基本性能はそのままに超コンパクトになったXperia ray
Xperia ray SO-03C は手のひらサイズのコンパクトスマートフォンです。Xperia arcと比べて容積比で約30%も小型化しましたが、にもかかわらず基本性能には変化がありません。
「性能そのままに小型化」を実現した機種なわけです。
さて、impressにXperia ray SO-03Cの開発者インタビューが載っていたので、それを参考にマイナーな比較をしてみましたw
Xperia ray と arc/acroのマイナーな比較
■ディスプレイの消費電力はXperia rayもarc/acroも変わらない
3.3インチという小型ディスプレイなので、4.0インチのarc/acroに比べて消費電力が抑えられていると期待していたのですが、解像度が同じである関係上、消費電力はさほど変わっていないようです。
しかし、回路の見直しなどで、端末全体の消費電力はarc/acroより抑えられているんだそうです。
■Xperia rayには、arc/acroにはなかったフロントカメラを搭載
大きい筐体のarc/acroにさえ搭載する事が難しかったフロントカメラが、Xperia rayには搭載されています。arc/acroに比べてハードウェアのコンパクト化が進み、フロントカメラが搭載できるようになったようです。
■Xperia rayはよりカジュアルなユーザー層向け
arc/acroがフラグシップを求めるユーザー層向けだとすれば、Xperia rayはよりカジュアルなユーザーに向けて作られているようです。カジュアルなユーザー層とは、今までフィーチャーフォンが大半を占めてきた層という認識のようです。
■開発者いわくXperia rayは「女性向け」ではない
カラーバリエーションに黒が無かったり、店頭の販売で女性向けと宣伝されてたりもするので、Xperia rayが女性向けの機種なんじゃないかと思っている人もいるかと思いますが、あくまでも従来は男性ユーザーに偏重してきたXperia ブランドにおいて、男女の構成比率を半々にする事をコンセプトに作られた機種のようです。
もちろんそのコンセプトを実現するにあたって、女性が好むカラバリを意識したりとか、そういう事はあるようですが、コンセプトの裏を返せば利用者の半分は男性であると想定した仕様なので、男性の使用は全く問題がありません。
まとめ
Xperia rayは、スマートフォンをより身近にするというか、そういう端末だと思います。カジュアルなユーザー層向けという事で、男女両方に受け入れられるものだと思います。ただ、やはり黒モデルは欲しかったですよね。
ちゃっかりフロントカメラが追加されていたりと、arcやacroに比べて優れている面もあるXperia rayですが、発売日は2011年8月27日という事で、あと1週間を切っています。
人気機種になると思うので、はやめに手に入れたい方は今のうちに予約をしておくといいかもしれませんね。