大手牛丼チェーンの「すき家」を営業する「ゼンショーホールディングス」は、過重な労働が指摘された従業員の勤務態勢を大幅に見直すために、１０月１日から、およそ１２００店舗で深夜営業を中止する方針を決定した。
　
ゼンショーホールディングスは、２４時間営業を行っている全国１８６７の店舗のうち６０％以上に当たる、およそ１２００店舗で１０月１日以降、午前０時から午前５時までの深夜営業を中止する方針を固めました。

「すき家」では、長時間労働や「ワンオペ」といわれる一人だけの勤務などの過重な労働が問題となっている。この問題を受けて会社の方が従業員の勤務態勢を根本的に見直していた。

結果、適正化を図るためには、従来のような体制を続けるには限界があるとして、多くの店舗で深夜営業を中止した。会社では、近くこのような問題が、発表されます。

ここ数年大きく市場のシェアを増やしてきた「すき屋」ですが、今回の問題で、今まで続けてきた経営戦略を大きく変えなければならなくなった。

[引用/参照：http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140930/k10014989321000.html]

すき家問題を追及してきた首都圏青年ユニオンは「ワンオペでやっていた店が約１２００店舗もあったということ。

今後、ワンオペはやらないといっても従業員が集まらない現状で、曜日や時間によって、またワンオペになる事態も出てくる。小手先でやっている印象でしかない」と根本的解決には至っていないと指摘。

また、すき家といえば、ワンオペを狙った強盗被害の多発も問題視されていた。ワンオペ撤廃で解決するかと思いきや構造的欠陥があるという。

「すき家は２４時間営業で常に人がいるのを前提に店舗を造っている所が多く、全面ガラス張りで防犯シャッターがないとか、十分な対策が取れていない。無人店舗で既に被害も起きている」（同ユニオン）

と依然、強盗に狙われているという。

[引用/参照：http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140930/k10014989321000.html]