夕刊芸能
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Interview
朝夏まなと 好きなことが盛りだくさん 「モダン・ミリー」再演
2024/7/1 13:10 1440文字1967年にジュリー・アンドリュース主演で公開されたミュージカル映画をベースに、ブロードウェーで舞台化された「モダン・ミリー」。宝塚歌劇団元宙(そら)組トップスターの朝夏(あさか)まなとは「笑いあり、涙あり。迫力あるタップ、ダンス、耳に残る楽曲たち。古き良きブロードウェーミュージカルの良さが、すべ
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Topics
「大駱駝艦」神戸公演 最後の力を振り絞って
2024/7/1 13:10 731文字舞踏家で俳優の麿赤児(まろあかじ)が主宰する舞踏集団「大駱駝艦(だいらくだかん)」が13日、神戸文化ホール(神戸市中央区)で天賦典式(てんぷてんしき)「クレイジーキャメル」を上演する。天賦典式とは「この世に生まれ入ったことこそ大いなる才能とする」という思想に基づく様式で、「クレイジーキャメル」は2
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やいやい言わせて
桂二葉のけったいな日常 実家の上に 遠い親戚より2階の「かぁか」
2024/7/1 13:10 989文字20歳になる頃まで住んでいた実家は、3階建てのアパートでした。1階に私たち家族。2階には当時60歳ぐらいのおばちゃんが1人。そのおばちゃんのことを「かぁか」と呼んで、私たちはとても仲良くしてもらってました。親の帰りが遅くなる時は、かぁかのとこでご飯を食べることが多くて、かぁかはめっちゃ栄養の話をし
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Topics
「義経千本桜」佐藤忠信/源九郎狐 回替わりで芝翫、橋之助
2024/7/1 13:10 729文字中村芝翫、中村橋之助親子が7月の国立劇場歌舞伎鑑賞教室の「義経千本桜 河連法眼館の場」(通称四(し)の切(きり))で佐藤忠信/源九郎狐を回替わりで演じる。芝翫は「『四の切』はメルヘンでもあり、親子で楽しめます」と話す。 橋之助は2021年3月の京都・南座で同役をつとめているが、芝翫にとっては初役と
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自分を信じ、頑張りすぎず 森川葵、多才さ際立つ存在感 「カメレオン俳優」悔いなき人生
2024/6/29 13:03 2064文字その多才ぶりに、驚かずにはいられない。さまざまな役を変幻自在に演じる「カメレオン俳優」として活躍の幅を広げる森川葵(29)。今年春まで出演していたバラエティー番組では、アーチェリーや皿回しなど、さまざまな課題に挑んで難易度の高い技を次々と成功させ、「何でもできる子」と話題に。そのすごさは瞬く間に広
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MediaNOW!
「大岡越前7」 タフな名奉行、登場!=ペリー荻野
2024/6/29 13:03 1029文字BS時代劇「大岡越前7」(NHKBSなど)がスタートした。高橋克典が名奉行・大岡忠相を演じる新シリーズである。第1話「恋しき母」はとにかく泣かせた。目安箱に「六代将軍の隠し子が生みの母に会いたがっている」という投書を見つけた八代将軍・吉宗(徳重聡)の命を受け、忠相と南町奉行所の同心たちは早速、探索
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ユーモア交え、命の尊さ問う フジ系ドラマ「新宿野戦病院」
2024/6/29 13:03 664文字宮藤官九郎がオリジナル脚本を手がけるフジテレビ系の連続ドラマ「新宿野戦病院」(水曜午後10時)が、7月3日に始まる。放送開始を前に、ダブル主演を務める小池栄子、仲野太賀らが制作発表記者会見に臨み、見どころなどを語った。 今作は、東京・新宿の歌舞伎町にある小さな病院が舞台。病院の救急外来にはホストや
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どうすれば安全安心
筋ジストロフィーの研究進む 遺伝子に作用 国産の新薬
2024/6/28 13:06 1450文字筋力が次第に衰える難病、筋ジストロフィーの治療が新たな段階を迎えている。研究が進歩し、病気の原因遺伝子に働きかける国産の新薬が2020年に初めて登場した。続いて開発中の治療薬候補も、米欧の規制当局から迅速審査の対象に指定されており期待が高い。海外では遺伝子治療など他の手法の開発も活発化している。
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終活ナビ
土地の国庫帰属制度 利用を断念
2024/6/28 13:06 1023文字Q 土地の国庫帰属制度 利用を断念 父親が畑にしようと買った地方の造成地を相続し、国庫帰属制度を利用するため管轄の法務局とやりとりしていましたが、負担の重さに耐えきれず申請を取り下げました。辛抱が足りないですか。(50代、女性) ◇重い負担と少ない承認が課題に A 1年ほど前、国庫帰属制度が始まっ
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どうすれば安全安心
災害時の糖尿病診療手引を改訂
2024/6/28 13:06 273文字日本糖尿病学会と日本糖尿病協会は、災害時の糖尿病診療マニュアルを10年ぶりに改訂、出版した。初版は2014年に東日本大震災の調査研究に当たった同学会の委員会が作成。今回は患者支援に当たる同協会も策定に加わった。 患者は食事や運動、服薬などで災害の影響を受けやすく、専門家の支えの必要性が高い。B5判
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Interview
片岡仁左衛門 しっかり“性根”つかんで 七月大歌舞伎で当たり役「いがみの権太」
