Windows Vista付属のゲーム"Mahjong Titans"(上海)には勝敗を記録する機能があり、過去の戦績としてゲーム回数、勝ち回数、勝率が表示されます。
ここで問題は、途中までプレイして保存しないで終了した場合、プレイヤー本人には負けたという自覚がないのに、負けにカウントされてしまうことです。
しかし、負けにカウントさせずに終了させる方法があることに気づきました。このテクニックを使うと、解けないゲームに出会っても勝率100%を維持することも可能です。
(Windows Vista Business SP無しの「亀」で確認。以下の2つのやり方に関してはWindows Vista Ultimate SP1でも確認)
やり方 §
- やり方その1・Ctrlキーを押しながら何回もZキーを押し、ゲームを開始時点の状態(新ゲーム開始直後またはロード直後)に戻してから終了させる
- やり方その2・あとで続きをやる意志がなくとも、終了時に「保存する」を選ぶ
勝敗カウントの詳細 §
調査した詳細を以下にまとめます。
- プレイ中のゲーム終了時、保存しないを選ぶと負けがカウントされる。保存すると負けはカウントされない
- 一手も消さないで終了する場合は負けにカウントされない。終了時に保存するかも質問されない
- 既に消している場合でも、Undoを使って初期状態まで戻せば上の条件が成立する
- つまり、「こりゃできそうにない」と思った場合、Ctrl+Zを何回も押して最初に戻してから終了すれば負け数は増えない
- 保存して再ロードするとUndo情報は継承されないので、それ以前の状態には戻れない。しかし、ロードした瞬間の状態から一手も消さないで終了すれば負けにカウントされない
- 保存データを上書きしても負けはカウントされない
- 一手もプレイしない状態でデータを保存することはできない
感想 §
意外なところで攻略性がありました。まさかゲームの勝敗ではなく、カウントを制御する方法があったとは。
ちなみに無限Undo可能なので、解けるまでチャレンジを続けることも不可能ではありません。(セーブ、ロードを挟まなければ)