特集
阪神大震災
1995年1月17日に発生した阪神大震災。戦後初の大都市直下型地震が残した教訓・課題は今――。
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石綿被害救済「国の責務」 神戸大 被害者の同僚ら講演 震災30年 /兵庫
2024/6/25 05:06 -
1月24日から光の10日間 来年ルミナリエ、会場分散踏襲 震災30年 /兵庫
2024/6/25 05:06 -
阪神大震災
「民間参加、国民の文化に」 30年を前に教訓継承シンポ 神戸 /兵庫
2024/6/17 05:08 -
阪神大震災
石綿被害「今後増加」4割 30年を前に、県医療関係者が調査 /兵庫
2024/6/14 05:05 -
「ぼくは地震の日にうまれました」 1・17語り継ぐ、絵本原画展
2024/6/11 16:00 -
阪神大震災
命のバトン、絵本で伝える 「地震の日」誕生 原画完成 あすから神戸で展示 出版目指しCFへ /兵庫
2024/6/11 05:04 -
神戸ルミナリエ、12月→1月に変更したら「好評」 結果報告
2024/6/7 16:29 -
阪神大震災
「生きた証し」今年も満開 息子夫婦犠牲 神戸で両親植樹の桜 /兵庫
2024/5/2 05:04
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連載
新着記事
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石綿被害救済「国の責務」 神戸大 被害者の同僚ら講演 震災30年 /兵庫
2024/6/25 05:06 402文字2025年1月で阪神大震災発生から30年になるのを前に、倒壊建物の解体などで飛散したアスベスト(石綿)の健康被害を語り継ごうと、亡くなった被害者の同僚らが23日、神戸大で講演した。石綿の危険性は当時知らされておらず、講演者は被害を巡り「求めるのは救済。国の責務」と訴えた。 明石市職員、島谷和則さん
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1月24日から光の10日間 来年ルミナリエ、会場分散踏襲 震災30年 /兵庫
2024/6/25 05:06 709文字阪神大震災(1995年)の犠牲者の追悼と復興を願う光の祭典「神戸ルミナリエ」について、震災から30年を迎える2025年の日程が1月24日からの10日間に正式に決まった。神戸市などでつくる組織委員会は、震災30年以降を見据えた持続可能な開催方法を模索した前回の29回目を踏襲し、会場を分散化して回遊性
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阪神大震災
「民間参加、国民の文化に」 30年を前に教訓継承シンポ 神戸 /兵庫
2024/6/17 05:08 483文字阪神大震災から2025年1月17日で30年となるのを前に、震災の経験や教訓の継承をテーマにしたシンポジウムが14日、神戸市で開かれた。県や市などが実施する震災30年事業の「キックオフ」と位置付け、専門家らが災害支援や防災教育の在り方について講演した。 出席した斎藤元彦知事は「教訓を次世代につなげ、
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阪神大震災
石綿被害「今後増加」4割 30年を前に、県医療関係者が調査 /兵庫
2024/6/14 05:05 566文字2025年1月で発生から30年となる阪神大震災で、がれき処理などの際に飛散したアスベスト(石綿)の健康被害が後に判明した問題について、県保険医協会が県内の医療関係者にアンケートした結果、約4割が「被害者が今後増加する」と考えていることが分かった。協会が12日、記者会見で明らかにした。 吸引した石綿
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「ぼくは地震の日にうまれました」 1・17語り継ぐ、絵本原画展
2024/6/11 16:00 1019文字「ぼくは地震の日にうまれました。みんなに助けられてうまれました」――。阪神大震災が起きた1995年1月17日、家族の愛情と多くの人の支えで誕生した一人の男性をモデルにした「1・17を語り継ぐ絵本」の原画が完成した。震災30年の節目の出版を目指しており、原画が6月12日から16日まで神戸市灘区の原田
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阪神大震災
命のバトン、絵本で伝える 「地震の日」誕生 原画完成 あすから神戸で展示 出版目指しCFへ /兵庫
2024/6/11 05:04 1026文字「ぼくは地震の日にうまれました。みんなに助けられてうまれました」――。阪神大震災が起きた1995年1月17日、家族の愛情と多くの人の支えで誕生した一人の男性をモデルにした「1・17を語り継ぐ絵本」の原画が完成した。震災30年の節目の出版を目指しており、原画が6月12日から16日まで神戸市灘区の原田
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神戸ルミナリエ、12月→1月に変更したら「好評」 結果報告
2024/6/7 16:29 537文字阪神大震災(1995年)の犠牲者を追悼する光の祭典「神戸ルミナリエ」について、神戸市などでつくる組織委員会内の検証チームは7日、開催時期を12月から1月に変更した試みが好評だったとする報告書を明らかにした。 29回目だった2024年のルミナリエは、開催を震災発生当日の1月17日に近づけ、鎮魂の意味
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阪神大震災
「生きた証し」今年も満開 息子夫婦犠牲 神戸で両親植樹の桜 /兵庫
2024/5/2 05:04 820文字1995年の阪神大震災で亡くなった息子夫婦の「生きた証し」にと両親が神戸市灘区の石屋川公園に植えた5本の桜が今春も咲き誇った。交流のある他の遺族らと毎年花見をしてきたが今年は両親の姿はなかった。父足立悦夫さんは昨年6月に91歳で死去し、母朝子さん(88)は病気でリハビリ中のため欠席。参加者は朝子さ
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来年、阪神大震災30年 今も続く葛藤描く 神戸で映画撮影 /兵庫
2024/4/22 05:06 693文字阪神大震災から30年の節目となる来年1月の公開が予定されている映画「港に灯(ひ)がともる」の撮影が、3月下旬から神戸市内で始まっている。「心の復興」をテーマに、震災1カ月後に生まれた在日韓国人3世の主人公が、葛藤を抱えながらも成長する姿を描く。映画の撮影現場をのぞいた。 主人公の灯(あかり)役を演
