1920年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
千年紀: | 2千年紀 |
世紀: | 19世紀 - 20世紀 - 21世紀 |
10年紀: | 1900年代 1910年代 1920年代 1930年代 1940年代 |
年: | 1917年 1918年 1919年 1920年 1921年 1922年 1923年 |
|
1920年(1920 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、木曜日から始まる閏年。
目次 |
[編集] 他の紀年法
- 干支:庚申
- 日本(月日は一致)
- 中国(月日は一致)
- 中華民国9年
- 朝鮮(月日は一致)
- 阮朝(ベトナム)
- 啓定4年11月11日 - 啓定5年11月22日
- 仏滅紀元 : 2462年10月11日 - 2463年閏9月6日
- ヒジュラ暦(イスラム暦) : 1338年4月9日 - 1339年4月19日
- ユダヤ暦:5680年4月10日 - 5681年4月20日
- 修正ユリウス日(MJD):22324 - 22689
- リリウス日(LD):123165 - 123530
※檀紀は、大韓民国で1948年に法的根拠を与えられたが、1962年からは公式な場では使用されていない。
※主体暦は、朝鮮民主主義人民共和国で1997年に制定された。
[編集] できごと
[編集] 1月
- 1月2日 - アメリカ合衆国で司法長官パーマーが、赤狩り(共産主義者などの逮捕)を始める。
- 1月10日
- 1月13日 - 森戸辰男東京帝大助教授が筆禍により起訴され休職(森戸事件)。
- 1月16日 - アメリカ合衆国で憲法修正第18条(禁酒法)施行
- 大日本帝国、国際連盟へ正式加入
- 1月30日 - 東洋工業(後のマツダ)設立
[編集] 2月
- 2月1日 - 日立製作所設立
- 2月11日 - 東京で普通選挙大示威行進が行われる。
- 2月14日 - 第1回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)開催
- 2月24日 - ドイツ労働者党が国家社会主義ドイツ労働者党に改称
[編集] 3月
- 3月1日 - ハンガリー王国が成立を宣言。国王は不在のまま、ホルティ・ミクローシュが摂政として統治する。
- 3月12日 - ニコライエフスク(尼港)でソビエト連邦のパルチザンと大日本帝国陸軍が交戦。
- 3月13日 - ベルリンでカップ一揆が起こる。
- 3月15日
- 3月19日 - アメリカ合衆国上院がヴェルサイユ条約の批准を否決
- 3月28日 - 平塚らいてう・市川房枝らが新婦人協会を結成
[編集] 4月
- 4月20日 - アントワープオリンピック開会(9月12日まで)
- 4月23日 - オスマン帝国(トルコ)のアンカラでムスタファ・ケマルを議長とする大国民議会開催。
- 4月25日 - ポーランド・ソビエト戦争が起こる。
- 4月28日 - 王世子李垠と方子女王が結婚
[編集] 5月
- 5月2日 - 東京の上野公園で日本最初のメーデー開催
- 5月10日 - 第14回衆議院議員総選挙
- 5月16日 - 労働諸団体が労働組合同盟会を結成
- 5月23日 - インドネシア共産党成立
- 5月25日 - ニコライエフスクの共産パルチザンが、大日本帝国陸軍守備隊(第14師団歩兵第2連隊第3大隊)及び日本人居留民と反革命派ロシア人を全員虐殺する(尼港事件)。
[編集] 6月
- 6月4日 - ハンガリー王国が連合国とトリアノン条約を結び講和する。
- 6月15日 - カール・マルクス「資本論」邦訳
- 6月29日 - 第43特別議会召集
- 柳宗悦、論文「朝鮮の友に贈る書」(「改造」)。朝鮮総督府の政治の不正を謝罪。
[編集] 7月
- 7月12日 - ロシア帝国がリトアニアの独立を承認
- 7月14日 - 中華民国で北洋軍閥同士の戦争が起こる(安直戦争)。
