都市対抗野球2023

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「今、頑張っているのは漢字」ヤマハ・ナテル、来日17年目の生き方

　ブラジルから日本の野球界に飛び込んで17年。今季からコーチを兼任するヤマハのフェリペ・ナテル投手（34）が、今夏の都市対抗野球大会で救援に先発にと大車輪の働きを見せた。だが、大一番の決勝はベンチ外。この決断に、生き方と覚悟が表れていた。　「決勝は若い投手が必ずやってくれる。思い切って投げてほしい」

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都市対抗開幕日に右肩手術　日本製鉄鹿島・飯田晴海、再起の誓い

　第94回都市対抗野球大会が東京ドームで開幕した7月14日。2年連続出場の鹿嶋市・日本製鉄鹿島の投手陣をけん引してきた飯田晴海投手（27）は、東京都内の病院にいた。　以前から痛めていた右肩にメスを入れたのだ。全身麻酔で約2時間の手術を無事に終えると、3日後には退院。18日の浜松市・ヤマハとの1回戦は

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東京ドームで輝いた若獅子たち　予選不振からの本塁打はなぜ…

　予選不振も何のその。初の東京ドームで輝いた若獅子たちの成長には、目を見張るものがあった。　豊田市・トヨタ自動車の優勝で幕を閉じた社会人野球の第94回都市対抗野球大会。新人賞に当たる「若獅子賞」に選ばれた3選手の情報を改めて確かめると、公式ガイドブックの「若獅子賞」候補を紹介するページに名前はない。

第９４回都市対抗野球

ヤマハ準V報告　浜松市長「元気もらった」　職員、市民も祝福　／静岡

　社会人野球の最高峰「第94回都市対抗野球大会」（毎日新聞社、日本野球連盟主催）で準優勝したヤマハ（浜松市）の報告会が1日、市役所で開かれた。1990年以来33年ぶりの優勝にあと一歩のところまで迫った選手とスタッフを1階ロビーに集まった市職員や市民が祝福した。チームは2日には川勝平太知事を県庁に訪ね

第９４回都市対抗野球

豊田市民が選手ら祝福　優勝パレード　／愛知

　第94回都市対抗野球大会で7年ぶり2度目の優勝を果たしたトヨタ自動車（愛知県豊田市）の選手らは29日、同市の名鉄豊田市駅前で優勝パレードを行い、市民から祝福を受けた。　パレードは地元で開かれた「豊田おいでんまつり」に合わせて企画された。選手たちは黒獅子旗（優勝旗）を持った逢沢崚介副主将（26）を先

トヨタ黄金期

／下　「全員が主将」掲げ　選手自ら試合動かす　ノーサインで盗塁　／愛知

　24日にあったJR東日本（東京都）との準決勝。トヨタ自動車1点リードの七回裏、チームは2死二塁のピンチを迎えていた。　この回から抑えの松本健吾（24）がマウンドに上がった。打席にはNTT東日本からの補強選手で好打者の向山基生（27）。2球連続でボールが続くと、ベンチから藤原航平監督（43）が出てき

トヨタ黄金期

／中　つなぐ野球と鉄壁な守備　真骨頂発揮し20得点　失策ゼロ、準決勝で明暗　／愛知

　「自分たちの野球ができている」　トヨタ自動車は準決勝でJR東日本（東京都）を3―1で降し、決勝進出を決めた。この日4打数2安打1打点と活躍した内野手、樺沢健（33）は試合後、満足げに語った。　ホームランが出やすいとされる東京ドームで、トヨタ打線が放った本塁打は決勝までの5試合で1本。これに対し、総

第９４回都市対抗野球

トヨタ　黒獅子旗を披露　「3連覇目指す」　毎日新聞中部本社来訪　／愛知

　第94回都市対抗野球大会（毎日新聞社など主催）で7年ぶり2回目の優勝を果たしたトヨタ自動車（豊田市）の安部隆信部長や藤原航平監督らが28日、名古屋市中村区の毎日新聞中部本社を訪れ、黒獅子旗（優勝旗）を披露した。　藤原監督は「皆がそれぞれの課題に取り組みクリアしていった。東海2次予選の途中から（チー

第９４回都市対抗野球

来年こそ黒獅子旗を　浜松市長、ヤマハに期待　市役所に準優勝祝う懸垂幕　／静岡

　社会人野球の最高峰「第94回都市対抗野球大会」（毎日新聞社、日本野球連盟主催）で準優勝したヤマハ（浜松市）について、中野祐介市長は28日、定例記者会見で「ぜひとも来年こそ（優勝旗の）黒獅子旗を浜松に持って帰ってもらえるように引き続き応援したい」と期待した。　東京ドームでヤマハの試合を3試合応援した