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阪神大震災
教育複合ビルが10月に完成延期 新長田再開発事業 /兵庫
2024/4/21 05:05 314文字建設中の神戸市長田区の教育複合ビル「新長田キャンパスプラザ(仮称)」について、県は完成時期を6月から10月31日に延期すると発表した。同ビルに移転する県立総合衛生学院の授業開始も9月から2025年4月へ変更する。 県医務課によると、全国的に発生した電線ケーブルの不足と、能登半島地震の影響で必要な資
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神戸市、全国初の帰宅困難者誘導システム開発 大規模災害に備え
2024/4/18 14:21 946文字神戸市は、地震など大規模災害時に市街地であふれる「帰宅困難者」をスマートフォンで誘導するための支援システムを開発した。現在地や要援護の希望に応じて、受け入れ先のホテルや公共施設を予約できる。市によると、防災・減災に向けて最先端技術を活用するDX(デジタルトランスフォーメーション)化が推進される中、
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「前向きな気持ち持って」 離れた被災地へ思い巡らす「かえりびな」
2024/4/15 10:06 1283文字約1300個もの色とりどりのひな人形がずらりと並んでいる。西村悌子(ていこ)さん(80)が展示する「かえりびな」だ。ギャラリーを満たすのは阪神大震災や東日本大震災などの被災地に向けられた西村さんの慈しみだ。生まれ育った滋賀県守山市からは離れているが、西村さんは寄り添うように悲しみが刻まれた地を思い
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阪神大震災
神戸から癒やしの映画を 発生翌月誕生の女性描く /兵庫
2024/3/25 05:05 402文字1995年の阪神大震災発生から30年となる2025年1月に公開予定で、震災翌月に生まれた女性の人生を描いた映画「港に灯(ひ)がともる」の撮影が始まり、神戸市で22日、出演俳優や監督が報道陣の取材に応じた。 災害や戦争で苦しむ人々の心を癒やす内容を目指すとし、安達もじり監督は「神戸に生きる人を描くこ
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元幕内・照強が引退 阪神大震災当日に淡路島で生まれる
2024/3/18 16:48 407文字日本相撲協会は18日、元幕内の照強(29)=本名・福岡翔輝、兵庫県出身、伊勢ケ浜部屋=の引退届を受理したと発表した。西幕下36枚目で迎えた春場所は休場していた。 照強は阪神大震災当日の1995年1月17日に淡路島で生まれた。2010年春場所で初土俵を踏み、小柄ながら馬力を生かした取り口で17年初場
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「生」への思い、次世代に 阪神大震災の追悼オブジェを紙芝居化
2024/3/7 10:54 1353文字1995年の阪神大震災の犠牲者を悼むため、20年近く兵庫県宝塚市の武庫川で繰り返し再生される「生(せい)」の文字の石積みオブジェの由来を伝える紙芝居を、映像作家の大野心平さん(24)=同市=が東日本大震災13年の前日の10日、市内であるシンポジウムで披露する。シンポは、災害の記憶の継承がテーマ。紙
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阪神大震災
「生」のオブジェ、紙芝居に 映像作家 大野心平さんが10日、宝塚で披露 /兵庫
2024/3/7 05:08 1358文字1995年の阪神大震災の犠牲者を悼むため、20年近く宝塚市の武庫川で繰り返し再生される「生(せい)」の文字の石積みオブジェの由来を伝える紙芝居を、映像作家の大野心平さん(24)=同市=が東日本大震災13年の前日の10日、市内であるシンポジウムで披露する。シンポは、災害の記憶の継承がテーマ。紙芝居の
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阪神大震災
記憶継承へ研究集約 30年見据え神戸大が事業発足 式典企画・資料の活用模索 /兵庫
2024/2/10 05:04 705文字阪神大震災から2025年1月で30年の節目を迎えるのを見据え、神戸大(神戸市灘区)は「阪神・淡路大震災30年事業委員会」を発足させた。防災や復興に関する研究結果などを集約し、記憶の継承に生かす。【山本康介】 学生と教職員計47人が犠牲になった神戸大は、震災を機に学生らがボランティア団体「学生震災救
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阪神大震災
阪神大震災継承へ「想像、共感を」 27日・世田谷で集い /東京
2024/1/23 02:00 399文字1995年に発生した阪神大震災の記憶を語り継ぎ、復興に学ぶ集い「神戸をわすれない」が27日午後6時から、世田谷区宮坂1の宮坂区民センターで開かれる。地震発生から間もない時期に、神戸市長田区の人たちに密着した記録映像「鷹取からのビデオレター」を上映する。 集いは、世田谷区の翻訳家、星野弥生さん(75
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犬が西向きゃ
足湯ボランティア=高尾具成
2024/1/22 13:17 916文字阪神大震災後の被災地・神戸で、被災者への支援活動として生まれ、その後、東日本大震災など各被災地で広く提供されてきた「足湯ボランティア」が、能登半島地震の被災者に喜ばれている。 たらいに張った湯に足を浸してもらい、手をさすりながら一対一で話を聞く。血行が良くなり、体が温まることで緊張もほぐれ、被災者
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阪神大震災
日ごろの備えが大事 植田さん、体験次世代へ 新温泉・美方署 /兵庫
2024/1/20 05:05 925文字29年前の阪神大震災の教訓を次世代の警察官に伝える講話が新温泉町の美方署であった。当時、全壊した兵庫署(神戸市兵庫区)の署員だった美方署地域課係長の植田義人さん(59)は、署員約30人に「災害はいつ起こるか分からない。どう動けばいいのか、シミュレーションすることが備えになる」と呼び掛けた。【浜本年
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