高崎かなみ“無敵のグラドル”になるまでの軌跡
1st写真集『カナミノナカミ』(集英社)を発売した高崎かなみ。
芸能界に憧れ、養成所に通っていた1人の少女が“グラビアの頂点”を目指すまでの軌跡、数々のオーディションを勝ち抜き“無敵のグラドル”として注目を浴びるようになった理由に迫った。
1997年7月14日生まれ、神奈川県出身の高崎。「サンスポGoGoクィーン」初代グランプリ、「ミスジェニック2019」グランプリ、週刊プレイボーイ主催の「NIPPONグラドル53人 撮り下ろしソログラビア争奪オーディション」優勝などオーディションで無類の強さを誇り、“無敵のグラドル”と話題に。
そして24歳の誕生日に、念願だった1st写真集「カナミノナカミ」が発売決定。沖縄を舞台に、正統派な水着姿、しっとりと艶やかな姿、そしてこれまでに一度も見せたことのない限界ショットにも挑戦している。
モデルプレスのインタビューでは、写真集の見どころはもちろん、彼女のこれまでの歩みやグラビアへの思い、今後の夢などをたっぷり語ってもらった。
写真集決定に驚き「現実なの?」
― 写真集の出版が決まった時の心境はいかがでしたか?
高崎:仕事中にマネージャーさんから聞いたのですが、ずっと写真集を出すのが夢だったので「えっ?本当に?現実なの?」とすごく驚きました。しかも、ずっとお世話になっていた「週刊プレイボーイ」さんが監修してくださるということで、さらに嬉しさが増しました。
― 写真集を作るにあたって、こだわったポイントを教えてください。
高崎:マネージャーさんと編集部の方と話し合って方向性を決めたのですが、やはり1st写真集なので、フレッシュさをアピールできるようなものにしました。ですが、私が普段グラビアで撮っていただくのはしっとりとしたアンニュイ系が多いので、その要素も加えてバランス良く作っていただきました。
― 撮影で特に印象に残っているエピソードはありますか?
高崎:撮影前、少しだけダイエットをしていたんです。ですが沖縄に行ったら、ゴーヤチャンプルーや海ぶどう、お肉など沖縄料理がすごく美味しくて食べ過ぎてしまって、お腹がちょっと出ちゃいました(笑)。
“限界ショット”は「露出度が史上最高」
― 写真集の中で、お気に入りのカットを教えてください。
高崎:麦わら帽子を被っていて、白いワンピースを着ているカットがすごく好きです。実はそのワンピースの下は何も…と読者の皆さんの想像をかきたてる1枚になっていると思います(笑)。アイスを食べているのですが、そのフレッシュな感じも気に入っています。
― “これまでに1度も見せたことのない限界ショット”もあるそうですが、それはどのような写真なのでしょうか?
高崎:露出度が史上最高なんです(笑)。私はあまりバストが大きくないのがコンプレックスだったのですが「おしりがすごく良い」と言っていただけることが多くて、そのカットではそんなおしりが見られるので注目していただきたいです。
― では、写真集を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
高崎:最初はフレッシュな写真が多く、私の素が見られると思います。後半のページに進むにつれて、露出度が高かったり、良い意味で私らしくない大人っぽさが出ていると思うので、全ページ楽しんでいただきたいです。
グラビアデビュー「全く抵抗がなかった」
― ここからは高崎さん自身についてもお伺いしていきたいと思います。まず、芸能界デビューのきっかけを教えてください。
高崎:13歳から15、16歳まで芸能の養成所に入っていて、演技や歌など、基礎的なことを学んでいました。17、18歳の時に雑誌のモデルとして活動を始め、そこから徐々にお仕事をいただけるようになりました。
― 養成所に通っていたということは、元から芸能界に興味があったのでしょうか?
高崎:はい。小学校4年生の時に、アイドルが主人公の「きらりん レボリューション」というアニメを見て憧れました(笑)。ですが、アイドルになりたいというよりかは、芸能界全体に興味を持ったんです。どちらかと言うと、女優さんになりたいと思っていました。
― グラビアを始めたのはいつですか?
高崎:「サンスポGoGoクィーン」というオーディションがあって、それの初代グランプリを獲ることが出来たんです。それがきっかけとなってグラビアを始めることになりました。20歳の時に初めて「週プレ」さんでテストシュートをして、21歳の時に「ヤングマガジン」さんでデビューしました。
― そのオーディションはご自分で出場を決意されたのでしょうか?
高崎:最初はマネージャーさんからお話をいただきました。グラビアは未経験でしたが、全く抵抗がなかったので「これも良いきっかけになるかな」「グラビアをきっかけに私を知ってくださる方が増えたら良いな」と思いチャレンジしました。
― グラビアを始めてから「グラビアモデルとして頑張っていこう」と決心したタイミングはいつですか?
