L-04C
キャリア | NTTドコモ |
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製造 | LGエレクトロニクス |
発売日 | 2011年3月6日 |
概要 | |
OS | Android OS 2.2 |
CPU | Qualcomm MSM7227 |
音声通信方式 | 3G:FOMA(W-CDMA) 2G:GSM (3G:800MHz、850MHz、1.7GHz、2GHz) (2G:900MHz、1800Mhz、1900MHz)) |
データ通信方式 | 3G:FOMA(HSDPA) 2G:EDGE |
形状 | スライド |
サイズ | 116 × 58.1 × 15.3 mm |
質量 | 148.5 g |
連続通話時間 | 約340分(音声電話時・3G) 約330分(音声電話時・GSM) |
連続待受時間 | 約340時間(静止時・3G) 約300時間(静止時・GSM) |
データフォルダ | ROM1024MB RAM512MB |
外部メモリ | microSD(2GBまで) microSDHC(32GBまで) |
FeliCa | なし |
赤外線通信機能 | なし |
Bluetooth | 2.1+EDR |
放送受信機能 | なし |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 | HVGA (320×480ドット) |
サイズ | 3.2インチ |
表示色数 | 6万5536色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 約320万画素CMOS |
機能 | オートフォーカス、手ぶれ防止機能(静止画) |
サブカメラ | |
なし | |
カラーバリエーション | |
White Silver | |
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ドコモ スマートフォン Optimus chat L-04C(ドコモ スマートフォン オプティマス チャット エル ぜろ よん シー)は、LGエレクトロニクスによって開発された、NTTドコモの第三世代携帯電話(FOMA)端末である。ドコモ スマートフォンの端末。
目次 |
[編集] 概要
海外では多数のスマートフォンを提供しているLGエレクトロニクスではあるが、が日本では始めて提供するAndroidを搭載したスマートフォンとなる。OSにはAndroid 2.2を搭載し、全面タッチパネルと日本で発売されるAndroid端末としては初となる、スライド式の凹凸にこだわったQWERTYキーボードを配した形状となる。タッチパネルはフルタッチ式の静電式を採用し、キーボードを閉じた状態でも利用することが可能となっている。スライドを閉じた状態では、正面下部に、電話の発信ボタン、終話ボタン、ホームボタンのハードキーがあるほか、タッチ式のメニューキー、戻るキー、サーチキーをそなえている。また右サイドに音量調整ボタンがある。
NTTドコモでは2010年秋以降、GALAXY SやREGZA Phone、LYNX 3Dと高スペック、高機能なスマートフォンを投入してきたが、Optimus chat L-04Cは、スマートフォンのエントリーモデルとして位置づけており、機能やスペックを押さえることで、販売価格を押さえている。
ユーザーインターフェースにおいても初心者でも複雑なスマートフォンを使えるように、データボックス、メール、便利ツール、地図、本体設定、といった具合に、ドコモケータイのメニュー構成が反映されている。通常のスマートフォンだと、アプリ一覧を開くと、相当数のアプリケーションのアイコンが表示されるが、Optimus chatのUIでは、たとえばメールを選ぶと、Gmail、EMailアプリ、spモードメール、メッセージ、Talkが格納され、便利ツールだと、アラーム、カレンダー、電卓、ボイスレコーダー、電子辞書、SNSアプリが出てくるように、カテゴリー分けがされている。
また通常のandroidホーム画面に変更することも可能。
カメラは320万画素だが、顔追跡機能、オートフォーカス、手振れ補正などがサポートされており、カメラの操作や設定はタッチパネルのみで実施可能となる。また撮影した画像をタッチ操作でデコレーションすることも可能となる。
本端末ではおサイフケータイやワンセグは利用することはできないが、GPSや国際ローミングサービスであるWORLD WING、またBluetoothに対応している。またモーションセンサーに対応しているため、直感的な操作やアプリケーションの利用が可能となる。FOMAハイスピードでは下り最大7.2Mbps、上り2Mbps、WiFiではIEEE802.11b/gが対応となる。
