芸術の秋、関西でも展覧会が続々開幕ーー『猫のダヤン』原画展、『Gucci Cosmos』『モネからアメリカへ』など【24年10月更新】アート情報

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アート
2024.10.15

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関西で現在開催中、もしくは開催予定のアート展覧会のなかから、SPICE編集部が注目するものを独自にピックアップ! リンク先は各イベントや取材記事に繋がっているので、気になるイベントがあればクリックを。(10月15日更新)

【10月開催】

『世界遺産登録30周年・立教開宗800年記念 NAKED光の西本願寺2024 秋の特別公開』@京都

会期:10月1日(火)~10月16日(水)
会場:龍谷山 本願寺
概要:親鸞聖人を宗祖とする浄土真宗本願寺派の本山で、今年、世界遺産登録30周年と立教開宗800年を迎える西本願寺。これを記念し、秋のライトアップイベントの開催が決定した。企画・演出を手がけるネイキッドのイベントで人気を博す、アートな提灯「NAKEDディスタンス提灯(R)」を持ち、デジタルアートで彩られた国宝 御影堂や通常非公開の国宝 飛雲閣などを巡り、西本願寺の歴史や文化を体感できる。

●『猫のダヤン40周年 ダヤンの不思議な旅 池田あきこ原画展』@大阪

池田あきこ 撮影=福家信哉

池田あきこ 撮影=福家信哉

会期:10月11日(金)~ 27日(日)
会場:大阪・なんばパークスミュージアム
概要:。「旅」をテーマにした同展は5つのゾーンからなり、立体作品や映像、最新のパステル画、不思議なしかけのある作品などを通して、ダヤンたちと一緒に様々な世界の景色を巡る構成になっている。また、作者である池田あきこの創作活動の歴史も味わうことができる。

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●ダニエル・オスト『竹と花の奏宴』@京都

会期:10月25日(金)~30日(水)
会場:しょうざんリゾート京都北庭および峰玉亭
概要:ベルギー人フラワーアーティスト、ダニエル・オスト日本の伝統工芸作家たちが競演し、日本とベルギーの文化交流を目的とした展覧会。しょうざんの秘園に佇む通常、非公開の竹の御殿「峰玉亭」と庭園を舞台に、ダニエル・オストのデザインをもとに、2023年人間国宝に認定された竹作家の藤塚松星が作りあげる竹籠や京都の職人が編む竹のオブジェのほか、伝統の輪島塗の漆器や陶器に調和するモダンでアートな花のインスタレーションが会場に広がる。

『神戸六甲ミーツ・アート 2024 beyond』@兵庫

『六甲ミーツ・アート芸術散歩 2021』 撮影=高村直希

『六甲ミーツ・アート芸術散歩 2021』 撮影=高村直希

会期:2024年8月24日(土)~11月24日(日)
会場:六甲山上各所

概要:今年で15回目を迎えるイベント。過去最多となる招待と公募を合わせた60組以上のアーティストの参加を予定し、国内外から幅広い視点で活動しているアーティストの作品を屋外で紹介する。のんの出展も決定。

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『美しい春画-北斎・歌麿、交歓の競艶-』@京都

会期:9月7日(土)~11月24日(日)
会期:細見美術館
概要:一般に人間の性愛を描いた絵画の総称で、男女の姿がおおらかに、時にユーモアをもって描かれている春画。同展覧会では版画・版本の作品に加え、特に1点ものである絵画作品「肉筆春画」に焦点を当て、これまで美術館での展示が叶わなかった作品や海外から里帰りを果たした作品を含む、精選された美麗な春画約70件を紹介する。巡回予定はなく、同館のみの開催となる。

『塩田千春 つながる私(アイ)』@大阪

会期:9月14日(土)~12月1日(日)
会場:大阪中之島美術館
概要:全世界的な感染症の蔓延を経験したことにより、否応なしに意識した他者との「つながり」に、3つの【アイ】-「私/I」、「目/EYE」、「愛/ai」を通じてのアプローチに挑戦する。塩田千春の代名詞ともいえる、糸を使ったインスタレーション作品は必見で、約1,700㎡、天井高6mの会場を舞台に、6点のインスタレーション作品を発表する予定。ほかにも絵画、ドローイングや立体作品、映像など多様な手法を用いた作品を展覧し、塩田千春の創作をみつめる。