- 7月16日 - 阪神急行電鉄により、神戸本線・伊丹線開業。
- 八八艦隊計画案が議会を通過
[編集] 8月
[編集] 9月
- 9月1日 - バクーで東方諸民族大会開幕。
- 9月1日 - 大レバノン成立。
- 9月12日 - 日本海軍の巡洋戦艦「榛名」の1番砲塔内で榴弾破裂事故が発生し、15名の死傷者を出す。
- 9月16日 - ニューヨークのウォール街でイタリアの無政府主義者によって馬車に仕掛けられた爆弾が爆発、38名の死者と約400名の負傷者を出し、世界初の車爆弾を用いたテロとなった。
[編集] 10月
[編集] 11月
[編集] 12月
[編集] 日付不詳
- 春 - ジョン・デューイ「哲学の改造」。東京帝大に於ける講義が原型である。
- 米国でサッコ・バンゼッティ事件が起こる。
- ニコラエフスクで在留日本人やロシア人が共産ゲリラに大虐殺される尼港事件が起こる。
[編集] 誕生
[編集] 1月
- 1月1日 - 箕作祥一、日本大学教授(+ 1968年)
- 1月2日 - アイザック・アシモフ、SF作家・推理作家・生化学者(+ 1992年)
- 1月2日 - 丹下キヨ子、歌手・女優(+ 1998年)
- 1月6日 - ジョン・メイナード=スミス、生物学者(+ 2004年)
- 1月7日 - 多岐川恭、小説家(+ 1994年)
- 1月8日 - 早石修、医学者
- 1月19日 - ハビエル・ペレス・デ・クエヤル、ペルーの政治家、第5代国連事務総長
- 1月20日 - フェデリコ・フェリーニ、映画監督(+ 1993年)
- 1月22日 - 小野田勇、脚本家・劇作家(+ 1997年)
- 1月23日 - 諏訪根自子、ヴァイオリニスト
- 1月23日 - アン・フィリッパ・ピアス、児童文学作家(+ 2006年)
- 1月25日 - 横山操、日本画家(+ 1973年)
- 1月30日 - 長谷川町子、漫画家(+ 1992年)
[編集] 2月
- 2月1日 - 林義一、プロ野球選手(+ 2008年)
- 2月8日 - 宮崎仁郎、プロ野球選手(+ 2001年)
- 2月9日 - 鬼頭政一、プロ野球選手(名古屋軍・ライオン・朝日・西鉄・近鉄)、プロ野球監督(太平洋・クラウン)(+ 2008年)
- 2月12日 - 李香蘭(山口淑子)、女優、歌手、元参議院議員
- 2月14日 - 大坂志郎、俳優(+ 1989年)
- 2月15日 - 坂田栄男、囲碁棋士(+ 2010年)
- 2月15日 - 久保亮五、物理学者(+ 1995年)
- 2月20日 - 矢口洪一、第11代最高裁判所長官(+ 2006年)
- 2月21日 - 石垣りん、詩人(+ 2004年)
- 2月22日 - 中河美芳、プロ野球選手(イーグルス)(+ 1944年)
- 2月23日 - 服部受弘、プロ野球選手(中日)(+ 1991年)
- 2月25日- 文鮮明、統一教会の創立者、教祖
- 2月26日 - 川内康範、作詞家・脚本家・作家(+ 2008年)
[編集] 3月
- 3月1日 - 石橋幹一郎、実業家(+ 1997年)
- 3月3日 - 中田ラケット、漫才師(+ 1997年)
- 3月4日 - 荒金天倫、臨済宗方広寺 (浜松市)派第九代管長(+ 1990年)
- 3月8日 - ラインホルト・バルヒェット、ヴァイオリニスト(+ 1962年)
- 3月14日 - 豊田穣、小説家(+ 1994年)
- 3月15日 - 玉腰忠義、プロ野球選手(+ 1957年)
- 3月20日 - 樋笠一夫、プロ野球選手(+ 2007年)
- 3月22日 - ジェームズ・ブラウン、元俳優
- 3月22日 - 猿橋勝子、地球科学者(+ 2007年)
- 3月23日 - 川上哲治、元プロ野球選手(巨人)、元プロ野球監督(巨人)
- 3月25日 - 近藤啓太郎、作家(+ 2002年)
- 3月25日 - ジャン=ジョエル・バルビエ、ピアニスト(+ 1994年)
- 3月30日 - 芥川比呂志、俳優・演出家(+ 1981年)
[編集] 4月
- 4月1日 - 三船敏郎、映画俳優(+ 1997年)
