619年 - 1637年)・三十年戦争を引き起こす
- クリスチャン4世(1578年 - 1648年) - デンマーク王・三十年戦争に参加・スウェーデンとの戦いで敗北
- アルブレヒト・フォン・ヴァレンシュタイン(1583年 - 1634年) - 三十年戦争での神聖ローマ皇帝側の傭兵隊長
- フーゴー・グローティウス(1583年 - 1645年) - オランダの法学者・自然法に基づく国際法の基礎を定め「国際法の父」と称される
- アクセル・オクセンシェルナ(1585年 - 1654年) - スウェーデン宰相・グスタフ2世からクリスティーナ女王までの国王を補佐
- リシュリュー(1585年 - 1642年) - 枢機卿・フランス宰相・ハプスブルク家打倒のために三十年戦争に参加
- トマス・ホッブズ(1588年 - 1679年) - イングランドの哲学者(経験論)・主著『リヴァイアサン』で社会契約説を唱える
- グスタフ2世アドルフ (獅子王)(1594年 - 1632年) - スウェーデン王(在位1611年 - 1632年)・リュッツェンの戦いで戦死
- ニコラ・プッサン(1594年 - 1665年) - イタリアで活躍したフランス人画家・その端整で荘重な様式は古典主義と呼ばれる
- ミハイル・ロマノフ(1596年 - 1645年) - ロシアのツァーリでロマノフ朝最初の君主(在位1613年 - 1645年)
- ルネ・デカルト(1596年 - 1650年) - フランスの哲学者(合理論)・数学者・『方法序説』で近代哲学の基礎を築く
- ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ(1598年 - 1680年) - イタリアの盛期バロックの彫刻家・建築家・代表作はサン・ピエトロ広場
- フランチェスコ・ボッロミーニ(1599年 - 1667年) - イタリアの盛期バロックの建築家・同時代の建築家ベルニーニのライバル
- オリバー・クロムウェル(1599年 - 1658年) - イングランドの軍人・政治家・清教徒革命で国王勢力を倒し護国卿となる
- アンソニー・ヴァン・ダイク(1599年 - 1641年) - フランドルのバロックの画家・ルーベンスの協力者で後にイングランドで活躍
- ディエゴ・ベラスケス(1599年 - 1660年) - スペインのバロックの宮廷画家・国王フェリペ4世の宮廷を描く
- チャールズ1世(1600年 - 1649年) - イングランド王(在位1625年 - 1649年)・清教徒革命で処刑される
- ルイ13世(1601年 - 1643年) - フランス王(在位1610年 - 1643年)・宰相リシュリューを重用して王権の強化を進める
- ジュール・マザラン(1602年 - 1661年) - イタリア出身の枢機卿・フランス宰相・ルイ14世を支えフロンドの乱を鎮圧する
- ジョアン4世(再興王)(1604年 - 1656年) - ブラガンサ朝の初代ポルトガル王(在位1640年 - 1656年)・王政復古戦争で勝利
- ニコン(1605年 - 1681年) - モスクワ総主教・ロシア正教会の典礼改革を行う・これにより古儀式派が正教会から離脱
- レンブラント・ファン・レイン(1606年 - 1669年) - オランダ絵画の黄金時代を代表する画家・「夜警」など光と闇の表現に優れる
- ピエール・コルネイユ(1606年 - 1684年) - フランスの悲劇作家・古典主義の三大作家の一人・『ル・シッド』『オラース』で知られる
- ジョン・ミルトン(1608年 - 1674年) - イングランドの詩人・清教徒革命を支持・王政復古で不遇となり『失楽園』を執筆
- フレデリク3世(1609年 - 1670年) - デンマーク王(1648年 - 1670年)・カール・グスタフ戦争で多くの領土を喪失する
- ルイ・ル・ヴォー(1612年 - 1670年) - フランスの建築家・画家ル・ブランや庭師ル・ノートルと協力しヴェルサイユ宮殿の中核を建設
