エンターブレイン
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 〒102-8431 東京都千代田区三番町6-1 |
設立 | 2000年4月1日 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | ゲーム、エンターテイメント関連雑誌、書籍出版 |
代表者 | 浜村弘一(代表取締役社長) |
資本金 | 4億1,000万円 |
売上高 | 182億円(2007年3月期) |
従業員数 | 293人 |
決算期 | 3月 |
主要子会社 | ebクリエイティブ |
外部リンク | www.enterbrain.co.jp |
株式会社エンターブレイン (ENTERBRAIN, INC.、EB) は、エンターテイメント関連の雑誌、書籍の制作、ゲーム市場調査等を手掛ける日本の会社である。角川グループホールディングスの中間持株会社であるメディアリーヴスの傘下。西和彦が設立したアスキーの一部門でありエンターテイメント系の編集部が集まっていた第二編集統括本部が前身にあたる。企業ロゴは赤字のeb!のマークである。
社名の由来は「エンターテイメントのブレインになる」から[1]。
2007年9月27日に角川グループホールディングスがグループ傘下のアスキーとメディアワークスの合併協議を開始すると発表、2008年4月1日にメディアワークスがアスキーを吸収合併しアスキー・メディアワークスとなった。グループ内で事業が重複した関係であるメディアワークスと、会社の発祥であるアスキーの統合によって、エンターブレインの動向も注目される。
目次 |
[編集] 沿革
- 1987年(昭和62年)1月30日 - アスキー映画株式会社設立(1994年 活動停止)
- 1997年(平成9年) - 株式会社アスキービジュアルエンタテインメントに商号変更
- 2000年(平成12年)4月1日 - 株式会社アスキー(現・株式会社メディアリーヴス)、株式会社アスペクトから、ファミ通を始めとするエンタテインメント系の編集部および、それに伴う営業部門、事務部門をアスキービジュアルエンタテインメントに譲渡し、株式会社エンターブレインに商号変更
[編集] 主な雑誌・書籍
- B's LOG(ビーズログ)
- 『ログイン』の一コーナーから独立した、乙女ゲーム・ボーイズラブゲーム専門誌。
- ファミ通
- 高い知名度を持つ総合ゲーム雑誌。これも『ログイン』の一コーナーが前身であった。
- ファミ通DS+Wii
- おもに、子供向けから、少年向けに作られたゲーム雑誌。DSやWIIの攻略を中心にしているが、マンガなどもある。
- テックウィンDVD (TECH Win DVD)
- 季刊のDVD-ROM付きパソコン雑誌。月刊誌『TECH Win』が前身。
- TECH GIAN(テックジャイアン)
- 以前同社から刊行されていた『E-LOGiN』と別系統のアダルトパソコンゲーム雑誌。
- コミックビーム
- 月刊漫画雑誌。創刊時の題号は『アスキーコミック』。表現に制約を設けず、漫画家の個性を生かした濃厚な作品を載せているのが特色。
- アルカディア (ARCADIA)
- 新声社で刊行されていた『ゲーメスト』の編集チームが、新声社の倒産を機に当時のアスキーに移籍し、編集者の入れ替えなどを行った末に刊行した、業務用ゲーム専門雑誌。以前はムック本扱いだったが、月刊化。『ゲーメスト』で行われていたハイスコア集計などを引き継いでいる。ちなみに本誌が月刊化する前に『週刊アルカディア』というコーナーが『ファミ通』で一時的に連載されていた。
- サラブレ
- 競馬雑誌。競馬ゲーム全盛期に創刊された。この時期は各出版社から競馬雑誌が多数創刊され軒並み廃刊となったが、独自企画や『ダービースタリオン』特集等で今では『優駿』に次ぐ競馬雑誌となっている。
- ファミ通Connect!On(コネクト!オン)
- オンラインゲーム専門誌。家庭用オンラインゲーム機のソフト向き。2006年7月21日創刊。
- kamipro
- プロレス・格闘技の専門雑誌。以前は紙のプロレスRADICALという雑誌名でワニマガジン社から刊行されていた。2006年より発売元をエンターブレインに移し、現在の雑誌名に変更。
- サッカーJ+
- Jリーグを中心とした国内サッカー情報雑誌。Jリーグの他にJFL、地域リーグ、なでしこリーグ等を扱う。2005年8月に季刊誌として創刊し、2007年6月より月刊化。
[編集] かつて発行していた雑誌
[編集] 主なゲームソフト
主に旧アスキー時代からの作品を発売している。
- RPGツクールシリーズ
- RPG制作ソフト。
- ダービースタリオンシリーズ
- ファミコン全盛時代末期に生まれた名作。第1作発売当時の開発部門は1996年に新会社パリティビットを立ち上げて独立。
- ベストプレープロ野球シリーズ
- 『ダービースタリオン』と並ぶパリティビットの代表作。ダービースタリオン・ベストプレープロ野球は2002年以降、eb!が発売している。
- ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記
- 任天堂の『ファイアーエムブレム』開発チームの一部が独立して立ち上げた会社ティルナノーグが開発。任天堂より『ファイアーエムブレム』の類似作であるとして著作権等に関する訴訟を起こされた。
- ベルウィックサーガ
- ティアリングサーガ開発チームによるティアリングサーガシリーズ第2作。2005年5月発売。
- トゥルー・ラブストーリーシリーズ
- ビッツラボラトリー開発。
- キミキス
- 上記に同じ。
- Cross Hermit ~最果ての賢者~
- Windows98/Me/2000/XP対応 リアルタイムシミュレーションゲーム
[編集] 雑記
- 美少女ゲーム雑誌を発行しているコアマガジンと手を組み、『まじれす!!~おまたせ♪リトルウイング~』(キャラクターデザイン:みさくらなんこつ)の共同開発およびタイアップを行った。
- エンターブレインが角川ホールディングスの傘下に入ったことにより、同じ傘下のメディアワークスと業務が重複した問題に関し、『ファミ通』、『電撃』の両ブランドは当面の間継続するとのコメントを出した。ただ、美少女ゲーム誌等統合を始めたものもある。
[編集] 関連項目
[編集] 子会社
- 猿楽庁(さるがくちょう)
- ebクリエイティブ
[編集] 外部リンク
[編集] 出典
- ^ "株式会社エンターブレイン 社長挨拶". エンターブレイン. 2008年2月2日 閲覧。