■のどかな街に起きた凶悪犯罪…?
鳴き声とは盲点だったね!というわけでコロンビアからのニュース。ロバに乗って逃走する計画を立てた強盗がいたのですが、鳴き声がうるさくて待たせてる間に警察にバレてしまうという事件が起きました。
事件が起きたのはコロンビア北部、カリブ海に面したファン・デ・アコスタ。3人のグループが小さな商店へ強盗に入る計画を立てたのです。男たちは先日の午後2時頃、店舗へ侵入するとラム酒、オイル、米、ツナとサーディンの缶を陳列棚から強奪し、外で待たせていたロバへと盗品を積み込みました。このロバはシャビという名前で、事件の12時間前に犯人グループが盗んできたロバでした。さしずめ盗難車と言ったところでしょうか。
■ロバ、必死の抵抗
ところが、彼らには誤算がありました。商品を盗んでいる間にロバが大声で鳴いていたため、近くを通った警察がこのお店を警戒して集まってきていたのです。店を出たところで既に警察に気づかれていることを知った犯人たちは、仕方なくロバを捨てて逃走していきました。
店のオーナー、ファビオ・オロスコ氏はこうコメント。
「何もかも盗もうって感じだったよ。ラム酒に米に、全部だよ。」
結局盗まれた品物はすべてお店に返ってきました。また、ロバも警察で保護され、後に飼い主が引き取りにきたそうです。犯人はまだ捕まっておらず逃走中。警察は現在も行方を追っています。
それにしても逃走用にロバか…。車よりもバイクよりもロバ。コロンビアってのどかでいいな。エコだしね。
[telegraph.co.uk]