7±1:人が同時に意識できるのは7±1個程度
人が同時に意識できるのは7±1個程度なんだそうです。
人によって個人差はあるでしょうが、だいたいこれぐらい。
多いと思いますか?
少ないと思いますか?
私なんかは、パソコンに向かってるときは周囲の音が気にならなかったり、すぐ横に置いてあるコーヒーも意識がそちらに向くまでは全く見えてなかったりします。
7つも本当に意識できてるのか?
と思ってしまいます。
7±1
これくらい意識の能力は低いということをココでは言いたいんですが・・・
一方無意識はというと、ものすごい能力を持っています。
同時に認識できる数は、無数と言っていいでしょう。
無意識は視野に入っているすべてのものを認識していて、その中から必要なものだけを選別してあなたに見せてくれているんです。
耳から入ってくる音もそうです。
すべての音が意識できてしまったら、世の中うるさくてたまりません。
いつも同じボリュームで聞いているテレビが、深夜になるとうるさいくらい大きく感じることってあるでしょう?
昼間はそれくらいのボリュームじゃないと聞こえないくらい周囲の音がうるさいんですね。
無意識は必要な音だけを選別して聞かせてくれているわけです。
無意識がしてることは、それだけじゃないですよ。
食べたものを消化したり、栄養を吸収したり、心臓を必要な酸素量に合わせて動かしたり、体温を一定に調節したりといった生命維持も無意識が勝手にしてくれている仕事です。
まだまだあります。
歩き始めるときに、どちらの足を最初に出して、どちらの手を最初に出すかを決めてくれているのも、バランスよく自転車に乗れるのも、すべて無意識がしてくれていることです。
無意識はめちゃくちゃ働き者なんですね。
【全記事一覧】