日本航空石川（石川）｜センバツ高校野球2024

センバツ2024　粘る航空石川、あと一歩届かず　競り勝つ星稜、全員野球で8強入り　／石川

　阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で開かれている第96回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高野連主催）は第6日の25日、石川県勢2校が登場。1回戦最後の試合で日本航空石川が常総学院（茨城）と対戦したが、あと1本が出ず0―1で惜敗し、第90回大会（2018年）以来の春1勝はかなわなかった。続いて行われた

センバツ2024　粘る航空石川、あと一歩届かず　競り勝つ星稜　監督・主将の話　／石川

　◇「恩返し」を体現　日本航空石川・中村隆監督　課題だった守備は、山梨のグラウンドでのノックの成果が出た。（スタンドの拍手は）本当に温かく、背中を押された。選手は最後まで諦めず「笑顔・感謝・恩返し」を体現してくれた。　◇明るく試合した　日本航空石川・宝田一慧主将　投手陣の奮闘に攻撃で応えたかった。九

帽子に刻んだ「石川のために」　日本航空石川、見せた粘り　センバツ

　◇センバツ高校野球1回戦（25日・甲子園）　◇○常総学院（茨城）1―0日本航空石川●　八回2死満塁の守り。マウンドに集まった日本航空石川の選手たちは帽子をぬいで裏返し、一呼吸置いた。　それぞれ帽子のつばの裏には「笑顔　感謝　恩返し　石川県のために　共にがんばろう石川」とペンで書いてある。伝令でベン

「監督の力のなさ」　日本航空石川・中村監督の目に光る涙　センバツ

　第96回選抜高校野球大会は25日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦最後の試合があり、元日の能登半島地震で大きな被害を受けた日本航空石川は常総学院（茨城）に0―1で敗れた。試合後の日本航空石川の中村隆監督の主な談話は次の通り。　◇「笑顔、感謝、恩返し」選手が体現　◇日本航空石川・中村隆監督　ロー

泣き崩れ「試合ができることに感謝」　日本航空石川・福森　センバツ

　第96回選抜高校野球大会は25日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦最後の試合が行われ、昨秋の関東大会4強の常総学院（茨城）が日本航空石川を1―0で破った。常総学院は3年ぶりのセンバツ勝利。元日の能登半島地震で大きな被害を受けた日本航空石川は、6年ぶりの初戦突破はならなかった。　石川県輪島市出身

常総学院が3年ぶりセンバツ勝利　日本航空石川、初戦突破ならず

　第96回選抜高校野球大会は25日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦最後の試合があり、昨秋の関東大会4強の常総学院（茨城）が日本航空石川を1―0で破った。常総学院は3年ぶりのセンバツ勝利。　元日の能登半島地震で大きな被害を受けた日本航空石川は、6年ぶりの初戦突破はならなかった。　常総学院は第8日

日本航空石川アルプス席に「ガンバレ能登!!」横断幕　センバツ

　第96回選抜高校野球大会第6日は25日、阪神甲子園球場で日本航空石川―常総学院（茨城）が行われ、日本航空石川の一塁側アルプス席に「ガンバレ能登！！」の横断幕が掲げられた。　日本航空石川は、1月1日の能登半島地震で石川県輪島市の校舎が被災した。一部生徒は系列校の日本航空（山梨県甲斐市）に避難。野球部

阪神園芸「神整備」にSNSで称賛の声　予定通り試合開始　センバツ

　第96回選抜高校野球大会第6日は25日、1回戦の残り1試合が行われ、日本航空石川と常総学院（茨城）が対戦した。前日から降り続く雨の影響が心配されたが、甲子園球場の管理・整備を担う「阪神園芸」のスピーディーかつ丁寧な「神整備」もあり、定刻通りに試合が始まった。　トンボやブラシなどを使った阪神園芸によ

日本航空石川の被災球児　父から譲り受けたグラブで挑むセンバツ

　第96回選抜高校野球大会に出場している日本航空石川が、1回戦で常総学院（茨城）と対戦する。石川県七尾市出身で、元日の能登半島地震で被災して避難所生活も経験した日本航空石川・福森誠也投手（3年）は背番号「19」でベンチ入りする。左手にはめられているのは、特別な思いがこもったグラブだ。　◇「これじゃな

被災体験乗り越え野球と向き合う　石川の高校球児が甲子園見学

　能登半島地震で被災した石川県の13校の高校球児ら178人が23日、第96回選抜高校野球大会が開催されている阪神甲子園球場を訪れ、グラウンドなどを見学した。　この日予定されていた日本航空石川―常総学院（茨城）と、八戸学院光星（青森）―星稜（石川）でアルプス席から石川県勢を応援する予定だったが、雨天順