『Gucci Cosmos』@京都

会期:10月1日(火)~12月1日(日)
会場:京都市京セラ美術館
概要:グッチ製品が日本で初めて正式に紹介されてから60周年の節目である今年、グッチが感謝とともに、これからも日本とのつながりを深め大切に育んでいきたいという強い思いを込めて、さまざまなプロジェクトやイベントを展開している。その集大成となる『Gucci Cosmos』は、グッチの革新の歴史とクリエイティビティの伝統を、時の螺旋をさかのぼるようなイマーシブな展示によって紹介する大規模な世界巡回展。フィレンツェにあるアーカイブ収蔵庫の扉を開き、グッチの歴史を彩ってきたアイコニックなデザインやアイテムがどのように進化してきたかを探求する。

●『デ・キリコ展』@兵庫

《形而上的なミューズたち》1918年 カステッロ・ディ・リヴォリ現代美術館(フランチェスコ・フェデリコ・チェッルーティ美術財団より長期貸与)(C) Castello di Rivoli Museo d'Arte Contemporanea,  Rivoli-Turin, long-term loan from Fondazione Cerruti (C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024 撮影=さつま瑠璃

《形而上的なミューズたち》1918年 カステッロ・ディ・リヴォリ現代美術館(フランチェスコ・フェデリコ・チェッルーティ美術財団より長期貸与)(C) Castello di Rivoli Museo d'Arte Contemporanea, Rivoli-Turin, long-term loan from Fondazione Cerruti (C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024 撮影=さつま瑠璃

会期:9月14日(土)~12月8日(日)
会場:神戸市立博物館
音声ガイド:ムロツヨシ
楽曲タイアップ:ピアニスト辻井伸行
概要:表情のないマヌカンが演じる奇妙なシチュエーション、三角定規などの特徴的なモティーフ、鮮やかで目を惹く色彩――。ジョルジョ・デ・キリコが描く、不思議で独特な世界。その一端に触れることのできる機会となる。

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『TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション』@大阪

『TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション』(東京国立近代美術館)展示風景〈モデルたちのパワー〉 撮影=Sho Suzuki

『TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション』(東京国立近代美術館)展示風景〈モデルたちのパワー〉 撮影=Sho Suzuki

会期:9月14日(土)~12月8日(日)
会場:大阪中之島美術館 4階展示室
概要:パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館からモダンアートのコレクションが集結。それぞれ独自の文化を育んできた3都市の美術館のコレクションから共通点のある作品でトリオを組み、構成するという、これまでにないユニークな試みとなる。

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『石村嘉成展 ~いのちの色たち~』@兵庫

会期:10月12日(土)~12月8日(日)
会場:兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階ギャラリー
公式サポーター:森泉
概要:独特の色彩で、来る日も来る日も、いきものだけを描き続ける愛媛県新居浜市在住の若手アーティスト石村嘉成。2歳で自閉症と診断され、自立に向けて厳しい療育に向き合ってきた。じゃれあうインドゾウの親子、住処を奪われたハシビロコウ、春を待つ深紅のツバキ。どんな状況下の「いのち」も石村嘉成が描くと、とたんに生命力に溢れ、温かい。岡山・愛媛で約8万人を動員した石村嘉成が、満を持して、関西に上陸する。

『印象派 モネからアメリカへ ―ウスター美術館所蔵— 光は海を越えて』@大阪

『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』 撮影=中野昭子

『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』 撮影=中野昭子

会期:10月12日(土)~2025年1月5日(日)
会場:あべのハルカス美術館
音声ガイド:鈴鹿央士、速水奨
概要:第1回印象派展から150周年を迎える2024年。19世紀後半、大都市パリには国外からも多くの画家が集った。パリで印象派に触れ、学んだ画家たちは、新しい絵画の表現手法を自国へ持ち帰っていた。同展は、西洋美術の伝統を覆した印象派の革新性とその広がり、とりわけアメリカ各地で展開した印象派の諸相に注目する。

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オフィシャルサポーター:鈴鹿央士インタビュー 一瞬を切り取る印象派に共感する表現者としての想い
音声ガイド:声優・速水奨が語る「伝統と革新のバランス」 『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』

『ポール・マッカートニー写真展1963-64~Eyes of the Storm~』@大阪

会期:10月12日(土)~2025年1月5日(日)
会場:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ
音声ガイド:ポール・マッカートニー
大阪展サポーター:安田顕
概要:1962年にデビューし、瞬く間に世界のトップミュージシャンとなったザ・ビートルズ。同展は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4名が世界を熱狂させ社会現象となる1963年12月から、『エド・サリバン・ショー』でアメリカに凱旋した1964年2月までの約3か月間の記録を公開。彼自身が撮影したものや、60年前からネガやコンタクトシートのままでプリント化されてこなかった貴重な写真を含む約250枚が展示される。