- バルトロメ・エステバン・ムリーリョ(1617年 - 1682年) - スペインのバロックの画家・セビリャで活躍し「無原罪の御宿り」などを描く
- ジャン・バティスト・コルベール(1619年 - 1683年) - フランスの財務総監・ルイ14世に仕え重商主義の立場から産業育成を行う
- フリードリヒ・ヴィルヘルム(1620年 - 1688年) - ブランデンブルク選帝侯・プロイセン公としてポーランドから自立・大選帝侯と呼ぶ
- カール10世(1622年 - 1660年) - スウェーデン王(在位1654年 - 1660年)・北方戦争に勝利し「バルト帝国」を建設
- モリエール(1622年 - 1673年) - フランスの喜劇作家・古典主義の三大作家の一人・『人間嫌い』『タルチェフ』などで知られる
- ブレーズ・パスカル(1623年 - 1662年) - フランスの哲学者・数学者・物理学者・ジャンセニズムを支持し『パンセ』を執筆
- ヨハン・デ・ウィット(1625年 - 1672年) - 共和政オランダの指導者・英蘭戦争を指揮するが追い詰められオランダ市民に虐殺される
- クリスティーナ(1626年 - 1689年) - スウェーデン女王(在位1632年 - 1654年)・デカルトを招聘・後にカトリックに改宗
- ジャック・ベニーニュ・ボシュエ(1627年 - 1704年) - フランスのキリスト教聖職者・神学者・著書『世界史叙説』で王権神授説を擁護
- ヤン3世 (1629年 - 1696年) - ポーランド王(在位1674年 - 1696年)・大洪水時代後の混乱を収拾・第二次ウィーン包囲に勝利
- エルンスト・アウグスト(1629年 - 1698年) - 初代ハノーファー選帝侯・息子のゲオルク・ルートヴィヒはイングランド王となる
- チャールズ2世(1630年 - 1685年) - ステュアート朝のイングランド王(在位1660年 - 1685年)・王政復古を果たす
- ステンカ・ラージン(1630年 - 1671年) - ロシアのドン・コサックの指導者・政府に対して反乱を起こすが敗北し処刑される
- ジョン・ロック(1632年 - 1704年) - イングランドの哲学者(経験論)・医者・『統治二論』の社会契約論で名誉革命に影響する
- ヨハネス・フェルメール(1632年 - 1675年) - オランダ絵画の黄金時代を代表する画家・市井の人々の生活を精妙な光で描いた
- バールーフ・デ・スピノザ(1632年 - 1677年) - オランダの哲学者(合理論)・ユダヤ人共同体から破門される・主著は『エチカ』
- ジャン・バティスト・リュリ(1632年 - 1687年) - フランスで活躍した盛期バロックの作曲家・ルイ14世の宮廷楽長および寵臣
- ジェームズ2世(1633年 - 1701年) - ステュアート朝のイングランド王(在位1685年 - 1688年)・名誉革命で国を追われる
- サミュエル・ピープス(1633年 - 1703年) - イングランドの政治家・平民から海軍の実力者になり「海軍の父」と称される・日記も有名
- マントノン侯爵夫人(1635年 - 1719年) - フランス王ルイ14世の晩年の妻・秘密結婚のため王妃ではないが王に影響力があった
- ルイ14世(太陽王)(1638年 - 1715年) - フランス王(在位1643年 - 1715年)・ブルボン朝の絶対王政の最盛期を実現
- ジャン・ラシーヌ(1639年 - 1699年) - フランスの悲劇作家・古典主義の三大作家の一人・『アンドロマック』『ベレニス』で知られる
- レオポルト1世(1640年 - 1705年) - ハプスブルク家の神聖ローマ皇帝(在位1658年 - 1705年)・ハンガリーをトルコから奪還
- ルーヴォワ(1641年 - 1691年) - フランスの政治家・ルイ14世のもとで陸軍大臣となり欧州随一の常備軍を育成
- アイザック・ニュートン(1642年 - 1727年) - イングランドの物理学者・数学者・『プリンキピア』でニュートン力学を体系化
- ゴットフリート・ライプニッツ(1646年 - 1710年) - ドイツの哲学者(合理論)・数学者・万学に通じベルリン科学アカデミーを創設
