投稿者として見た ニコニコ動画 と YouTube
うpしておしまいでは飽き足らず、ニコニコ動画とYouTubeのPVの推移を比較していた。
●PV推移の比較 ニコニコ動画
ニコニコ動画は、公開から2週間ほどは順調に伸びたけど、そのあとは、伸びが止まった。ジャニーズのCD売上みたいな、固定のファンにしかウケない、いわゆるカルト系な感じ。
ユーザ数が固定されいてるから、見たい人が見たら終了ということなんだと思う。あと、俺の動画が繰り返し見て楽しむような、面白いものでないので、リピーターの獲得も難しいというのもある。
「カルト系な感じ」ってのがポイントで、排他性が強くなる。2ちゃんねるの流れも汲んでいるから、白黒はっきりしたコメントがつく。そんなもんだから、良い意味でも悪い意味でも、どんどん独自の方向に進んでいけるんだと思う。
投稿者としてみた場合、ニコニコ動画の場合、ユーザとの「直接的な」コミュニケーションをとらざるえないから、作品に余程の自信があるか、マーケティング目的でもない限り、投稿しない方が賢明かもしれない。ネガティブコメントが一定数に達したら、自ら動画を削除してしまうのもいいかもしれない(どっちにしてもつまんないんだし)。
あと、ユーザでコメントしてくれた人とコミュニケーションとるにも、上手く取れない。ネガティブコメントにたいして、詳しく聞きたくても、上手く聞くことすらできないのは、2ちゃんねるより酷い。
●PV推移の比較 YouTube
一方、YouTubeは、低位ながらも、ずっと同じような伸び方。公開から半月(昨日あたり)ほどで、ニコニコ動画のPVを抜いた。演歌のCD売上みたいな、ずっと低位安定。ただし、世界中のボットが動画を引っ張っているだけじゃないかという疑いはある。
ユーザ数が固定されてなく、ワールドワイドだから、「チャンネル登録者」もワールドワイド。
投稿者としてみた場合、ワールドワイドに、投稿という行為でオナニーしたい人に好ましいと思う。書き逃げならぬ、うp逃げというか。あと、コミュニケーションとか、普段は緩くて、密にしようと思えばできるところも、いいんじゃないかと思う。
●動画紹介とかの効果
それぞれのサイト内から見る人が圧倒的に多いようだ。けっきょく、ランキングやキーワード、タグに支配されている。
2ちゃんねるや、その系統のコミュニティから見てくれる方が、確認できるだけいた。2ちゃんねるとの親和性が強いというか、コミュニティそのもののが活発なのかと。
PVが少なすぎる自分のブログとかからは、ほとんど来ない。
●ひとこと
ニコニコ動画は、「動画コミュニケーション」というけど、それはユーザ同士で、時差ありの擬似コミュニケーションしてるだけ。投稿者からユーザへのコミュニケーションは、動画という>>1しか許されてなく、スレ立てして書き込みすらできないようなもので、2ちゃんねるより酷い。
あー、これならテレビ番組やアニメでも、うpしてる方が気楽でいいだろうな。叩かれても作者じゃないし。
以上、中間報告でした。システムやツールを熟知しているわけでないので、考えや印象は変わるかもしれません。
追伸
個人情報とか書き込まれても、ニコニコ運営は放置みたいで、2ちゃんより酷いとか思った。投稿者がフィルタかけても、IFRAMEのコメントには表示されるし。
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