沖田の死後に佐渡が第1艦橋に入るカットは、ヤマト1974の第26話と劇場版宇宙戦艦ヤマトの双方に存在します。
従来、この2つは同じものだと思っていました。
最後に藪がいるカットや、森雪のコスチュームがネグリジェではなく隊員服になっているカットが新作であることは分かっていましたが、佐渡先生のカットは特に新作になる理由がないと思い込んでいました。
しかし、宇宙戦艦ヤマト4Kリマスターの4Kブルーレイの特別版の特典のAR台本に、新作カットが明示的に示されていました。
実は、この映画の最後の方は一部の例外を除きほとんど新作カットです。コスモクリーナーDも寝ている沖田も森雪も古代も佐渡も全部新規です。
宇宙戦艦ヤマト4Kを劇場で見ていて、沖田の寝ているベッドを直していた森雪のカットを見て「おや?」と思った違和感は正解でした。この映画、最近は全編通してちゃんと見てなかったんですね。だから今頃気付くわけです。
そのような状況の必然として、沖田の死後に佐渡が第1艦橋に入るカットも新作です。
実はTVシリーズと劇場版では内容が違います。
- TVシリーズ最終回 蘇った森雪に驚いている
- 劇場版 沖田が死んだことを伝えようとするがみんな喜んでいるのでそれをやめる
佐渡が第1艦橋に入ると言う行動は同じですが、演技がまるで違います。
教訓 §
劇場版宇宙戦艦ヤマト、実は作画と台詞に修正点が大量にあります。
たんなる再編集ではありません。