- クリスチャン5世(1646年 - 1699年) - デンマーク王(在位1670年 - 1699年) - 法典整備や税制の改革を行う
- ジュール・アルドゥアン・マンサール(1646年 - 1708年) - フランスの建築家・ヴェルサイユ宮殿を増築し「鏡の間」を建設
- ウィリアム3世(1650年 - 1702年) - オラニエ公・オランダ共和国統領・名誉革命でイングランド王(在位1689年 - 1702年)になる
- フランソワ・フェヌロン(1651年 - 1715年) - フランスの聖職者・ルイ14世の孫の教育係・『テレマックの冒険』を執筆・ボシュエは論敵
- カール11世(1655年 - 1697年) - スウェーデン王(在位1660年 - 1697年)・オランダ戦争やスコーネ戦争に介入
- アレッサンドロ・スカルラッティ(1660年 - 1725年) - イタリアの盛期バロックの作曲家・オペラの発展に尽くしナポリ楽派の祖となる
- カルロス2世(1661年 - 1700年) - スペインのアブスブルゴ家最後の国王(在位1665年 - 1700年)・その死でスペイン継承戦争勃発
- ピョートル1世(1671年 - 1725年) - ロシア皇帝(在位1682年 - 1725年)・西欧大使節団を派遣・大北方戦争でスウェーデンに勝利
- ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681年 - 1767年) - ドイツの後期バロックの作曲家・「ターフェルムジーク」で知られる
[編集] 南北アメリカ
- ウォルター・ローリー(1552年/1554年 - 1618年) - イングランドの探検家・アメリカ大陸で最初のイングランド植民地を築くが失敗
- ヘンリー・ハドソン(1560年-70年代 - 1611年?) - イングランドの探検家・北アメリカを探検しハドソン湾やハドソン川に名を残す
- サミュエル・ド・シャンプラン(1567年/1570年 - 1635年) - フランスの探検家・地理学者・ケベック植民地を築く
- ジョン・スミス(1580年 - 1631年) - イングランドの軍人・探検家・植民者・永住植民地ヴァージニアを築く
- ウィリアム・ブラッドフォード(1590年 - 1657年) - イングランド出身のピルグリム・ファーザーズの指導者・プリマス植民地を築く
- ポカホンタス(1595年頃 - 1617年) - アメリカインディアン・ポウハタン族の女性・大西洋を越えてイングランドに招かれる
- ピーター・ストイフェサント(1612年 - 1672年) - オランダの最後のニューネーデルラント植民地総督・英蘭戦争後にここを放棄
- メタコメット(1639年 - 1676年) - アメリカインディアンのワンパノアグ族の酋長・フィリップ王とも呼ばれフィリップ王戦争を起こす
- ロベール・カブリエ・ド・ラ・サール(1643年 - 1687年) - フランス人探検家・ミシシッピ川流域をフランス領としルイジアナと名付ける
- ウィリアム・ペン(1644年 - 1718年) - イングランド出身のクエーカー教徒・フィラデルフィア市を建設しペンシルベニア州を整備
- ウィリアム・キッド(1645年 - 1701年) - スコットランド出身の海賊船船長・「キャプテン・キッド」の名で知られている
[編集] 西アジア・中央アジア世界
- キョプリュリュ・メフメト・パシャ(1583年 - 1661年) - オスマン帝国大宰相・キョプリュリュ時代の基礎を築く
- キョセム・スルタン(1590年 - 1651年) - オスマン帝国カリフのアフメト1世の后・ムラト4世およびイブラヒムの母后
- ヘザルフェン・アフメト・チェレビ(1609年 - 1640年) - オスマン帝国の発明家・イスタンブルで人力飛行(グライダー)に成功した?
- ラガリ・ハサン・チェレビ(? - 1640年頃) - オスマン帝国の発明家・ヘザルフェンの兄弟・火薬を用いたロケット飛行に成功?
