「なんだその『けどね』って。おまえはウラシマンか」
「いや本当に『けどね』なの」
「どういうことだよ」
「エンディングが終わっても自キャラが操作できてゲームが続くというドラクエ9方式」
「えー。スクエニの真似かよ」
「いや、ドラクエ9も開発はレベル5なので、ドラクエ9を作った会社のタイトルだから。他社製品を真似した感じとも違う」
「ひ~。複雑怪奇だ」
「終了時の状況は以下の通り」
- クリア後のタイム 26:58
- L23 たつじん 裁縫師
「プレイタイムが割と短いね」
「それもドラクエ9に似ている。あれもメインのストーリーは割と短い」
「なるほど」
「しかし、空島とか空を飛ぶ船とか、ワンピースの空島編に似た話の流れになる。月と言うと、当たり障りがあるからわざわざマーズと言い換えているような感じだな」
「ひぇ~」
「だから、ゲームとしての出来が凄くいい。けど、メインのストーリーはドラクエ9とワンピース空島編を足して2で割ったような話だと感じた」
「ひぇ~」
「ただ、メインのストーリーは実はどうでも良くて、全ての職業で頂点を目指す育成ゲームだと思えばこれで良いのかも知れない」
「いいのかよ」
感想 §
「デモムービーの最初に出てくる少年が実は重要な立場で終盤に登場するのはいいね。他に序盤のムービーの意味不明の描写も、終盤になってからまた見ると全部意味が分かるのも面白い。伏線の貼り方は非常に正しい。夜になると対話している誰かと誰かも最終的に正体が分かるし」
「ゲームとしては良いのか」
「裁縫師としてやっていて分かったが、作成の手間が面倒になったあたりで、まとめ作成、オート作成が可能になり、ワーキングハイによる高速作成が可能になって、かなり手間が減る。ところが、ワーキングハイでも対処できないアイテムが出てきて愕然とする。そういう意味でもプレイ感にメリハリがあって、良く出来ている」
アイドルのアイちゃん §
「すれ違い通信では4人が来ているが、実は全員が傭兵か王宮剣士。生産系の職業についている人がまるで来ない。裁縫師のこっちが驚くばかりだ」
「それで?」
「これなら自キャラのアイちゃんがアイドルになれる。私のアイドル活動、アイカツ、始まるよ!」
「いいのかよ、それで」
「裁縫師だから可愛い服はほんの実費で作り放題」
「ひ~」
「と言いたいが、実はスキルの関係でまだ作れないアイテムもあるので悩ましい」
「ぎゃふん」
「男から人気が出ても嬉しくないが、こちらがメイクしたキャラを可愛いと思ってもらえるのは悪くないかも知れない」
感想2 §
「ユエリアは可愛いな。外見も性格も」
「おいおい」
「オープニングムービーだと、美味しいものをたべて思わず周囲のものを浮遊させてしまう魔法使いかが可愛いが」
「キャラは可愛いということだね」
「ただ、まだやり方が分からない依頼がいくつかあって、悩ましい。ランニングフラワーはどこにあるのかもまだ分かっていない等々だな」
「どうするんだよ」
「ゆっくり解決していくさ」
「どこまでやる気?」
「ゴールはまだ決めていない」