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【東京歌壇 東京俳壇】

東京歌壇と東京俳壇は毎週日曜日の朝刊に掲載しています。東京歌壇の選者は、歌会始で召人を務めた歌壇の重鎮・岡野弘彦さんと、「男歌」の第一人者・佐佐木幸綱さん、東京俳壇の選者は女流俳句の開拓者・鍵和田〓(禾に由)子さんと、江戸の俳諧に拠りながら俳句の革新を続ける小澤實さんです。選者ごとの特選2首には評がつきます。一流の歌人、俳人に作品を見てもらう絶好の機会です。皆さんの投稿をお待ちしています。

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特選の歌と句

記事一覧

2016年2月28日

 

【特選の歌】

◆佐佐木幸綱 選

山際を霞(かすみ)となして裸木の梢(こずえ)は冬の空をささえる(千葉県富津市 秋山 定光)

鳥よけの網目を粗み翡翠(かわせみ)の暴れ漁(すなど)る釣堀に立つ(東京都府中市 佐野 一郎)

◆岡野弘彦 選

天蚕(てんさん)のいまだ眠れる早春の雑木のやまに母をしのべり(千葉県成田市 神郡 一成)

きさらぎの夕べ野に来てかたりあふ幼き恋のかたはらを過ぐ(茨城県土浦市 立谷 正男)

【特選の句】

◆小澤實 選

モノレールの先頭に座す春着の子(東京都渋谷区 羽生 邑子)

泣きながら鬼に豆撒(ま)く女の子(東京都練馬区 木津川珠枝)

◆鍵和田〓(禾に由)子 選

大寒の夢みる鯉となりにけり(埼玉県新座市 勝呂 睦男)

独りゐに王様の如朱欒居る(埼玉県所沢市 大竹 幸江)

 

投稿歓迎

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  • サイトからの投稿は毎回、選者ごとに1首・句、未発表の作品に限ります。読みづらい漢字、複数の読み方がある漢字にはふりがなを付けてください<例:斑鳩(いかるが)>。
  • 掲載に際し、選者が添削する場合があります。
  • 選者ごとに毎回10首・句を入選とし、このうち各2首・句を特選とします。特選になった歌や句の作者には図書カード(1000円分)を進呈します。
  • 特選の作品は紙面のほか、一定の期間、このサイトにも掲載します。
  • 二重投稿はご遠慮ください。

年間賞と月間賞

  • 毎月選者ごとに月間賞を1首・句選びます。月間賞の作者には図書カード(5000円分)を進呈します。月間賞の中から選者ごとに1首・句の年間賞を選びます。年間賞の作者には表彰状と盾、賞金5万円を進呈します。

郵送での投稿

郵便はがき1枚に、選者を指定した上で未発表作品を3首・句まで。同じ面に住所、氏名・筆名(ふりがな)、電話番号、年齢、職業を明記し、〒100−8525(住所不要) 東京新聞文化部歌壇・俳壇係へ。二重投稿はご遠慮ください。

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