さて。
ふと気付いたことがあります。
ACE COMBAT 1の直後にACE COMBAT Xiをやるのは、実はあまり違和感がありません。(少なくとも今のところは)
- 敵の数も少なくミッションも割とシンプルである
- 特殊兵装も兵装選択の概念もなく、通常のミサイルと機銃だけで戦うが、さほど問題ではない
- 最後の敵が巨人機である
- 高度を見失って落ちやすい
そういう意味で、どちらかといえば先祖返り的な感覚もあります。
最も古い最初のACE COMBATと、最も新しいACE COMBATが似ているのは興味深い先祖返りです。
とはいえ、「高度を見失って落ちやすい」理由は同じではありません。ACE COMBAT 1で落ちやすい理由は単に画面表示から高度を把握しにくい表示の問題ですが、ACE COMBAT Xiは思い通りに操作できない操作の問題が大きい感じです。
ですから、ACE COMBAT 1では高度計さえ見ていれば超低空での急旋回も問題ありません。実はデジタル操作しかできないことも問題ではありません。むしろ、正確な90度ロールを維持するにはその方がいいぐらいです。一方で、ACE COMBAT Xiは正確なロールを決めることにすら難儀します。この差はある意味で決定的です。
その結果として、ACE COMBAT Xiは低高度が不得手だと言えますが、1.1.0の追加3ミッションのうち2つまでが高度制限ありというのは、ある意味で矛盾しています。一方で、ACE COMBAT 1の方は「計器飛行」という技さえ会得すれば低高度も恐くありません。