「野球をしていいのか」日本航空石川・中村監督の葛藤　センバツ

　自分たちだけが野球をやっていいのか――。第96回選抜高校野球大会に出場する日本航空石川の中村隆監督（39）は元日の能登半島地震以来、葛藤してきた。学校がある石川県輪島市は甚大な被害を受け、能登の人たちは今もなお日常を取り戻せていない。神戸市出身で、自身も1995年の阪神大震災の被災者。野球を通じて

「北陸の皆さんに恩返しできた」　日本航空石川の2投手　センバツ

　第96回選抜高校野球大会は25日、1回戦の最後に能登半島地震で被災した日本航空石川（石川県輪島市）が登場。被害の出た富山県氷見市出身の2年生投手の2人が登板し、常総学院（茨城）を相手に一歩も引かない戦いぶりを見せた。先発した左腕の猶明光絆（ゆうめいこうき）投手は八回途中まで1失点、継投した長井孝誠

近江ブラバン、日本航空石川を友情応援へ　両校で合同練習　センバツ

　第96回選抜高校野球大会第6日の23日に登場予定の日本航空石川（石川県輪島市）を、初戦敗退した近江（滋賀県彦根市）の吹奏楽部がアルプス席から友情応援することになり、22日、両校の吹奏楽部員らが合同練習を行った。　能登半島地震で被災した日本航空石川の一部生徒は系列校の日本航空（山梨県甲斐市）に避難。

日本航空石川にエール　「阪神」で被災、京都外大西監督　センバツ

　兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で熱戦が続く、第96回選抜高校野球大会。能登半島地震の被災地から出場する日本航空石川（石川県輪島市）の選手に向けて、静かにエールを送る他校の監督がいる。京都外大西の上羽功晃さん（54）。同校は20日の1回戦で山梨学院に敗れ、甲子園を去ったが「気負いすぎず、目の前の試合に

20年間「能登の希望」　避難所から見守ったセンバツ入場行進

　「輪島育ちには、このチームは『希望』なんですよ。だから、入場行進もスタンドから見守りたかった。でも今は、避難所を守らないといけない」。18日、阪神甲子園球場で開幕したセンバツ。この日、能登半島地震の避難所のテレビで日本航空石川の選手たちが甲子園の黒土を踏む姿を見つめる男性がいた。　石川県輪島市西脇

センバツ カウントダウン

日本航空石川　地震で「目に見えない」応援実感　センバツまで5日

　日本航空石川にとって、秋は悔しさが残る結果だった。北信越大会は4強。優勝した星稜（石川）が明治神宮大会も制したことで、「神宮大会枠」の1枠を加えた3校が北信越地区から出場となり、4年ぶりのセンバツ切符をつかんだ。　第96回選抜高校野球が3月18日に阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で開幕します。開幕を

センバツ2024　日本航空石川に旗授与　皆さんに感謝、頑張る　山梨　／石川

　◇ともに避難中の生徒ら激励　第96回選抜高校野球大会に出場する日本航空石川（石川県輪島市）のセンバツ旗授与式と壮行会が9日、能登半島地震被災後、拠点としている山梨県甲斐市で行われた。同市の系列校にともに避難しているバレーボール部などの生徒ら約80人から激励を受け、選手たちは活躍を誓って甲子園に向か

センバツ2024　組み合わせ決まる　日本航空石川VS常総学院　星稜VS田辺　／石川

　◇第6日第1試合　日本航空石川VS常総学院（茨城）　◇第1日第2試合　星稜VS田辺（和歌山）　◇第2日第2試合　敦賀気比は明豊（大分）と　第96回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高野連主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力）の組み合わせ抽選会が8日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホー

センバツ2024　組み合わせ決まる　日本航空石川VS常総学院　星稜VS田辺　主将の話　／石川

　◇輪島のためにも　日本航空石川・宝田一慧主将　常総学院は投打ともに優れた強豪だが、自分たちの野球をすれば勝てると思う。被災した輪島市民の皆様からも応援の声をいただいているので、輪島のためにも精いっぱい頑張りたい。　◇いい形で試合へ　星稜・芦硲晃太主将　（開幕日まで）短期間だが、もう一段チームの士気

日本航空石川監督「支援への感謝プレーで見せたい」　センバツ

　8日に大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで開かれた、第96回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力）の組み合わせ抽選会。1月の能登半島地震で石川県輪島市の校舎が被災し練習拠点を山梨に移した日本航空石川（4年ぶり3回目）は、大会第6日の23