LiLiCo プロフィール
(リリコ)
別名義：LILIKO（旧芸名）
本名：レンネルフォッシュ・アンソフィー
生年月日：1970年11月16日
出生地：ストックホルム
国籍：スウェーデン
身長：168 cm
血液型：A型
職業：タレント、映画コメンテーター、元プロレスラー
活動期間：1992年 -
所属事務所：フリーランス
配偶者：小田井涼平

父親はスウェーデン人で、母親が日本人（2012年に病死）。弟は6か国語を話せる経営学博士で、スウェーデンの大学で准教授をしている。

スウェーデンでは、ハーフということで壮絶ないじめを受けた。また、父と母は喧嘩が絶えず、母はLiLiCoを否定する言葉を投げつけるなど、家の中でも逃げ場はない状態であった。

心の拠り所となったのは、幼少期より祖母が日本から送ってくれた小包に入っていたアイドル雑誌であり、その雑誌を読み、日本のレコードを聴いていくうちに歌手になりたいという夢を持つようになる。

学生時代はコーラス部に在籍。その後両親が離婚、18歳の時、祖母を頼り、単身で来日。母親の故郷で祖母が住んでいた東京都葛飾区立石に移住。当時は日本語がほぼ話せなかったと言うが、強い決意を持って来日。

祖母と叔父が経営していたライブ喫茶店舗兼住居に住んでいた。言葉は通じなかったが、祖母は孫に愛情を注いだ。（その縁で、2016年に「かつしか観光大使」に就任。※2021年現在）

19歳のとき、当時歌のレッスンを習っていた講師から勧められて静岡県浜松市に転居。現地の芸能事務所で、在籍していた演歌歌手の元で下積みを重ねる。

21歳でマネージャーともう一人の歌手と独立。しかし後にその歌手は失踪、事務所は差し押さえにあい、26歳までの5年間、マネージャーと二人で車でのホームレス生活をしながら、スナックや健康ランドなどを回り歌手として営業活動をしていた。

1992年、映画の主題歌で歌手デビュー。また、ヌードシーンも含むVシネマや『ロバの耳そうじ』などにセクシー路線で出演。

28歳でマネージャーのもとを離れ独立、中川翔子の母親が経営するショーパブで働きつつトヨタ自動車の販売系列である『ネッツトヨタ』などのCMナレーターをしていた。

売れない当時はメイク道具も無く、マジックペンなどでメイク用品を代用していた。その為、女性とは思われずにニューハーフと間違われた事もあった。

ある雑誌のインタビューで「好きな映画を3本教えてください」と言われ、映画を3本挙げる。2001年にその記事を見たTBS『王様のブランチ』のプロデューサーに「オーディションを受けないか」と誘われて合格。その10日後から『王様のブランチ』に映画コメンテーターとしてレギュラー出演。

映画俳優へのインタビューをはじめ、トークイベント、ナレーション、雑誌エッセイ執筆など、マルチタレントとして幅広く活躍。アニメ『サウスパーク』などで声優としても活動。

2018年4月2日、レギュラー出演している『ノンストップ!』（フジテレビ）の生放送中に、当日ゲスト出演中の歌謡グループ純烈のメンバーで俳優の小田井涼平と2017年に婚姻届を提出していたことを発表した。LiLiCoはこれが再婚である。（30歳のときに結婚歴があり、6年で離婚。）

エピソード

「LiLiCo」の芸名は自らの考案。 フィービー・ケイツが出演していたドラマの役名「リリー」に、日本式に「子」を付けたもの。

日本語学校へ行く資金がないため、祖母の家やアルバイト先の弁当屋での昼休みの時に『笑っていいとも!』などを観て日本語を覚えた。現在では日本語、スウェーデン語、英語、ドイツ語など数か国語を操る。

2012年に、全く売れていない時代から憧れていた『笑っていいとも』のテレフォンゲストとして登場。「日本語がわからない時代から、タモリさんが面白い人だとわかった」などと涙ながらに登場の感激を語っている。

さまざまな番組でのエンドロールで出るプロデューサーの元に直接出向き、「ぜひこの番組に出してください!」と直談判していた。夢は『情熱大陸』に出演する事で、過去に情熱大陸の制作会社に自ら出向いてプレゼンした事がある。

2020年現在、夫との間に子供はいないが、発展途上国で暮らす3人の子供の面倒を見ているという｡

プロレス活動

2014年8月17日、DDTプロレスリングの開催する大会に特別リングアナとして参加。試合後、バトルロイヤルを勝ち抜きアイアンマンベルトを保持していたゴージャス松野がダウンしていたところをフォールし3カウント、同王座の第1009代王者となる。