- エヴリヤ・チェレビ(1611年? - 1682年) - オスマン帝国の旅行家・40年間にわたって帝国内を記録し『旅行記』10巻を執筆
- サバタイ・ツヴィ(1626年 - 1676年) - オスマン帝国イズミル出身のユダヤ教の宗教家・人々を熱狂させた偽メシアとして知られる
- セリム・ギレイ1世(1631年 - 1704年) - クリミア・ハン国の君主(在位1671年 - 1704年で断続的に4度)・オスマンに与し西欧と戦う
- キョプリュリュ・アフメト・パシャ(1635年 - 1676年) - オスマン帝国大宰相・父のメフメトを継いでオスマン帝国最大領土を保持
- カラ・ムスタファ・パシャ(1635年? - 1683年) - オスマン帝国大宰相・キョプリュリュ家の娘婿・第二次ウィーン包囲を敢行
- キョプリュリュ・ムスタファ・パシャ(1637年 - 1691年) - オスマン帝国大宰相・第二次ウィーン包囲後の混乱を収拾する
- キョプリュリュ・ヒュセイン・パシャ(1644年 - 1702年) - オスマン帝国大宰相・カルロヴィッツ条約を締結しハンガリーを放棄
[編集] インド・東南アジア世界
- ヤン・ピーテルスゾーン・クーン (1587年 - 1629年) - オランダ東インド会社第4代総督・バタヴィアを築きアンボイナ事件を起こす
- ジャハーンギール(1569年 - 1627年) - ムガル帝国第4代皇帝(在位1605年 - 1627年)・アクバルに続き寛容政策を行う
- シャー・ジャハーン(1592年 - 1666年) - ムガル帝国第5代皇帝(在位1628年 - 1658年)・愛妃を偲んでタージ・マハルを建立
- ムムターズ・マハル(1595年 - 1631年) - ムガル皇帝シャー・ジャハーンの第1皇妃・その死後タージ・マハル霊廟に葬られる
- フランソワ・カロン(1600年 - 1673年) - オランダ東インド会社のもと日本ほかで勤務・後年フランス東インド会社長官に転じる
- アウラングゼーブ(1618年 - 1707年) - ムガル帝国第6代皇帝(在位1658年 - 1707年)・ムガル帝国の最大領土を実現
- フランソワ・ベルニエ(1620年 - 1688年) - フランス出身の医師・旅行家・ムガル帝国を旅行し『ムガル帝国誌』を執筆
- シヴァージー(1627年 - 1680年) - インドのマラータ王国の建国者・マラータ族を糾合しムガル帝国アウラングゼーブに敵対
- フランソワ・マルタン(1634年 - 1706年) - フランス東インド会社長官・フランソワ・カロンに続きポンディシェリに商館を設置
- グル・ゴービンド・シング(1666年 - 1708年) - シク教第10代教主(グル)(在位1675年 - 1708年)・以後は経典が教主とされる
[編集] 中国と周辺諸国
- 顧憲成(1550年 - 1612年) - 明の官僚・儒学者として故郷の無錫に東林書院を再興・この学派が明末に東林党に成長する
- マテオ・リッチ(1552年 - 1610年) - イタリア人のイエズス会士で司祭・明の官僚である徐光啓らに洗礼を授け宣教につとめる
- 董其昌(1555年 - 1636年) - 明の官僚・文人・書画に優れ文人画(南宗画)の優位を説く・明末の「邢張米董」の一人
- 鄭貴妃(? - 1630年) - 明の万暦帝の妃で福王の母・帝位継承をめぐる疑獄事件の「三案(梃撃・紅丸・移宮)」の黒幕か?
- ヌルハチ(1559年 - 1626年) - 清の初代皇帝(太祖)(在位1616年 - 1626年)・サルフの戦いで明に勝利
- 徐光啓(1562年 - 1633年) - 明の官僚・暦数学者・マテオ・リッチの影響でキリスト教徒となり『農政全書』『崇禎暦書』を残す
- 魏忠賢(1568年 - 1627年) - 明末の宦官で東廠の長官・東林党を弾圧するなど専横を極める・崇禎帝に死を命じられる
- 馮夢竜(1574年 - 1646年) - 明末の官僚・陽明学者として『王陽明靖乱録』を、著述家として『平妖伝』『笑府』などを残す