- 4月3日 - 吉葉山潤之輔、大相撲第43代横綱(+ 1977年)
- 4月5日 - アーサー・ヘイリー、小説家(+ 2004年)
- 4月6日 - 小野明、政治家(+ 1990年)
- 4月10日 - 木下勇、プロ野球選手(+ 1997年)
- 4月12日 - 森下重好、元プロ野球選手(+ 2000年)
- 4月18日 - エーリヒ・パウージン、フィギュアスケート選手
- 4月21日 - 大久保怜、司会者(+ 2007年)
- 4月22日 - 日比野武、プロ野球選手(+ 1975年)
- 4月25日 - 西本幸雄、元プロ野球選手(毎日)、元プロ野球監督(大毎・阪急・近鉄)
- 4月25日 - 河西俊雄、プロ野球選手(+ 2007年)
- 4月26日 - 河内卓司、元プロ野球選手
[編集] 5月
- 5月4日 - 中谷信夫、プロ野球選手(+ 1992年)
- 5月8日 - ソウル・バス、グラフィック・デザイナー(+ 1996年)
- 5月9日 - 森光子、女優
- 5月15日 - 大竹省二、写真家
- 5月18日 - ヨハネ・パウロ2世、ローマ教皇(+ 2005年)
- 5月26日 - ペギー・リー、歌手(+ 2002年)
- 5月30日 - 安岡章太郎、小説家
- 5月30日 - フランクリン・J・シャフナー、映画監督(+ 1989年)
[編集] 6月
- 6月3日 - 笠原和夫、プロ野球選手(+ 1998年)
- 6月8日 - 秋山庄太郎、写真家(+ 2003年)
- 6月10日 - オーウェン・チェンバレン、物理学者(+ 2006年)
- 6月13日 - 梅棹忠夫、日本の生態学者、民族学者(+ 2010年)
- 6月13日 - 岡田英次、俳優(+ 1995年)
- 6月14日 - 駒井哲郎、版画家(+ 1976年)
- 6月15日 - ジミー・ツトム・ミリキタニ、画家
- 6月17日 - 原節子、女優
- 6月20日 - ハンス・ゲルシュビラー、フィギュアスケート選手
- 6月21日 - 楠安夫、プロ野球選手(+ 2000年)
- 6月23日 - 国枝利通、元プロ野球選手(+ 2011年)
[編集] 7月
- 7月2日 - 竹内均、地球物理学者(+ 2004年)
- 7月6日 - ミヤコ蝶々、漫才師・女優(+ 2000年)
- 7月6日 - エリース・ボールディング、社会学者(+ 2010年)
- 7月7日 - 松林宗恵、映画監督・僧侶(+ 2009年)
- 7月8日 - 伊夫伎一雄、三菱銀行頭取(+ 2009年)
- 7月10日 - 飯田龍太、俳人・ 随筆家(+ 2007年)
- 7月11日 - ユル・ブリンナー、俳優(+ 1985年)
- 7月14日 - ウィリアム・ハンナ、アニメーター・プロデューサー(+ 2001年)
- 7月15日 - 稲葉義男、俳優(+ 1998年)
- 7月17日 - フアン・アントニオ・サマランチ、IOC第7代会長(+ 2010年)
- 7月21日 - 金田正泰、プロ野球選手(阪神)、プロ野球監督(阪神)(+ 1992年)
- 7月21日 - アイザック・スターン、ヴァイオリニスト(+ 2001年)
- 7月22日 - 浦太郎、数学者
- 7月25日 - 林忠四郎、宇宙物理学者(+ 2010年)
- 7月29日 - ヘルベルト・ケーゲル、指揮者(+ 1990年)
[編集] 8月
- 8月1日 - 内田朝雄、俳優(+ 1996年)
- 8月6日 - 古山高麗雄、小説家・随筆家(+ 2002年)
- 8月7日 - 塚本邦雄、歌人、(+ 2005年)
- 8月12日 - 梅田晴夫、劇作家(+ 1980年)
- 8月14日 - 三富恒雄、元プロ野球選手
- 8月20日 - 中村雀右衛門4世、歌舞伎俳優
- 8月22日 - レイ・ブラッドベリ、小説家・SF作家
- 8月22日 - 福田勇一、元プロ野球選手
- 8月23日 - 別当薫、プロ野球選手(阪神・毎日)、プロ野球監督(毎日・大毎・近鉄・大洋・広島)(+ 1999年)
- 8月23日 - 鮎川信夫、詩人・翻訳家(+ 1986年)