[編集] メール・ブラウザ
標準のブラウザにはFlash Player 10.1は搭載されていないがHTML5には対応しているため一部動画サイトなども閲覧ができる。そのほかOpera等サードパーティーのブラウザをインストールし利用することが可能となる。
メールにおいてはGmaiやPOP、IMAPのメールがサポートされているほか、iモードメールと同じ@docomo.ne.jpのプッシュ型のキャリアメールが利用できるように、spモードアプリがプリインストールされている。Gmailにおいては複数アカウントでプッシュメールが利用できる。また音声入力メールが対応している。
[編集] アプリケーション
Android OS用のアプリケーションマーケットである、Androidマーケットが利用可能であり、20万を超えるアプリケーションの中から、自由にアプリケーションをインストールできる。
その他に、NTTドコモが提供するドコモマーケットからもアプリケーションをダウンロードができる。なおこれらのなかで日本円に対応したアプリケーションでは、携帯電話料金課金に対応している。
[編集] プリインストールアプリケーション
- Gmail
- Google Maps / Latitude / ナビ
- YouTube
- Google Talk
- メール
- Google検索 / ボイスサーチ
- トルカ
- Twitter / Facebook for LG / mixi / MySpace for LG
- ボイスレコーダー / 電卓 / 電子辞書
- ギャラリー / Evernote / Picasa
- Home selector
- ThinkFree Office /ニュースと天気
- バックアップと復元、/ ビデオプレイヤー / ボイスレコーダー
- 音楽、検索、取扱説明書、設定、電子辞典、電卓、電話、電話帳コピーツール、連絡先
その他に30を越すウィジェットがプリインストールされている。
[編集] PCとの接続
LG On-Screen Phoneといわれる、LGエレクトロニクス製のアプリケーションをパソコン上で利用することで、パソコンとスマートフォンの間でデータの移行が簡単に行うことができる。
[編集] 主な対応サービス
主な対応サービス | |||
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タッチパネル | FOMAハイスピード7.2Mbps(受信)/2Mbps(送信) | Bluetooth | |
GPS/オートGPS/ |
デコメール/デコメ絵文字/ |
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フルブラウザ | |||
外部メモリーへアプリ移行/ユーザーデータ一括バックアップ | トルカ | ||
バーコードリーダ/名刺リーダ | |||
GSM/3Gローミング(WORLD WING) | デジタルオーディオプレーヤー(AAC/WMA) |
[編集] 歴史
- 2010年11月8日 - F-01C・F-02C・F-03C・F-04C・F-05C・F-06C・L-01C・L-02C・L-03C・Optimus chat L-04C・N-01C・N-02C・N-03C・P-01C・P-02C・P-03C・SH-01C・SH-02C・LYNX 3D SH-03C・SH-04C・SH-05C・SH-06C・ブックリーダー SH-07C・TOUCH WOOD SH-08C・REGZA Phone T-01C・HW-01C・BlackBerry Curve 9300・フォトパネル03の開発並びに一部機種の発売を発表。
- 2011年2月4日 - 事前予約受付開始
- 2011年3月6日 - 発売開始。
[編集] 関連項目
- Optimus Pad
- ドコモ スマートフォン
- Android
- LYNX 3D SH-03C - 同時期発売のドコモ スマートフォンシリーズの端末
- REGZA Phone T-01C - 同時期発売のドコモ スマートフォンシリーズの端末
- GALAXY S - 同時期発売のドコモ スマートフォンシリーズの端末
- GALAXY Tab - 同時期発売のドコモ スマートフォンシリーズの端末
- BlackBerry Curve 9300 - 同時期発売のドコモ スマートフォンシリーズの端末
- ブックリーダー(SH-07C) - 同時期発売のAndroid OS搭載の電子ブックリーダー
[編集] 外部リンク
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