第９４回都市対抗野球

「全員が力を出した」　トヨタ本社で優勝報告　／愛知

　第94回都市対抗野球大会で7年ぶり2度目の優勝を果たしたトヨタ自動車（愛知県豊田市）は27日、同市トヨタ町の本社で優勝報告した。選手らは社員約200人に快挙達成を伝え、一層の飛躍を誓った。　本社の本館大ホールであった優勝報告会では、黒獅子旗（優勝旗）を持った逢沢崚介副主将（26）を先頭に入場。藤原

トヨタ黄金期

／上　「絶対的エース」嘉陽宗一郎（27）　フォーム改造し躍進　第2の佐竹「僕がなる」　／愛知

　第94回都市対抗野球大会はトヨタ自動車（愛知県豊田市）が安定した戦いぶりを見せ、2016年以来、7年ぶり2度目の優勝に輝いた。昨年秋の日本選手権に続く2大大会の秋夏連覇。「黄金期」に入った常勝トヨタの強さの秘密を探った。【黒詰拓也】　25日の決勝でヤマハ（浜松市）を4―2で降し、歓喜の輪を作るトヨ

トヨタ自動車、都市対抗優勝の「ごほうび」はアメリカ強化合宿

　優勝のごほうびはアメリカ合宿――。第94回都市対抗野球大会で優勝したトヨタ自動車（愛知県豊田市）に対し、同社の豊田章男会長と佐藤恒治社長から、アメリカでの強化合宿がプレゼントされる。　同社の広報担当者が27日、明らかにした。アメリカ合宿はチームの選手やスタッフが希望。具体的な時期や行き先は未定とい

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プロ注目、エリート育ちの逆境スラッガー　もがき苦しんだ慶応大時代

　野球人なら誰もがうらやむ道を歩んできた。大阪・履正社高ではセンバツで準優勝し、東京六大学の名門・慶応大に進学した。そこで華々しく活躍し、プロへ――。そう思い描いていたが、人生はそううまくいかない。もがき苦しみ、歯を食いしばってきた。　日本新薬のプロ注目打者・若林将平選手（23）。今季、プロ野球ドラ

第９４回都市対抗野球

ヤマハ準優勝報告会　最後の「1勝」来年に　社員ら健闘たたえ拍手　／静岡

　社会人野球の最高峰「第94回都市対抗野球大会」（毎日新聞社、日本野球連盟主催）で準優勝したヤマハ（浜松市）の報告会が26日、中区の本社であった。室田信正監督は「試合に出られない選手も大きい声で声援を送っている姿を見た。選手、スタッフ全員で戦うことができ、貴重な財産になった」と笑顔を見せ、中田卓也社

東海勢上位進出の今大会、躍進支えた“補強”　都市対抗野球

　第94回都市対抗野球大会（毎日新聞社、日本野球連盟主催）は25日の決勝で、昨秋の日本選手権王者の愛知県豊田市・トヨタ自動車が静岡県浜松市・ヤマハとの東海勢対決を制し、7年ぶり2回目の優勝を果たして閉幕した。高い投手力と堅守、勝負強さで圧倒的な力を見せた豊田市が、東海勢の躍進をけん引した。　豊田市を

都市対抗野球、ヤマハが準V報告　「優勝は来年に」社長ねぎらい

　社会人野球の最高峰「第94回都市対抗野球大会」（毎日新聞社、日本野球連盟主催）で準優勝したヤマハ（浜松市）の報告会が26日、中区の本社であった。室田信正監督は「試合に出られない選手も大きい声で声援を送っている姿を見た。選手、スタッフ全員で戦うことができ、貴重な財産になった」と笑顔を見せ、中田卓也社

トヨタ主将「自分もびっくり」　流し打ちの名手が一発　都市対抗

　◇第94回都市対抗野球大会（25日・東京ドーム）　◇○豊田市・トヨタ自動車4―2浜松市・ヤマハ●　表彰式で優勝チームに贈られる黒獅子旗を手にした豊田市・トヨタ自動車の北村祥治は、うっすらと笑みを浮かべた。　決勝で先制2ランを放った主将は、その一打が評価されて打撃賞を獲得。実は、決勝当日の午前練習で

第９４回都市対抗野球

トヨタV　常勝の誉れ　7年ぶりの歓喜　／愛知

　第94回都市対抗野球大会最終日の25日、東海地区第1代表のトヨタ自動車（豊田市）が決勝で同第2代表のヤマハ（浜松市）を4―2で降し、7年ぶり2度目の優勝を果たした。一回に先制すると、その後も追加点を重ね、投手陣の継投でリードを守り切った。愛知県勢の優勝は2004年の王子製紙（春日井市）を含め3回目

第９４回都市対抗野球

ヤマハ　感動の景色　最後まで声援後押し　／静岡

　社会人野球の頂点を競う第94回都市対抗野球大会決勝で、県勢のヤマハ（浜松市）は25日、トヨタ自動車（愛知県豊田市）に2－4で敗れた。33年ぶりの優勝こそならなかったが、名門復活を感じさせる快進撃を見せたナインに、大観衆から惜しみない拍手が送られた。【皆川真仁、藤倉聡子】　昨秋の日本選手権王者にして