- 黄道周(1585年 - 1646年) - 明末の官僚・北京陥落後も南明政権を支える・書家として「明末三大家」の一人とされる
- 宋応星(1590年頃 - 1650年頃) - 明末清初に活躍した地方官吏・技術者・『天工開物』の著者として知られる
- ホンタイジ(1592年 - 1643年) - 清の第2代皇帝(太宗)(在位1626年 - 1643年)・国号を後金から清とし国家体制を整える
- 隠元隆琦(1592年 - 1673年) - 明末清初の禅僧・中国の動乱を避けて日本に渡来し黄檗宗を伝える・宇治の黄檗山萬福寺開山
- 王鐸(1592年 - 1652年) - 明末清初の官僚・黄道周や倪元璐と異なり国に殉ぜず・書家として「明末三大家」の一人とされる
- 倪元璐(1593年 - 1644年) - 明末の官僚・北京陥落に合わせて殉死・書家として「明末三大家」の一人とされる
- 朱舜水(1600年 - 1682年) - 明末清初の儒学者・反清復明運動に参加するが成功せず日本に亡命・徳川光圀の庇護を受ける
- 李自成(1606年 - 1645年) - 明末の農民反乱指導者・明の崇禎帝を倒し北京を奪取・皇帝を名乗るが清軍に滅ぼされる
- 張献忠(1606年 - 1646年) - 明末の農民反乱指導者・四川の成都で皇帝を名乗るが清軍に滅ぼされる
- 黄宗羲(1610年 - 1695年) - 明末清初の儒学者(考証学)で「清初三大師」の一人・反清復明運動に参加・『明夷待訪録』の著者
- 崇禎帝(1611年 - 1644年) - 明の最後の第17代皇帝(在位1628年 - 1644年)・李自成の乱で北京を包囲され縊死する
- 李漁(1611年 - 1680年) - 明末清初の劇作家・著作家・戯曲『笠翁十種曲』や小説『十二楼』を書く・好色文学『肉蒲団』の作者とも
- 呉三桂(1612年 - 1678年) - 明末清初の軍人・北京陥落の報を聞き清軍に投降・雲南を支配するが清に背き三藩の乱を起こす
- ドルゴン(1612年 - 1650年) - 清の皇族・幼い順治帝の叔父として摂政となり北京入城後の清軍を指揮
- 顧炎武(1613年 - 1682年) - 明末清初の儒学者(考証学)で「清初三大師」の一人・反清復明運動に参加・『日知録』の著者
- 王夫之(1619年 - 1692年) - 明末清初の儒学者(考証学)で「清初三大師」の一人・反清復明運動に参加・『読通鑑論』の著者
- 永暦帝(1623年 - 1662年) - 南明政権の最後の皇帝・崇禎帝の従弟・ビルマまで落ち延びて抗戦するが呉三桂に殺害される
- 鄭成功(1624年 - 1662年) - 明末清初の政治家・明の亡命政権を支援し台湾で抵抗運動を続ける・鄭氏政権の祖・俗称は国姓爺
- 八大山人(1626年? - 1705年?) - 明末清初の画家・書家・詩人・明の皇族の一人だが明滅亡後は世間を避けて生活する
- 順治帝(1638年 - 1661年) - 清の第3代皇帝(在位1643年 - 1661年)・山海関を越えて北京に入城・中国支配を始める
- 蒲松齢(1640年 - 1715年) - 清の文学者・官僚にはなれず家塾などを営む・志怪小説『聊斎志異』の作者
- 石濤(1642年 - 1707年) - 清の画家・明の皇族の末裔で同じ境遇の八大山人とも交流する・黄山派に属す
- 洪昇(1645年 - 1704年) - 清の劇作家・戯曲「長生殿」の作者・孔尚任とともに「曲苑双星」「南洪北孔」と称される
- 孔尚任(1648年 - 1718年) - 清の劇作家・戯曲「桃花扇」の作者・洪昇とともに「曲苑双星」「南洪北孔」と称される
- 康熙帝(1654年 - 1722年) - 清の第4代皇帝(在位1661年 - 1722年)・中国屈指の名君・在位60年で「三世の春」時代を迎える
[編集] 日本の主要人物
- 南光坊天海(1536年? - 1643年) - 比叡山探題の僧・江戸の上野寛永寺開山・徳川家康の側近・諡号は慈眼大師