2015年6月28日、DDT後楽園大会に来場しプロレスラーデビューを直訴。8月23日、『両国ピーターパン2015〜DDTより愛をこめて〜』でプロレスデビュー。

2020年、私生活で転倒し膝蓋骨を骨折、これがプロレスラー引退の引き金となる。

2022年3月20日、DDT両国大会にてプロレスラーとしての引退試合を行った。

写真集

・前夜 LILIKO
（1995年5月25日、加納典明撮影、風雅書房）
・絶夜 LiLiCo写真集
（2017年5月24日、加納典明撮影、双葉社）

[via:https://ja.wikipedia.org/wiki/LiLiCo]

LiLiCo 5年間の車中泊生活

LiLiCoのホームレス生活が5年を過ぎた頃、Vシネマ『82分署』に出演しアパートを借りることが出来た。

しかし、安定した収入はなくLiLiCoは六本木のショーパブでも働くようになり、それがタレント(中川翔子)のママが経営する店だった。

しかし、歌手の仕事は殆どなくなりマネージャーとの間に出来た溝は修復できなくなり、LiLiCoは別々の道を歩むことを選択した。

事務所もマネージャーもいなく、芸能界での仕事を諦めかけていたときに、広告代理店の常連客からTOYOTAのCMの仕事の依頼が舞い込んだ。

その仕事をきっかけにアメリカのコメディアニメ・サウスパークの声優を経て『王様のブランチ』の映画コメンテーターに大抜擢された。

ファーストサマーウイカがパーソナリティを務める特別ラジオ番組『ファーストSTEP in 国際女性デー』が放送。タレントのLiLiCoがゲスト出演し、壮絶な下積み時代を明かした。《中略》

ウイカ：21歳から5年間、ホームレス生活をされたっていうのをお聞きしたんですが、日本でってことですよね？

LiLiCo：中野から始まったの。鍵を替えられて入れなくて。でも車はあったので、その車の中で結局5年間生活する。

それがキャンピングカーじゃなくて、普通の乗用車。みんなから「冬とか大変だったでしょう？」って言われるけど、冬は毛布をかぶればいいから平気。でも、日本の夏は暑い！冷房をかけるとガソリンが減るから、あれは本当にヒドかった。

ウイカ：ポジティブ思考というか前向きな気持ちがその5年を支えたんですか？

LiLiCo：これより下はないなと思って。たまに、レッカー車で車を持ってかれたときが結構あって。

ウイカ：ひぇ～！

LiLiCo：私たちにとっては、家を持ってかれたからね。それを出すためにはお金を払わないといけないけど、そのお金がないわけ。

当時は演歌歌手をやっていたので、仕事はいただいてはいなかったけど、1日7、8軒くらいのスナックを回って、「歌わせてください」って。

もちろんノーギャラだけれども、運がよければチップとか1,000円をいただいたりしたら、マネージャーと一緒におにぎりを食べたりとか、そんな感じの生活。

ウイカ：ギリギリで生活されてからの転機が『王様のブランチ』の出演ってことですか？

LiLiCo：その間もいっぱいありましたけど、売れたいから「なんでもいいです！」って言って、新聞に書いてあるテレビ局の電話番号に電話して「会ってくれませんか？」ってプロデューサーに。

ウイカ：直談判！？

LiLiCo：もちろん私のことなんて誰だかわからないけど、プロデューサーが会ってくださって。そのときに「あなたはいないのよ、日本に」って言われたのね。それでドラマには出られない。

ウイカ：そっか！モデルがいないから。

LiLiCo：日本のドラマはリアルを描くから。でも、「あなた、映画にいったら悪役でいけるかも」って言われて。

もちろんドラマに出られないのは傷ついたけど、「そっか、映画か！」って思って、本当に最後まで生きたことがない悪役ばっかりやって、そのおかげで広まって。でも今、映画紹介のお仕事もしてるから、その糸をたどってる。

[via:ニッポン放送]
https://news.yahoo.co.jp/articles/93716fb49643a120405b7fb12cc0a43811eba4e4

LiLiCo、22年ぶりのヌード写真集

写真集『絶夜 LiLiCo写真集』は、1995年に発売された加納典明氏によるヘアヌード写真集『前夜 LiLiCo』からのモノクロ写真に加え、再び加納氏によって撮り下ろされたジャンルフリーの写真を詰め込んだ、ヌードフォトブック。

当初は昔のフィルムを使ってモノクロだけの写真集を作る予定だったそうだが、LiLiCoから「今の私も撮ってほしい」という要望があり、今回の写真集が実現したそうで、さらにスタイリングをすべて自分でやりたいとお願いしたという。

LiLiCoは「写真集に写っているキャンドルや、縛られているロープや服などは全部自分で家から持ってきたり、買いに行きました」と明かした。

加納氏は「女性の意向を聞いて写真を撮るほうではないから今回は珍しかった。LiLiCoが言うんだから、できるだけ受け取って行こうと思って。それも楽しかったし、LiLiCoも楽しんでくれたんならそれで結構だなと思います」と吐露した。

[via:マイナビニュース]
https://news.mynavi.jp/article/20170526-a085/