訪日した外国人観光客は2010年以降、コンスタントに増え続けており、昨年は1300万人超。そのなかで4分の1は中国人観光客。中国株暴落のニュースが流れるも、彼らの「爆買い」は止まらない。
なかでも日本の医薬品は大人気で、彼らはオープン前のドラッグストアの前でたむろし、開店を今や遅しと待ちわびている。
中国メディアは「日本に行ったら買うべき11の神薬」という見出しで日本製医薬品の紹介を行っており、爆買いの背中を押している。
なかには風邪薬やおむつを買い占めてしまう中国人もおり、売り切れ時のクレーム対応など、店側もさぞ対応に苦慮しているのではないかと心配してみたが……。
「買い占めはむしろありがたいです。中国人観光客が来るようになって、売り上げは倍増しました。そのためにスタッフも増やし、中国語を話せる人を採用したほどです。それでも間に合わなほど買いに買ってくれるので、店側としては嬉しい悲鳴をあげています」(ドラッグのストアスタッフ)
なかでもよく売れるのは、目薬や痛み止めだという。実際に買った中国人からは「中国製品は全く効果がないが、日本の痛み止めは本当によく効く」という声もあるほど。
なかでも目薬については「国に帰ると目が痛くなるからね。ひょっとしてPM2.5の影響かな」などという“チャイニーズジョーク”も聞くことができた。
一方、女性には絆創膏が人気。「国内製と違って、炊事や水仕事のとき取れないので重宝している。安価で軽いのでお土産にもできますし」とは主婦の話。
「彼らは1回の買い物で少なくても1万~2万円、多いときには5万円以上の買い物をしていきます。今年は中国人観光客が1000万人を超えるのではという予測があるので、さらに日本製薬品の需要が高まるのではないでしょうか」(経済部記者)
日中の政府間はやや冷え気味。だが「政冷経熱」という言葉があるように、しばらくは訪日ブームは終わりそうにない。
<中国人が日本に来て買うべき薬 Best11>
1位:目薬
2位:消炎鎮痛剤
3位:液体絆創膏
4位:冷却材
5位:頭痛薬
6位:角質軟化剤
7位:システイン剤
8位:便秘薬
9位:口内炎薬
10位:女性保健薬
11位:のど飴
[引用/参照:http://nikkan-spa.jp/888446]
それにしてもなぜ彼らは、これほど日本製品にこだわるのだろうか。「爆買い」帰りの中国人に聞いてみた。
一回の訪日で100万円を使った! などのテレビ報道を見た方も多く、「爆買い=金持ちのやること」イメージもあるが、日本に来て大量に買い物をするのは、いまや一部の富裕層だけではない。
日本から帰ったばかりでそのままにしていたというスーツケースの中身を詳しく見せてもらうと、トランクの中はぎっしりと食べ物と美容グッズで占められていた。特にシーチキンは30缶ほど“爆買い”していた。
「日本で売られている海鮮食材は缶詰すら美味しい。シーチキンはそのままご飯にかけて食べています。塩加減もちょうどいいし」
彼女が日本製品にハマったきっかけは、3年前にたまたまネットで購入した目薬「サンテFX」だった。
「スーッと涼しくなるのが心地良く、こんな目薬は中国ではなかった。値段も30元(約600円)ぐらいで感動した」(黄さん)
以来、医薬品や美容グッズはほとんど日本製品を使うようになったという。
[引用/参照:http://www.news-postseven.com/archives/20150511_320409.html]
台湾版CM でも「キターーー」
目薬は飲むと睡眠薬のような効果があると聞いた、僕の使用済み浣腸はどうかなかな?