日常会話の中でたまに女性から「私っていくつに見える？」という奇襲尋問にあうことがあり、困ることがありますね。 相手が豹柄服のおばちゃんだったら、にこやかに「ハタチですよね？」と返せますが、ばっちり厚化粧をしている女性が相手だったら、これはもうガチです。いやみのない程度に若く見積もらなくてはなりません。

こういう方は若く見えることに自信をお持ちなので、実年齢を当ててしまうだけでしばかれます。
美魔女が流行っている昨今、これは深刻な社会問題となっております。
ということで、尋問者の大体の実年齢を見抜く必要があります。

一番年齢を隠せない場所は「手の甲」と言われるようです。
若い時は肉付きがいいですが、加齢が進むと、手の甲の皮膚がうすくなり、血管が浮き出てきます。
では、その他に年齢が出てしまう箇所はどこでしょうか？

―ネットの意見

・肌・目尻のしわ
・膝が黒っぽかったら40は過ぎてる
・ひじ。ひじのしわのケアは難しい。
・首のしわ　20代しわ1本、30代しわ2本、40代しわ3本。
・首から背中にかけてのフォルムがもりっとしている
・におい。若い女性は自然にいい匂いがする。
・髪のつや。
・顎周り。ブルドック・フェイスは40代後半。
・ほうれい線、目の下のたるみ
・全体の質感を見て違和感や直感で分かる
・話す時のペチャっとした音
・肌のくすみ。みずみずしさやつやがない

だから、もし聞かれたら「査定に入ります。少々お待ちください」と言って、首のしわをまじまじと観察し、腕をまくってひじを見せてもらいましょう。
「45歳」という結果が出たら－10歳の「35歳ですね」と答えましょう。

査定を省きたいならば具体的な年齢は答えず、「え、お若いですよね？」という返しで十分でしょう。
すると相手が自動的に「うふふ、実は・・・」と言ってくれます。
その時にも決して気を抜かず、「ェ、エ～！」とマスオさん並に露骨に驚きましょう。
これで解決です。

「若く見える」というだけでやはり現実は厳しく、年齢はどこかしらに出てしまうものです。
若く見える努力をするのはとてもいいことです。
でも本当に若い子と遜色がないと思って「いくつに見える？」と聞くのは危険です。
その質問自体が「私は年が結構いってますよ」という自己申告です。
ほとんどコントです。コントだったらコントの答えで満足しましょう。

さて、この質問がどれだけ相手を困らせてしまうことがご理解いただけたでしょうか。
あまり不自然に見えないように、綺麗に年をとっていきたいものですね。

[秒刊サンデー]
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