- 本多正信(1538年 - 1616年) - 大名(相模玉縄藩藩主)・老中・徳川家康の重臣として幕政を牛耳る
- 徳川家康(1543年 - 1616年) - 江戸幕府初代征夷大将軍(在任1603年 - 1605年) ・大阪夏の陣で豊臣家を滅ぼす
- 片桐且元(1556年 - 1615年) - 大名(摂津茨木藩藩主)・賤ヶ岳の七本槍の一人・豊臣と徳川の和平に尽くす
- 藤堂高虎(1556年 - 1630年) - 大名(伊勢津藩藩主)・徳川家康に外様でありながら譜代格として重用される
- 本阿弥光悦(1558年 - 1637年) - 刀剣鑑定家・陶芸家・漆芸家・書家としては「寛永の三筆」の一人と称される
- 俵屋宗達(生没年不詳) - 画家・本阿弥光悦の協力者でいわゆる琳派の祖・「風神雷神図屏風」ほかがある
- 藤原惺窩(1561年 - 1619年) - 儒学者(朱子学)・朝鮮人姜沆との交流を経て儒学を体系化・林羅山や松永尺五は弟子
- 坂崎直盛(1565年? - 1616年) - 大名(石見津和野藩藩主)・大阪落城の際に千姫を救出・千姫再婚で事件を起こす
- 真田信繁(幸村)(1567年 - 1615年) - 信濃国の武将・関ヶ原の戦いで浪人・豊臣秀頼に招かれ大阪夏の陣で奮戦するも戦死
- 淀殿(1567年? - 1615年) - 豊臣秀吉側室で豊臣秀頼の母・浅井三姉妹の長女・大阪夏の陣に敗北し自殺
- 伊達政宗(1567年 - 1636年) - 大名(陸奥仙台藩藩主)・徳川家康から徳川家光までの将軍に仕える・慶長遣欧使節団を送る
- 金地院崇伝(1569年 - 1633年) - 南禅寺住職・寺社行政に携わりキリスト教の禁止や寺社諸法度ほかの法制を整備
- 柳生宗矩(1571年 - 1646年) - 大名(大和柳生藩藩主)・柳生新陰流(江戸柳生)の剣術家で徳川将軍家の剣術師範
- 支倉常長(1571年 - 1622年) - 仙台藩士・伊達政宗の家臣・慶長遣欧使節団を率いてヨーロッパまで渡航
- 沢庵宗彭(1573年 - 1645年) - 大徳寺住持・紫衣事件で流罪となるが後に将軍徳川家光の帰依を受ける・江戸の東海寺開山
- 岩佐又兵衛(1578年 - 1650年) - 画家・「浮世又兵衛」とも呼ばれる浮世絵の遠祖・荒木村重の遺児
- 徳川秀忠(1579年 - 1632年) -江戸幕府2代征夷大将軍(在任1605年 - 1623年)・大名統制を強化し幕府の体制を固める
- 春日局(1579年 - 1643年) - 江戸幕府3代将軍徳川家光の乳母・江戸城大奥の礎を築く
- 小堀遠州(1579年 - 1647年) - 大名(近江小室藩藩主)・茶人(遠州流)・建築家・作庭家として知られる
- 林羅山(1583年 - 1657年) - 儒学者(朱子学)・後に幕府の学問を司ることになる大学頭の林家の祖
- 宮本武蔵(1584年 - 1645年) - 剣豪・兵法者(二天一流兵法の祖)としては『五輪書』を著す・書画にも優れる
- 豊臣秀頼(1593年 - 1615年) - 豊臣秀吉の嫡男・右大臣・大阪夏の陣で敗北し母の淀殿とともに自殺
- 後水尾天皇(1596年 - 1680年) - 第108代天皇(在位1611年 - 1629年)・中宮は徳川秀忠の娘東福門院・寛永文化の中心
- 松平信綱(1596年 - 1662年) - 大名(武蔵川越藩藩主)・老中・官職名の伊豆守から「知恵伊豆」と呼ばれ将軍徳川家綱を補佐
- 千姫(1597年 - 1666年) - 徳川秀忠の娘・豊臣秀頼の正室・大阪夏の陣では落城間際に脱出・後に本多忠刻に嫁す
- 徳川義直(1600年 - 1650年) - 尾張徳川家初代藩主・徳川家康の九男
- 徳川頼宣(1602年 - 1671年) - 紀州徳川家初代藩主・徳川家康の十男
- 狩野探幽(1602年 - 1674年) - 狩野派の画家・狩野永徳の孫・江戸鍛冶橋狩野家の祖・江戸城や諸寺の障壁画を担当
- 徳川頼房(1603年 - 1661年) - 水戸徳川家初代藩主・徳川家康の十一男
