To‐i（以下T） 初めまして！落語家さん…ですよね？

仮面女子（以下K） はい。でもつい最近まで会社員をやっておりまして。

T えっ、会社員からどうやって落語家になったんですか？

K よく行く居酒屋で落語ライブがありまして、店長が師匠に紹介してくれて、「弟子にしてください！」と。

T そんな感じでなれるんすか？

K 普通はなれないと思うんですけど、師匠がフランクな方で、「いいよ」って。

T すごい！でもなんで名前が仮面女子なんですか？

K 普通、講座名は師匠からもらうんですけど、うちの師匠がエキセントリックな人なので、命名権をネットオークションに出品しまして。

T そんなことできるんですね!

K 落札したのが、アイドルグループ仮面女子の運営会社さんで、そのままお名前をいただき、落語家として修行させてもらってます。

T 落語家さんって、一人で長時間かまずにしゃべれてすごいですよね。

K To‐iさんこそDISH//の「おふざけ担当」でいらっしゃる！

T プロの前でお恥ずかしい！

K いや私、まだ3カ月なんで！ほんと『俺たちルーキーズ』ですよ。

T 新曲、聴いていただいたんですね、ありがとうございます！

K 「世界を回せ！」ってフレーズにグッときちゃって。会社員時代に上司から「誰かに言われてじゃなく自分から動け。振り回される男じゃなく振り回す男になれ」って言われたことを思い出しました。

T そんな風に聴いていただけて、すごくうれしいです！

K 僕、落語の他にトークユニットで『考えすぎる会』ってのもやってまして。

T なんですか、それ？

K メンバー各自が「考えすぎたこと」を発表するんです。僕は先日「グラタンについて」15分熱弁を振るいました。

T そういうの好きです！僕らもラジオで「箸ってなんで箸っていうんだろう…」とか話す事あるんですけど、そこまで掘り下げれらないんで、めっちゃ見てみたいです。

K 出てください。

T いや僕、以外と前にいけないタイプなんです。北海道出身で訛りもあるし、ムチャ振りに弱いし、緊張するタイプだし（笑）。

K 僕、この前、高座の途中でパーンと台詞が飛びまして。

T ライブで歌詞が飛んだときのサバイバル法、いろいろありますよ。

K それは高座で使えるかもしれないです、教えて、教えて！

T 例えば「盛り上がろうぜ！！」でごまかすときもあります。

K なるほどー。「…寿限無寿限無、五劫の擦り切れ…みんな！盛り上がろうぜぇ～！」って、こうですか？

T ぜひ、使ってください（笑）。

K 使えますかねー（笑）。ところでTo‐iさん！ 今後の抱負は？

T DISH//としての次の目標は「横浜スタジアム」、To‐iとしては、20歳になったので10代とは違ういろんなTo‐iを見せていきたいですね。楽器とDJを両立させて。

K じゃあ僕はそんなTo‐iさんに乗っかって…

T えーっ、おっきな夢を語ってくださいよ（笑）！

K 「世界で1番有名でおもしろい落語家になりたいです」って、恥ずかしい感じになってるじゃないすか。

T いやいや、ぜひ、なってください！