アメリカのポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルが、およそ30年前にパソコンを使って制作した未発表作品28点が美術館が所有していたフロッピーディスクの中から新たに見つかり、話題を呼んでいます。
見つかったのは、アメリカのポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルが29年前にパソコンを使って制作した未発表作品28点で、24日、アメリカ東部ペンシルベニア州のアンディ・ウォーホル美術館が発表しました。
作品が発見されたきっかけは、ウォーホルがパソコンで作品を制作する様子を記録した映像を動画投稿サイトでたまたま見た彼のファンが未発表作品ではないかとして調査を始めたからでした。
その後、アンディ・ウォーホル美術館に保管されていたフロッピーディスクの中に未発表作品のデータが確認され、地元のカーネギーメロン大学の学生などの協力を得て作品を復元しました。
見つかった作品は、ウォーホルの自画像をカラフルに加工したものや、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」の女神の目を3つにしたものなどで話題を呼んでいます。アンディ・ウォーホル美術館は「コンピュータを使って描いた作品からは、常に新しいメディアを使って創作活動に挑戦しようとしたウォーホルの精神が読み取れる」としています。
[NHK]
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140426/k10014048261000.html
大金が動きそうだね