高崎:「サンスポGoGoクィーン」でグランプリを獲得した次の年に、「ミスジェニック2019」のグランプリと「NIPPONグラドル53人 撮り下ろしソログラビア争奪オーディション」1位を獲らせていただいたんです。その頃から「グラビアで活躍したい」という思いが強くなりました。
― 3つのオーディションでグランプリや1位を獲得するのはとてもすごいことだと思うのですが、ご自身では、選ばれた理由は何だと思いますか?
高崎:それぞれ、配信でのファンの皆さんとの交流も重要でした。「サンスポGoGoクィーン」の時は、4ヶ月間同じ時間に1~2時間の配信をしていたんです。毎日欠かさず継続したことで、それを見てくださった方々に投票していただけて、グランプリに繋がったと思います。
― 配信で見えた高崎さんの性格に惹かれたファンの方も多いのですね。ご自身の性格についてはどう感じていらっしゃいますか?
高崎:マイペースで楽観的だと思います。辛いことがあっても、基本次の日の朝には忘れています(笑)。それから、真面目な一面やチャレンジ精神もあると思っています。
グラビアへの思いに変化「頂点に行きたい」
― グラビアを始めた当初と現在で、グラビアへの思いに変化はありましたか?
高崎:どんどん「グラビアの頂点に行きたい」という気持ちが強くなってきました。最近は表紙をやらせていただく機会も増えてきたので、いずれは「カバーガール大賞」を受賞できたらいいなと思っています。
― グラビアで憧れている方はいらっしゃいますか?
高崎:長澤茉里奈さんです。「サンスポGoGoクィーン」の時に「かなみちゃんがすごく良い」と発信してくださって、すごく優しい方だなと思いました。「私もこういう方になりたい!」と憧れています。
― 女優さんで憧れている方はいらっしゃいますか?
高崎:新垣結衣さんが好きで、とても憧れています。ナチュラルで飾っていないのに、可愛らしさもあって。お芝居もお上手で引き込まれます。
― 今はお芝居の練習もされているのですか?
高崎:はい。今はコロナ禍ということもあって以前より減ってしまったのですが、ワークショップやレッスンに通っています。
コンプレックスを乗り越えた過去
― 素晴らしいスタイルをお持ちですが、何かこだわっていることはありますか?
高崎:私は筋トレを継続することがすごく苦手なんです。ですが、写真集の撮影の前には週2回くらいパーソナルジムに通っていました。あとは家で少し腹筋をしたり、3キロぐらいのダンベルを買ってトレーニングしていました。今はその時ほどガッツリやれていないですが、自宅でのトレーニングは週1くらいのペースで続けています。
― 食事面で気を付けていることはありますか?
高崎:最近はなんとか改善しようと栄養バランスを考える努力しています。撮影の前の2~3日に限って、サツマイモだけを食べる食事制限をして最終調整をしたりしました。他には塩分を摂りすぎないようにして浮腫まないよう気を付けたりしています。
― 先ほどおっしゃっていた「胸が小さい」というコンプレックスはどのように乗り越えられたのでしょうか?
高崎:周りには胸が大きなモデルさんが多かったので、最初は「グラビアアイドルとしてどうなんだろう」と悩みました。ですがやっていく中で、世の中の人がみんな胸の大きなグラビアモデルが好きなわけではないと気付いたんです。私のような適乳を魅力的に思ってくださる方もいらっしゃるので、そういう方に好きになってもらおうと思いました。
― 自分を綺麗に見せるポイントはありますか?
高崎:撮影していただいた写真を見て「この角度ダメだな」「このアングルだったらもっときれいにおしりを見せる方法があるんじゃないかな」とひたすら研究しています。
― 今後の夢や目標を教えてください。
高崎:様々な雑誌でもっとたくさん表紙を飾って、多くの方に「高崎かなみという子がいるんだ」と知っていただきたいです。「カバーガール大賞」も夢ですし、そこから女優業にも繋げられたらと思っています。
― お芝居で、今後挑戦してみたい役はありますか?
高崎:これまでは水着を着る役やキャバ嬢の役をやらせていただくことが多かったんですが、20代前半のうちに学園モノなど制服を着る役をやってみたいです!また、どこか暗い闇を抱えた意味深な人物など、表現力が必要となる役にも挑戦したいです。
― では、最後に高崎さんの夢を叶える秘訣を教えてください。
高崎:周りに公言することです。それこそ、今は「カバーガール獲りたい」と思っていますが、まだまだ表紙を務めた回数は足りていないですし、正直自信もないんです。
ですが、公言することでお仕事のきっかけに繋がることもあるかもしれないので、私はいつも家族やファンの方、スタッフさん、このような取材をしていただく場などでも話しています。今回の写真集も、ずっと「出したい」と言葉にしていたので叶ったんだと思います。
― ありがとうございました。
[via:modelpress]
https://mdpr.jp/interview/detail/2661788