- 8月28日 - 末元善三郎、天文学者(+ 1991年)
- 8月29日 - チャーリー・パーカー、サクソフォーン奏者・作曲家(+ 1955年)
[編集] 9月
- 9月5日 - 三崎千恵子、女優
- 9月12日 - 後藤喜八郎、武蔵野市第2代市長(+ 2007年)
- 9月15日 - 田中徳三、映画監督(+ 2007年)
- 9月17日 - 塚本幸一、実業家、 ワコール創業者(+ 1998年)
- 9月25日 - 高木彬光、推理小説作家(+ 1995年)
- 9月25日 - セルゲーイ・ボンダルチューク、ソ連の俳優・映画監督(+ 1994年)
- 9月26日 - 梶岡忠義、プロ野球選手(阪神)(+ 2003年)
- 9月28日 - 柚木進、プロ野球選手(+ 1997年)
- 9月29日 - ヴァーツラフ・ノイマン、指揮者(+ 1995年)
- 9月29日 - 平野龍一、刑法学者(+ 2004年)
[編集] 10月
- 10月3日 - 長倉三郎、化学者
- 10月5日 - 藤村隆男、プロ野球選手(阪神、松竹、広島)(+ 1993年)
- 10月8日 - マキシ・ヘルバー、フィギュアスケート選手(+ 2006年)
- 10月23日 - ジャンニ・ロダーリ、児童文学作家(+ 1980年)
- 10月27日 - 大屋政子、歌手・タレント・実業家(+ 1999年)
- 10月30日 - 舩坂弘、軍人、復員後は大盛堂道場館長(+ 2006)
[編集] 11月
- 11月10日 - 福王寺法林、日本画家
- 11月21日 - スタン・ミュージアル、元メジャーリーガー
- 11月23日 - 白善燁、軍人
- 11月28日 - セシリア・カレッジ、フィギュアスケート選手(+ 2008年)
[編集] 12月
- 12月9日 - 永利勇吉、プロ野球選手(+ 1962年)
- 12月15日 - 嶋清一、野球選手(+ 1945年)
- 12月15日 - 平林栄治、プロ野球選手(+ 戦死)
- 12月18日 - エドモン・ド・シュトウツ、指揮者(+ 1997年)
- 12月21日 - アリシア・アロンソ、バレエダンサー・振付師
- 12月24日 - 阿川弘之、小説家
- 12月26日 - モーリス・ジャンドロン、チェリスト・指揮者(+ 1990年)
- 12月27日 - ロバート・ホイタッカー、生物学者(+ 1980年)
[編集] 没年
[編集] 1月
- 1月24日 - アメデオ・モディリアーニ、画家(* 1884年)
- 1月25日 - ジャンヌ・エビュテルヌ、画家(* 1898年)
- 1月26日 - 折田彦市、教育者(* 1849年)
[編集] 2月
[編集] 3月
[編集] 4月
[編集] 5月
[編集] 6月
- 6月4日 - 高橋順太郎、東京帝国大学医科大学、初代薬理学教授(* 1856年)
- 6月14日 - マックス・ヴェーバー、社会学者(* 1864年)
- 6月16日 - 鴻池幸富(10代目鴻池善右衛門)、江戸・明治・大正期の豪商(* 1841年)
- 6月21日 - ジョサイア・コンドル、鹿鳴館などを手がけたお雇い外国人の建築家(* 1852年)
[編集] 7月
[編集] 8月
[編集] 9月
[編集] 10月
- 10月5日 - 末松謙澄、外交官・政治家・著述家(* 1855年)
- 10月6日 - 黒岩涙香、翻案小説家・評論家・ジャーナリスト(* 1862年)
- 10月19日 - ジョン・リード、ジャーナリスト(* 1887年)
[編集] 11月
[編集] 12月
[編集] ノーベル賞
- 物理学賞 - シャルル・エドワール・ギヨーム(スイス)
- 化学賞 - ヴァルター・ネルンスト(ドイツ)
- 生理学・医学賞 - アウグスト・クローグ(デンマーク)
- 文学賞 - クヌート・ハムスン(ノルウェー)
- 平和賞 -レオン・ブルジョワ(フランス)
[編集] フィクションのできごと
[編集] 誕生
- 月日不明 - マイケル・コルレオーネ、小説・映画『ゴッドファーザー』の登場人物。(+ 1997年)