両面提示:提案するときはいいことばかりではなく悪いところも言った方がいい
あなたはいいことばかりをいう営業マンを信用できますか?
何でもそうですが、いいことばかりのはずはないんです。
何か悪いこともあるはずです。
だからこちらから何かを提案するときも、いいことばかりではなく、悪いところも言った方がいいでしょう。
「値段は少し高いですがその分品質にこだわってます」
みたいな言い方です。
いいことばかりをいう営業マンは不誠実で、良くない部分も言う営業マンは誠実に感じられる。
ものを買う方からすれば誠実な人から買いたいし、不誠実な人からは買いたくないですからね。
正直に言った方がいいに決まってます。
これだけでもわかると思うんですが、心理学的にもこんなことが心の中で起こっています。
品質の高さばかりを言って値段の高さを言わないと、相手の人に「でも値段が高いなあ」という気持ちを持たせます。
「値段が高いなあ」と言う気持ちは、心の中だけに留まっていると、だんだん成熟されてくるものです。
成熟されると腐ってきてよくありません。
「値段は少し高いですがその分品質にこだわってます」
は、値段の話題も言葉になって出てきますので、成熟されて腐ってしまうことがないんです。
かえって消化されます.
そうなると値段の高さは受け入れやすくなるものです。
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