大阪の寿司店「市場ずし」(東京にある同名の店とは無関係)では、外国人客への握り寿司に大量のわさびを塗り込んでいるので「気をつけて」というネットの書き込みがあり、店側が謝罪した。
ネットに流れた写真が凄まじい。甘エビをめくると、ウエッと思うほどのわさびが握られていた。ネタからはみ出しているものもある。
コメントも「わさびが大量に入っている。文字どおり罰ゲームレベルだ」「わさびテロ。やられたのは私だけじゃなかった」という批難が並ぶ。
韓国の旅行者が韓国語を話した途端に従業員が差別的な言葉をつぶやいたりするのを聞いた、わさびで涙目になっているのを笑っていたというのもあり、「嫌がらせだ」というわけだ。
これに外国人観光客が書き込み、拡散して、あっという間に炎上した。
店側苦し言い訳「増量サービスだった」
市場ずしは2日(2016年10月)、店のホームページに謝罪文を掲載した。まずは「お詫び」があって、事実関係を確認した結果として、以下のような内容が書かれている。
「(海外の客から)がりやわさびの増量の要望が非常に多いため、事前確認なしにサービスとして提供したことが、わさびが苦手なお客様に不愉快な思いをさせてしまう結果となってしまいました」
「従業員による民族差別的な発言に関しては、そのような事実は確認できませんでしたが」
「社員教育を徹底してまいります」
わさびの増量が「サービスだった」とはなんとも苦しい言い訳だ。差別は認めるわけにはいかないだろう。
外国人客が多いということは、パンフや口コミで推奨されているのだろう。それ自体は大きな財産だったはずだが、ネット時代はネガティブ・イメージだってあっという間に広がる。客が反撃できると知らなかったとは迂闊だ。
[via:http://www.j-cast.com/tv/2016/10/03279588.html]
店ではその後、外国人の客には、わさびと寿司を別々に提供し、好きなだけ乗せてもらう形を取っているということです。(03日13:50)
[via:http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20161003-00000049-jnn-soci]
ネットの反応
・これが単の外人ボッタクリだったら、まあまあ世界的にもあるからそりゃ気をつけないとなくらいの話になったはずだが、これは明らかなヘイトなんだよな。
・どうしてこんな国になってしまったのか…本当に恥ずかしい
・ワサビの量が多いならその場で抗議してもらえばいいのに
>市場ずし難波店のTripAdvisor記事。
・今年8月23日にマカオ人「外国人への接客を嫌がってる」「マジで寿司を投げてよこす」。同4月にチェコ人「外国人を接客したくないっぽい」と投稿。
・やはりガイジン嫌いな店なのは間違いないが、一方で白人も嫌ってるので、嫌韓案件かは難しい気も…
・おいおい食べログの他の韓国人はリーズナブルな値段でオススメって書き込んでるんだがw
>食べログの口コミ操作もしらんのか
・吐き気がする嫌がらせ
・国を挙げてインバウンド観光を盛り上げようとする中で、このような店があるのは残念としか言いようがない
・政府は熱心に媚売ってるけど、外国人観光客なんかいらないわ
・こんなガキのイジメみたいな幼稚なやり方を称賛してるのは日本のイメージを貶めたい奴で愛国者でも何でもない
・もし、間違いだったら市場ずし難波店が不当な被害を受けることになるので、とにかくきちんと報道して調査してほしい。
・市場ずし難波店、何回も行ってるし韓国からの観光客の人も見たけど、そんな感じはなかったけどなあ。最近入った職人かなあ
・僕は行くよ。安くて美味しいもの。
・105件あるGoogleのレビューのうち、「中韓狙ってわさびを大量に入れてくる」という内容のコメントの大半がこの1週間だけの間に投稿されているのは何故…