松沢成文
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日本の政治家
松沢成文
まつざわ しげふみ
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生年月日 | 1958年4月2日(51歳) |
出生地 | 神奈川県川崎市多摩区 |
出身校 | 慶應義塾大学法学部 卒業 |
所属政党 | 無所属 |
称号 | 法学士 |
世襲の有無 | 無 |
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当選回数 | 2回 |
任期 | 2003年4月23日 - |
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選挙区 | 神奈川県第9区 |
当選回数 | 3回 |
任期 | 1993年7月 - 2003年3月 |
退任理由 | 神奈川県知事選挙出馬 |
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当選回数 | 2回 |
任期 | 1987年4月 - 1993年7月 |
退任理由 | 衆議院選挙出馬 |
松沢 成文(まつざわ しげふみ、1958年4月2日 ‐ )は、日本の政治家。神奈川県知事。衆議院議員(3期)、神奈川県議会議員(2期)を歴任。松下政経塾(3期生)出身。尊敬する政治家は英国のマーガレット・サッチャー元首相である。
目次 |
[編集] 概要
松下政経塾同期生に鈴木淳司・笹木竜三・前田正子らがいる。1987年に松下政経塾を卒塾。同年の神奈川県議会議員選挙に進歩党推薦で立候補し、初当選。県政史上最年少議員として注目を集める。(2007年8月現在の県会最年少議員は大和市選出の菅原直敏。2007年4月までは宮前区選出、元秘書の福田紀彦)この選挙における学生ボランティアに手塚仁雄がいた。
1993年、衆議院議員総選挙に神奈川2区から立候補し、初当選。以後3期連続当選。新生党、新進党を経て民主党へ合流。議院運営委員会理事、外務委員会理事、災害対策特別委員会委員長、民主党選挙対策委員会事務局長、民主党次の内閣教育・科学技術ネクスト大臣等を歴任。
1999年、第1回民主党代表選挙に菅直人の対抗馬として立候補し、枝野幸男、上田清司、簗瀬進、前原誠司、田中甲、岩国哲人、奥田建ら当選回数少ない国会議員の支援で善戦するも落選。また、公党の党首選挙において憲法改正を始めて提起したのは松沢である。松沢は同選挙で憲法改正を公約に掲げており、当時は北朝鮮による工作船事件が世論の関心を集めており、国民の外交・安全保障に関する考え方も変化を見せ始めていた。他方、当時・自由党党首だった小沢一郎は文藝春秋において自身の憲法改正案を明らかにしている。2003年、神奈川県知事選挙に立候補し、盟友の中田宏横浜市長や石原慎太郎・東京都知事の応援を受け初当選。 石原からは「がんばれよ!あんなオバサン(同選挙に出馬していた田嶋陽子)に負けんじゃねぇぞ」と激励されている。
2003年に川崎市高津区での総選挙の樋高剛への応援演説で、治安悪化の問題をめぐり「中国なんかから就学ビザを使って(日本に)入ってくるけど、みんなこそ泥」という内容の発言をした。演説後、記者団に「入国管理の改革が必要だという意味で言った。全員がこそ泥だということではない」と釈明した。
2005年にプレイステーション2版「Grand Theft Auto 3」を神奈川県青少年保護育成条例に基づき有害図書指定した。この際、松沢が運営するブログに寄せられた同作品を有害作品とする発言に異を唱えるコメントが全体の8割を占めていたにも関わらず、「反対意見はごく一部。サイレント・マジョリティーには支持されている」との発言を行い半ば無視をする形で論争は終結し、本当にサイレントマジョリティーの意味が理解できているのかと言う意見等、各方面からの物議を醸した。
2007年の神奈川県知事選挙では自民党県連推薦の杉野正候補を破り再選。 ちなみに同時に行われた東京都知事選では現職である石原の支持を表明し、これに対して石原も松沢への応援に駆けつけている。 これに対し社民党神奈川県連は松沢を支持する方針を決定していたが、福島瑞穂党首が「(与党が支援する)石原氏を応援する松沢氏は支持できない」として党の支持を撤回している。
県の研究会の答申を受けて県独自に炭素税を導入することを検討している[1]。
[編集] 略歴
[編集] 経歴
[編集] 政歴
- 1987年
- 1991年
- 4月 神奈川県議会議員選挙(川崎市麻生区・無所属)2期目当選。
- 1993年
- 7月18日 第40回衆議院議員総選挙(旧神奈川2区・新生党公認)当選。118,879票。
- 1994年
- 1996年
- 10月20日 第41回衆議院議員総選挙(神奈川9区・新進党公認)2期目当選。72,147票。
- 1997年
- 12月27日 新進党分党
- 1998年
- 1999年
- 第1回民主党代表選挙落選。
- 2000年
- 6月25日 第42回衆議院議員総選挙(神奈川9区・民主党公認)3期目当選。122,551票。
- 2003年
- 2月 民主党離党
- 4月14日 神奈川県知事選挙(無所属)当選。1,040,594票。
- 2007年
- 4月8日 神奈川県知事選挙(無所属)再選。2,008,335票。
[編集] 文献
[編集] 著書
- 『この目で見たアメリカ連邦議員選挙』中央公論社、1986年8月、ISBN 412100812X
- 『最年少議員の奮闘記 : 地方からの政治改革 県政にタックル!』ぎょうせい、1991年1月、ISBN 4324025509
- 『僕は代議士一年生 : 見た、聞いた、驚いた永田町仰天日記』講談社、1994年7月、ISBN 4062071010
- 『拝啓小沢一郎党首殿』ごま書房、1997年5月、ISBN 4341017748
- 『挑戦者 : 民主党党首選に挑んだ衆議院議員松沢成文の10日間』藤堂りょう作画、ごま書房、1999年6月、ISBN 4341130579
- 『実践ザ・ローカル・マニフェスト』東信堂、2005年4月、ISBN 4887136080
[編集] 共著
- 『どこへゆく高等学校 : これでいいのか公立高校 現地レポート』松沢政経学生会共著、教育出版センター、1993年2月、ISBN 490570202X
- 『郵政民営化論 : 日本再生の大改革!』小泉純一郎共著、PHP研究所、1999年12月、ISBN 4569609163
[編集] 関連文献
- 『未来を託す男たち』細川珠生著、ぶんか社、1999年12月、ISBN 4821106965
- 『国と闘う・地方の反乱 : 改革派首長の挑戦』花上喜代志著、碧天舎、2004年4月、ISBN 4883465322
[編集] 関連項目
[編集] 注釈
- ^ http://www.shikoku-np.co.jp/national/science_environmental/article.aspx?id=20090331000422 四国新聞2009年3月31日
[編集] 外部リンク
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