【開催予定】

『NEXT ARTEC COLLECTION KYOTO』@京都

会期:11月2日(土)
会場:京都市勧業館みやこめっせ 1F 第2展示場
概要:デジタルアート展示やグッズ販売、WEB3事業紹介、AR・VR・AIなどを体験することができる。また京都で人気のフードフェス『FORTUNE FOOD FES』と同時開催し、キッチンカー含む31の飲食ブースも展開する予定。

『ゴジラ博 in 大阪』@大阪

会期:11月2日(土)~12月2日(月)
会場:大丸梅田店 13階特設会場
概要:歴代ゴジラのスーツや立像、『ゴジラ-1.0』の大迫力ジオラマを展示し、ジオラマには来場者が自身のスマートフォン等を使って楽しめる特撮体験を提供。展示アイテムは東京開催時から一部を入れ替え、大阪にゆかりのある「スーパーX2」をはじめとする、空飛ぶメカを集めた「フライングメカニックコーナー」を新たに設ける。

●『紀陽銀行 presents UNKNOWN ASIA 2024』@大阪

『紀陽銀行 presents UNKNOWN ASIA 2023』 撮影=久保田瑛理

『紀陽銀行 presents UNKNOWN ASIA 2023』 撮影=久保田瑛理

会期:12月6日(金)~12月8日(日)(プレビュー 12月6日(金))
会場:梅田サウスホール
概要:日本とアジア各国からアーティストが大阪に集う国際色豊かなアーティスト主体のフェア。各国のギャラリストやクリエイティブのプレイヤーが名を連ねる審査員とレビュアーを総勢200名以上招聘する。

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『草凪みずほ画業20周年記念 暁のヨナ大原画展』@大阪

会期:12月13日(金)~12月29日(日)
会場:大丸ミュージアム〈梅田〉大丸梅田店15階
概要:白泉社『花とゆめ』で2009年に連載を開始し、現在に至るまで幅広い読者に愛される、運命が絡み合う激動の大河ロマン『暁のヨナ』。作者である草凪みずほのデビュー20周年を記念した同原画展では、220点を超える貴重な直筆原稿やカラー原画を中心に、ヨナたちが縦横無尽に旅を続ける大陸の「半立体ジオラマ地図」、作中の情景を再現したフォトスポットなどを展示。

●『日中平和友好条約45周年記念 世界遺産 大シルクロード展』@京都

会期:11月23日(土・祝)~2025年2月2日(日)
会場:京都文化博物館 4・3階展示室
​音声ガイド:石坂浩二
概要:世界遺産認定後、中国国外で初めて行われる大規模なシルクロードの展覧会。世界遺産に登録された中国国内の遺跡を紹介し、また日本初公開の文物を含むシルクロード文化の精華を公開する。

『怪獣8号展』@大阪

「怪獣8号展」怪獣災害エリア (C)松本直也/集英社 撮影==笹本 千尋

「怪獣8号展」怪獣災害エリア (C)松本直也/集英社 撮影==笹本 千尋

会期:2024年12月13日(金)~ 2025年2月11日(火・祝)
会場:大阪・なんばパークスミュージアム
概要:怪獣の発生率が世界屈指の日本を舞台に、身体が怪獣化した32歳の主人公・日比野カフカが、宿命を背負いながら防衛隊員として奮闘するバトル漫画『怪獣8号』(著・松本直也)。「新王道怪獣譚」として人気の同作の展覧会が、東京会場に続き大阪に上陸する。

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●『モネ&フレンズ・アライブ』@兵庫

会期:2025年1月4日(土)~3月30日(日)
会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸 1F KIITOホール
公式アンバサダー:阿部亮平(Snow Man)
概要:19世紀半ばから20世紀初頭にかけて活躍したクロード・モネや印象派の作品の数々に、力強いクラシック音楽と最新のイマーシブ技術を組み合わせる没入型展覧会。

『ハイキュー!! アニメ10周年記念展 全感覚EXHIBITION(大阪会場)』@大阪

『ハイキュー!!アニメ10周年記念展 全感覚EXHIBITION』 撮影=ナカムラミナコ

『ハイキュー!!アニメ10周年記念展 全感覚EXHIBITION』 撮影=ナカムラミナコ

会期:プレビュー開催 2025年1月25日(土)、26日(日)/通常開催2025年2月1日(土)~26日(水)
会場:ひらかたパーク イベントホール
概要:
古舘春一による大人気バレーボール漫画を原作としたアニメ『ハイキュー!!』。2014年から放送がスタートし、今年10周年を迎えた。それを記念して開催される同展は、巨大スクリーンや迫力あるサウンドを使用した臨場感溢れる展示で、これまでの名場面や登場人物を振り返る。

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はそれぞれ、イープラスにて発売中。

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