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スキー板とブーツを新調する。

2011-02-28 | Ski | By: sorakuma

週末にスキー板とブーツを新調してきました。

検定を滑るにあたって、ある程度しっかりしたレベルの板を使う必要があることを痛感しました。
専門店に行き、3級から2級を視野に入れたスキー板、という形で候補を上げてもらいました。
SalomonとAtomicとElanの候補をそれぞれ比較・説明してもらい、最終的に決定したのがElanのWaveflex 8です。
その名の通り波打つようなフォルムが特徴となっています。

サイズ的には160cmを選びました。

[スペック]
Length/Radius Geometry
152cm / 11.6m 122/73/102
160cm / 13.1m 122/73/102
168cm / 14.9m 122/73/102
176cm / 16.5m 122/73/102

全長が長くなりすぎると扱いが難しくなるので、これも操作性を求めての判断です。

WaveFlexの特徴は、キャップ構造とサンドイッチ構造を両方取り入れた、独特なハイブリッド構造を持つことにあります。
キャップ構造では、スキー板にたいして包み込むように補強素材を取り付けることによって、ねじれの動きに強く、雪面に対する力の伝達に優れます。
サンドイッチ構造では、スキー板に補強素材を重ね合わせることによって、振動性を吸収し、しなやかな動きを可能にします。

WaveFlexでは、TopとTail部分にこのキャップ構造を用い、中央のWaist部分にサンドイッチ構造を取り入れることによって、両方の長所を組み合わせていることが特徴となります。

これにより、雪面に対する力の伝達と振動吸収性、高い操作性を持った扱いやすい万能の板になっているとのことでした。

ちなみに、この板で1級以上を目指せるか、というと、それは難しいようです。1級以上の受験では、コントロールに加えて高いレベルのスピードも求められるので、より剛性の高い、切れのある板が必要となります。自分がそこに到達するのには、どんなに順調にいっても3年~5年はかかるし、なにより上級者用の板を使いこなすには相応の技術を求められるので、まずは操作性が高く、扱いやすい板が望ましいのです。

YoutubeでWaveFlex8のレビュー動画が上がっていたので、貼ってみました。

ブーツは、SalomonのFalcon XTを選びました。

いくつか履いたブーツの中で、フィット感が最も高いブーツだったことが決め手となりました。
このブーツの最大の特徴は、カスタムシェル。特殊なプラスチックを用いることにより、熱処理によって、自分の足の形に靴を合わせてしまうのです。

最初に足の形に合わせてしまうため、履いていて足が痛くなってしまうことがなく、長時間の使用でも足の負担が非常に少ない、というのが最大のメリットです。
この技術はSalomonが特許をとっているらしく、他のメーカは同じ技術を使用することができないという縛りもあるようです。
今まで履いていたブーツは何だったんだろう?と思ってしまうほど快適で、非常にフィット感があります。
また、ある程度の剛性を維持しつつも、縦の踏み込みに対し、はっきり力を伝えることが出来ます。

ブーツに関しても、より上級者になるに従ってよりタイトなものを選ぶのが望ましいようです。

インナー部分を外すとこうなります。

板とブーツを合わせてみました。

今まで使っていた板と比較してみました。

今回の板は160cmですが、元々の板のサイズが140cmということもあって、目に見えて長くなります。
検定を受けるに当たっては、よりオーソドックスでクセのない板が望ましいので、今後のステップアップのためにも必要な投資だったと考えます。

そして、SalomonのALL IN ONE SKI BAGに詰めてみました…。

なんだかゴルフバッグのように見えます。

まずは3月3日、日帰りスキーの旅で初使用してみたいと思います。
本当はびゅうの限定プランでガーラ湯沢に行きたかったのですが、既に予約がいっぱいでこれは無理でした。
同日にガーラ湯沢に出かけると混み合いそうなので、混雑回避で石打丸山スキー場に変更しています。

今から滑るのが楽しみです。

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