2024/6/27 13:09 1614文字「崩さずに変える」。片岡仁左衛門は、古典に対する自身の姿勢をそう表現する。7月3日に幕を開ける大阪松竹座の「七月大歌舞伎」夜の部で「いがみの権太」を演じる。先人の型に学びつつ、自らさまざまな工夫を取り入れて「私の型」として演じてきた当たり役の一つだ。「これで良し、というものは見つからない。常に考え
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演劇 モダンスイマーズ「雨とベンツと国道と私」 人間の可能性を温かく=評・濱田元子
2024/6/27 13:09 687文字人の心の内も、心に受けた傷の深さも、他人にはうかがい知れない。そんな埋め難い認識のずれを切なくもおかしく突きながら、人間の可能性に温かいまなざしを注ぐ。蓬莱竜太の新作(演出も)は、いまをビビッドに照らす群像劇だ。 前作「だからビリーは東京で」はコロナ禍における演劇人をリアルなタッチで映し出した。そ
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日々是・感劇
神と人間と「デカローグ」=濱田元子
2024/6/27 13:09 827文字殺すな、盗むな、姦淫(かんいん)するなと言われても、やってしまうのが人間の弱さであり、悲しさ、愚かさだ。旧約聖書のモーゼの十戒をモチーフにした全10編の新国立劇場「デカローグ」(7~10は7月15日まで上演中、新国立劇場小劇場、クシシュトフ・キェシロフスキ/クシシュトフ・ピェシェヴィチ原作、久山宏
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Topics
「松竹特別歌舞伎」 30日から 獅童親子ら、全国各地へ
2024/6/27 13:09 749文字日本各地のホールで歌舞伎を楽しめる恒例の「松竹特別歌舞伎」(全国公立文化施設協会主催)が30日から始まる。座頭は中村獅童。東京・歌舞伎座「六月大歌舞伎」で初舞台を踏んだ長男の中村陽喜も参加し、親子で歌舞伎の魅力を地方にも届ける。 演目は、「中村獅童のHOWTOかぶき」「橋弁慶」など。「HOWTOか
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Interview
岸井ゆきの 一本はずれた道で表現を 「ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-」出演
2024/6/26 13:10 1461文字松尾スズキ作・演出の伝説の舞台が久しぶりに上演される。「ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-」。ある事件が原因で常人とは違う身体的特徴を持って生まれた少年フクスケを巡り、人間のあらゆる情念が、東京・新宿の歌舞伎町に渦巻く。タイトルロールに抜てきされたのは、映画「ケイコ 目を澄ませて」(2022年)を
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Topics
43年ぶり「裏表太閤記」上演 幸四郎・染五郎親子が共演
2024/6/26 13:10 769文字松本幸四郎と市川染五郎の親子が東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」(7月1~24日)夜の部の「裏表太閤記」に出演する。二世市川猿翁(当時・三代目市川猿之助)が手がけ1981年に東京・明治座で昼夜通しで上演されて以来、43年ぶりの再演。「スケールとエネルギー、熱量を受け継いで、今の時代に上演できる作品にし
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コンサートからの問い
飯塚から生まれる音=梅津時比古
2024/6/26 13:10 1100文字福岡県飯塚市で行われた第43回飯塚新人音楽コンクール(ピアノと声楽の2部門、飯塚文化連盟など主催)は、現在のコンクール状況への問いに満ちていた。 予選、本選ともに課題曲は無い。通常、ピアノの場合、予選は課題にバッハ、ショパンが並び、本選は古典派、ロマン派から選択する場合が多い。だが、2日に飯塚コス
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「無伴奏の世界」3回目はコントラバスの幣隆太朗
2024/6/26 13:10 294文字独SWR交響楽団(旧シュツットガルト放送交響楽団)のコントラバス奏者、幣隆太朗が7月6日に東京・上野の東京文化会館小ホールで無伴奏のリサイタルを開く。 2022年に始まったシリーズ「無伴奏の世界」の3回目。新型コロナウイルス禍では舞台上の共演者間に一定の距離を保つ必要があったことから、各楽器の演奏
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時代を見る目
生活保護の違法・不適切運用 自治体「扶養優先」を曲解=稲葉剛・立教大学大学院客員教授
2024/6/25 13:10 3818文字「水は使えたんですけども、ガス、電気が止まって大変でした」「温かいものを口にすることができなかったのが一番つらかったです。ある時は、食パンを1斤買って、それを朝昼晩、お水と一緒に食事をするようなこともありました。水だけのときもありました」 奈良県生駒市で生活保護を打ち切られ、その後、2度にわたる再
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英月の極楽シネマ
骨を掘る男 先人たちを「訪らう」
2024/6/24 13:04 735文字沖縄戦の戦没者の遺骨を40年以上にわたり収集し続けてきた具志堅隆松さんを、自身も沖縄戦で大叔母を亡くした奥間勝也監督が追ったドキュメンタリー映画です。地中から出てくる骨や歯、かんざしなどの遺品から、まるで声を聞くようにして、亡き人の年齢、性別、最期の様子を推察して言葉にしていく具志堅さん。彼に同行
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