NHKのダイオウイカ特集に釘づけになった人も多いと思います。世界初の生きたダイオウイカの非常にリアルな映像は我々の好奇心を最大限に揺さぶった。言い伝えでしか知られていないある意味『伝説上』の生き物が、現存し我々の目の前に存在するというのは何とも言い難い「恐ろしさ」を感じた。さてそんなダイオウイカですが、実際どれほどの大きさなのでしょうか。人間と比べるとどれほどになるのか。
ダイオウイカの最大サイズともなれば15メートル~20メートルになると言われております。今まで発見されているダイオウイカは既に死んでおりますが、ご覧の通り人と比べても大きさは2倍以上あります。推定では4~5メートルほどあるかと思われますが、それでもそのサイズに圧倒されるはずです。
なぜ、ダイオウイカが捕獲されている頃には既に死んでいるのかと言いますと、通常ダイオウイカは深海で暮らしており、滅多に人目につくような水面には上がってきませんが台風などによって打ち上げられたものが、発見されるケースはまれにあるようです。その為発見されたころにはすでに死んでいる状態になってしまうようだ。
今回NHKが撮影した生きたダイオウイカは、小笠原諸島父島の東沖の深海で撮影されたもので世界初の映像である。その為、それ以外の生きたダイオウイカの映像は無く、死んだダイオウイカやイラストなどが主な資料となる。
今回紹介した写真は、その中でも大きさの判る写真を厳選したが、この広い海の中には更に巨大なイカが生息しているとなるとその期待感はネッシーどころではない。
いつか水族館で、生きたダイオウイカをこの目で見てみたいものだ。
[秒刊SUNDAY]