- 徳川家光(1604年 - 1651年) - 江戸幕府3代征夷大将軍(在任1623年 - 1651年)・鎖国やキリスト教禁令などを行う
- 由井正雪(1605年 - 1651年) - 軍学者・浪人らを募り丸橋忠弥らとともに反乱を計画するが発覚し自決(慶安の変)
- 中江藤樹(1608年 - 1648年) - 儒学者(陽明学)・伊予大洲藩藩士であったが脱藩・母に孝養を尽くし「近江聖人」と称えられた
- 保科正之(1611年 - 1673年) - 大名(陸奥会津藩藩主)・将軍徳川家光の異母弟・兄家光と甥の家綱を補佐し幕閣に重きをなす
- 河村瑞賢(1617年? - 1699年) - 豪商・材木商として幕府の公共事業を請け負う・東廻り航路や西廻り航路の開発でも知られる
- 菱川師宣(1618年 - 1694年) - 画家・浮世絵の創始者・肉筆浮世絵「見返り美人図」で知られる
- 熊沢蕃山(1619年 - 1691年) - 儒学者(陽明学)・中江藤樹の弟子・岡山藩藩主池田光政の藩政改革を促す
- 山崎闇斎(1619年 - 1682年) - 儒学者(朱子学)・垂加神道を体系化し会津藩藩主保科正之の藩政改革を促す
- 木下順庵(1621年 - 1699年) - 儒学者(朱子学)・木門十哲(新井白石・室鳩巣・雨森芳洲ら)ほか優れた弟子を育てる
- 天草四郎(1621年 - 1638年) - 島原の乱の指導者・松平信綱率いる幕府軍に徹底的に鎮圧され討ち取られる
- 山鹿素行(1622年 - 1685年) - 儒学者(古学派の祖)・軍学者(山鹿流兵法の祖)・赤穂藩家老の大石良雄は門弟
- 三井高利(1622年 - 1694年) - 商人・呉服商から両替商まで事業を拡大・三井家(のちの三井財閥)の基礎を築く
- 酒井忠清(1624年 - 1681年) - 大名(上野厩橋藩藩主)・大老・将軍家綱のもと権力を握るが続く将軍綱吉に解任される
- 伊藤仁斎(1627年 - 1705年) - 儒学者(古義学派の祖)・京都堀川で私塾古義堂を開く・息子伊藤東涯らも学者となる
- 徳川光圀(1628年 - 1701年) - 水戸徳川家第2代藩主・彰考館を開き『大日本史』の編纂を開始・水戸黄門としても知られる
- 貝原益軒(1630年 - 1714年) - 福岡藩士・本草学者として『大和本草』を、教育者として『養生訓』を著す
- 円空(1632年 - 1695年) - 天台宗の僧侶・仏師として日本各地に「円空仏」と呼ばれる木造仏を残す
- 堀田正俊(1634年 - 1684年) - 大名(下総古河藩藩主)・大老・将軍家綱から綱吉まで仕える・江戸城で暗殺される
- 渋川春海(1639年 - 1715年) - 天文暦学者・800年近く用いられてきた宣明暦に代わる貞享暦を作成
- 契沖(1640年 - 1701年) - 真言宗の僧・古典学者(国学者)・『万葉代匠記』などで優れた実証主義的研究を行う
- 徳川家綱(1641年 - 1680年) - 江戸幕府4代征夷大将軍(在任1651年 - 1680年)・武断政治から文治政治へ政策が転換される
- 関孝和(1642年 - 1708年) - 数学者(和算家)・著書『発微算法』で筆算による代数計算法(点竄術)を開拓し和算の基礎を築く
- 井原西鶴(1642年 - 1693年) - 俳諧師・浮世草子作者・『好色一代男』『世間胸算用』『日本永代蔵』の著者
- 松尾芭蕉(1644年 - 1694年) - 俳諧師・『奥の細道』の著者・「俳聖」とも呼ばれ俳句を芸術の域まで高める
- 徳川綱吉(1646年 - 1709年) - 江戸幕府5代征夷大将軍(在任1680年 - 1709年)・元禄時代の文治政治を推進
- 尾形光琳(1658年 - 1716年) - 琳派の画家・「紅白梅図屏風」や「燕子図屏風」などの作品で知られる・陶芸家尾形乾山は弟
- 初代市川團十郎(1660年 - 1704年) - 役者・元禄の江戸歌舞伎を代表し荒事芸を歌舞伎に導入した
[編集] 10年紀と各年
記事が少ない間、各年、10年紀は17世紀へのリダイレクトです。