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Saturday, July 23, 2011

長崎で原爆投下決定を考える-日米専門家による公開セミナー(8月8日) Public Seminar on Atomic-bombing in Nagasaki (August 8)

 This is a notice of a public seminar to be held in Nagasaki on August 8, on the history of atomic-bombing of Hiroshima and Nagasaki, with specific emphasis on the second atomic bomb dropped on Nagasaki. Guests include Sumiteru Taniguchi, a Nagasaki atomic-bomb survivor, Akira Kimura and Peter Kuznick, authors of book "Re-thinking Atomic-bombing of Hiroshima and Nagasaki: Japanese and US Perspectives" (Horitsu Bunkasha, 2010. See book review.). See below for details. Japanese-English and English-Japanese translation is provided for this event.

長崎8月9日の式典。長崎市ホームページより

8月1-10日、立命館大学とアメリカン大学合同の広島長崎平和学習の旅を行いますが、その一環として、今年は長崎で8月8日、公開講座を行います。当日長崎にいらっしゃる方はぜひご参加ください。

『広島長崎への原爆投下再考-日米の視点』(法律文化社 2010年 木村朗/ピーター・カズニック著 乗松聡子訳 藤岡惇・乗松聡子の寄稿あり)はこのサイトでも何度も紹介しております。書評はこちらをご覧ください(週刊金曜日 中国新聞  長崎新聞、図書新聞)。


『広島長崎への原爆投下再考 - 日米の視点』
の出版を記念する公開セミナー
―米国はなぜ2発目の原爆を投下したのかー
A Public Seminar to Commemorate Publication of
"Re-thinking the Atomic-bombing of Hiroshima and Nagasaki "
 - Why the US dropped the second atomic bomb -
  
とき:2011年8月8日(月)午前9時30分から12時20分
9:30 AM - 12:20 PM, August 8 (Mon.)

ところ:長崎原爆被災者協議会(被爆者の店)地下大会議室
Large Conference Room, at the basement of Nagasaki Atomic Bomb Survivors' Council (Hibakusha Shop)

長崎市 岡町8−20、平和公園の横。8-20, Oka-machi, Nagasaki-shi. (Beside Nagasaki Peace Park)

米国の首都にあるアメリカン大学と京都の立命館大学が軸となって、世界の学生が参加する「原爆投下を学ぶ旅」を初めて、今年で17回目となります。毎年8月には、30-40名の学生が長崎の皆様のお世話になってきましたが、ことしは70名という大人数で長崎にまいります。

米国のトルーマン政権は、何ゆえに、ポツダム宣言の原案から「天皇制の維持」を匂わす一節を削除し、2発の原爆を投下するまでは、日本の降伏を許さなかったのでしょうか。原爆を投下した直後に態度を急変させ、日本を降伏に誘ったのはなぜでしょうか。広島への投下の3日後に無警告で、庶民の居住する地区に落とそうとしたのはなぜでしょうか。

これらの問題を解明しようと、2年前に長崎の地で市民講座を開きました。この成果が、木村 朗・ピーター・カズニック『広島・長崎への原爆投下再考――日米の視点』(法律文化社)という本になりました。この本の出版を記念するとともに、核の惨事がフクシマに広がっている新たな事態を見すえて、公開市民セミナーを開きます。この本を書いた4人の方に、日米両国の最新の知見にもとづいて、縦横に語っていただきます。ご参加をお待ちしています。
                      
第1部(9:30-10:10) Part I
「原爆被災の体験と私の思い」 "My experience of the a-bomb and my thoughts"
谷口稜曄(たにぐち・すみ てる)さん(長崎原爆被災者協議会・会長)
Sumiteru Taniguchi, President of Nagasaki Atomic Bomb Survivors' Council

第2部(10:20-12:20)
 「明らかになってきたナガサキへの原爆投下の真相
    ――『広島・長崎への原爆投下再考:日米の視点』の著者たちが語る――」
Truth of the Nagasaki atomic-bombing
- Panel by authors of "Re-thinking Atomic-bombing of Hiroshima and Nagasaki: Japanese and US Perspectives" (Horitsu Bunkasha, 2010)

ピータ・カズニック(アメリカン大学教授)、 木村 朗(鹿児島大学教授)、  
乗松聡子(ピースフィロソフィセンター・カナダ)、 藤岡 惇(立命館大学教授)
Speakers: Peter Kuznick (American University), Akira Kimura (Kagoshima University)
Satoko Norimatsu (Peace Philosophy Centre), Atsushi Fujioka (Ritsumeikan University)

司会者  山根 和代 (立命館大学准教授)
Moderator: Kazuyo Yamane (Ritsumeikan University)

★この催しは英語逐次通訳がつきます。
Japanese-English and English-Japanese translation is provided for this event. 

公開セミナー実行委員会 Public Forum Organizing Committee

共催・長崎原爆被災者協議会・ピースフィロソフィーセンター
Nagasaki Atomic Bomb Survivors' Council / Peace Philosophy Centre

参加無料。Free Admission

(連絡先:藤岡 惇 Inquiries: Atsushi Fujioka fujioka@ec.ritsumei.ac.jp)

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